2017年09月30日

L129A1の気になるパーツ・・・

久しぶりにL129A1のお話です。










以前の記事で【trijicon の載ったL129A1は一度回収されて新たに Sniper Support Weaponとして再配備されたとの事です。】とお伝えしていましたが、<実は今でも6倍率のtrijiconもちゃんと配備されているようで、シャープシューターライフルのL129A1とスナイパーサポートウェポンL129A1が両方とも存在しているようです。過去の記事



やっぱりあの6倍のtrijiconを搭載しているL129A1は迫力があって好きですね。
(o^―^o)




さて、今回は題名にありますようにL129A1の気になるパーツです。



いつもの様にイギリス軍の画像なんかを漁っているとなんだかL129A1に見慣れないパーツが・・・・・






別の写真では右サイドに取付けられていました。











皆さんこれなんだと思います?(。´・ω・)?

ぱっと見、飛行機なんかにあるピトー管の様にも見えます。








しかし、別に速度を測るわけでもないし・・・・・・
なんのパーツだろうなぁ~って画像を漁っていたら・・・・・・・











ありました!!

これです!!





なんと!L85のバヨネットをL129A1に取付けるためのアダプターだったんですね!



そういえば忘れていました、世界でも珍しいブルパップ小銃による銃剣突撃を成功させたイギリス軍です、小銃にバヨネットが装着できない方がおかしい!

なるほど、やっぱりイギリス軍ですね、期待を裏切りません( ̄ー ̄)bヤルネ!















おまけ

と言いますか、報告になりますが実はL129A1のフロントレール部分も図面にしました。



実物のL129A1はアッパーフレームと一体型のモノリスティック仕様ですが、今回は以前に自分で制作したL129A1もどきを参考にいたしまして、現在市場にあるSR-25タイプの電動GUNにも取付けできるように図面を引きました。

今は自分の制作したL129A1もどきClassic Army M110(SR-25)に取付けてテストしたいなぁ~って妄想中です(^-^;

実際出来上がるのはもう少し先になりそうですけどね(^_^;)



  


Posted by 裸の男爵  at 02:10Comments(2)L129A1

2017年09月17日

L85A3

ついにきましたL85A3!!



先日、ミリブロニュースでL85A3が正式に発注されたと記事になったのでL85ファンの自分としましては一安心と言ったところです。(^_^;)

また以前の自分の記事こちらでも書きましたが、
公開されている画像は全て【プロトタイプの状態である】という事でした。

先日のミリブロニュースでのL85A3の写真を見ても以前公開されたプロトタイプと全く同じですやんと思って見ていましたが、細かいところで仕様が変更になったようです。




最新型L85A3




こちらはプロトタイプです。




プロトタイプハンドガード


新型ハンドガード




ハンドガードの向きが反対ですがご確認ください、ハンドガード上部の放熱穴の形状がプロトタイプの大きな4個穴から新型は細い8個のスリットに変更になっています。






次はL85フレーム部分


セレクター上部の突起とテイクダウンピン




セレクター上部の突起は以前にも紹介していますが、セレクターが上に回りすぎないようにする為に設置した物です。


しかしそれよりもテイクダウンのピンを見てびっくりしました。



HK刻印入り!何の意味があるのか!!このL85A3はヘッケラー&コッホが改修しましたという意味なんでしょうか!?( ಠωಠ)




ともかく、やっと正式に採用されたL85A3! 今後ミリタリーフォトで見る機会が増えることでしょう!









と・