2020年01月12日

フランス GIGNなどが FN SCAR-SC を採用!



先日のことですが、フランス軍が試験的に部隊に配置していたHK417ではなく、SCAR-Hを採用したとの情報がありました、某フランスの外人部隊の方もSNS上で『部隊のHK417は正式採用されると思っていた』と言っておられました。
『現場ではHK417に何か問題でも?』と知り合いでもない自分の質問に『特に不満などありませんよ』と返答していただいたので、現場のフランス軍の方々がビックリしていたようです。

すでにHK416Fが配備されているのでホントにビックリな情報ですが、ここに来てさらに FN SCAR-SCをGIGNなどが採用したとの情報が入りました!情報源はこちらから


自分は採用された先の部隊の事やら、その裏事情など全然わからないので、SCAR-SCの事でも見ていきましょう・

以下FNの広報やその他の画像です。










SCAR-SC







昔、ファーストがSCAR-Lのアッパーレシーバーをぶった切ったPDW仕様なるものを販売していましたが、本家の物はもう少し複雑にカットされていてガスブロックがアッパーフレームに入り込んでいます。



そしてチャージングハンドルは光学機器の邪魔にならないようにでしょうか、斜め下を向いております最近の傾向ですね。
さらにこのチャージングハンドル、SCAR-L/Hでは射撃時にボルトと一緒に動いているのですが、SCAR-SCでは別々になっているそうで、射撃しても動かないそうです。



ストックも色んな種類があって、同じスライドストックでもストックパッドの厚い物・薄い物、バイザーストック用、そして標準タイプの物にフォールディングタイプとフォールディングしないがスライドはするタイプ等様々です。








ちなみにこのSCAR-HCのトイガンをフランスのCYBERGUNがプロトタイプを展示していたのでその内発売されると思います。
ハイパー道楽様 IWA 2019に掲載








先日販売を開始したSCAR-H MK20ストックを制作した時にこのSCAR-SCも見ていたので気になっていた存在です。


また、現在SCAR系の新たなオプションも計画していますので、近々お伝えいたします。(^^;)
  


Posted by 裸の男爵  at 19:04Comments(0)FN SCAR

2020年01月11日

英軍 GPMG L7A2 




以下Wikipediaより

◎FNハースタル社のFN MAGをロイヤル・スモール・アームズ・ファクトリーがライセンス生産し、イギリス軍向けに改修設計した機関銃である。主にイギリス陸軍・イギリス海軍で使用されている。また、SAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)・SBS(イギリス海軍特殊舟艇部隊)でも使用されている。

モデル60-20 T3がL7A1 GPMG(General Purpose Machine Gun)としてイギリス陸軍に採用されたが、各所を改良したT6が開発され、現在ではL7A2 GPMGの制式名称でL7A1に代わって配備されている。ただし、兵士からは制式名称よりも「お巡りさん」を意味するギンピー(Gimpy)と親しみを込めて呼ばれている。

H&K社がL7A2の近代化改修を受注した。今回の改修は、以前H&KがL85の改修作業を請け負ったことがきっかけである。近代化改修されたL7A2がDSEi2009で公開された。改修内容は以下のとおり。

・軽量化のため、バレルにフルートを入れ、レシーバーをチタニウムで製作した(これは、アメリカのM240機関銃が先に行っている)。
・レシーバー上部にピカティニー・レールを装備した。





H&K社がL7A2の近代化改修を受注した

はい、H&KはL85の改修だけでなくL7GPMGの改修も行っているのですね~

一部の知ったかぶり男が『イギリス軍はH&Kに泣きついてL85を改修した~』
なんていまだに嬉しそうに言っていますが、じゃぁL7GPMG(FN MAG)もH&Kに泣きついたんでしょうか~教えてくださ~い










はい、愚痴はこれぐらいにして・・・・・・



実は今回冬のショットショーに来て下さった方からS&TのM240のキャリングハンドルとチャージングハンドルを作って欲しいとの御依頼を頂きました!

早速違いを見て見ましょう

米軍のM240B









英軍のL7A2






英軍のキャリングハンドルは三角コーンで、チャージングハンドルは先の方が丸くなっています。




キャリングハンドル

早速図面にしてみました。


チャージングハンドル





早速、御依頼主様に確認していつもの様にDMM.mekeさんで造形していただきました。






これを表面処理と塗装して完成です。


送っていただいたS&Tのパーツに取り付け確認しています。


M240Bの物と比較してみます。









取り付けた画像も送っていただきました。





こちらの物はフラッシュハイダーを自作されており、どこから見てもL7A2です!カッコいい!



こちらのキャリングハンドルとチャージングハンドルも御依頼主様から許可をいただいておりますので、販売が可能です。
ご興味のある方はこのブログのオーナーへメッセージからお問い合わせください。


















  


Posted by 裸の男爵  at 00:40Comments(0)L7A2 GPMG

2020年01月08日

MR308ロングハンドガード

制作したのはかなり前の話なのですが、自分の記事一覧をみてどこにもHITせず、ちゃんとした記事を書いていない事に今更気が付きましたので、焦って書いてみます( ̄▽ ̄;)


(画像は拾い物です、たしかシカゴレジメンタスさん・・・)



ここからは当時の事を思い出しながら記事にしていきます。

少し前にご紹介しましたHK417軽量ハンドガード改めMR308A3ハンドガードは短いショート仕様のハンドガードだったのですが、自分はロングタイプのハンドガードの方が好みでして、上の画像を見た時にすぐに気に入ってしまいました(;^ω^)


以下MR308の画像を見ていきます。













うーん、ロングサイズのハンドガードってなんてセクシーなんでしょう・・・・
このKeyMODによく間違えられるけど実はHkeyスロットってところもセクシー・・・・・・・(ただのヘンタイ・・・)

すでにショートのハンドガードは図面に作ってるし、これを延長すればロングサイズの出来上がりー!








(。´・ω・)ん?

あれ?・・・・・・・・・・・・
なんだか変な形の所がある・・・・・・・



ナンジャこの大きな切り欠きはー!(◎_◎;)

うーんどうやらガスブロックの切り替えの為の穴のようですが、大きい・・・・・・

通常3Dプリントはコスト的にもナイロン樹脂が一般的なのですが、完成後の冷却による熱収縮によって僅かに縮んでしまい曲がってしまう事が少なからずあります。素材を変えて出力すればいいのですが、コストの上昇と何よりこのサイズの大きなハンドガードは今のところナイロン樹脂でしか造形できない・・・・・。

しかしどうしてもロングサイズのハンドガードを作りたいので図面にしてみました。




細かい所まで確認して、今まで想像でしか書けなかったHkeyスロットもHK416A7用のレプリカハンドガードが出ていたので、そこから採寸できたし、(L85A3もHkeyスロットなので当然修正済み)あとはDMM.mekeから出来上がって来るのを待つばかり・・・・

ただ一つの不安は、あの大きな切り欠きがある事で曲がってしまう確率がグッと高くなっている事ですが・・・・・(´ε`;)




しばらく待っていると遂に出来上がってきました!





やっぱり曲がってたー!!(´;ω;`)









念のため、DMM.mekeさんに確認してみたところ、
『この形状だと冷却時に曲がりやすいので完成が保証できません』との返答・・・・(´;ω;`)

しかーし!DMM.mekeさんが何度か挑戦してみますとの事で頑張っていただきました!

出来上がって来たのがこちらです!



おおー!今回は曲がらずに綺麗に仕上げていただきました!(⌒∇⌒)

そして表面をナイロン樹脂専用のヤスリでせっせこ削り、表面をならした後サフェーサーを吹いて塗装したのがこちら!











DMM.mekeさんがなんとかやって下さいました!ありがとうございます!

しかも今回はHkeyオプションレールまで新規で制作!









5スロットと9スロットを2枚一組で販売も可能です。


MR308ロングサイズハンドガードは曲がりやすい形状で造形が不安定です、その為御注文いただいても通常の納期よりも長くなる事が予想されます、気長に待っていただける方よろしければいかがでしょう(^^;)



























  


Posted by 裸の男爵  at 16:12Comments(4)HK417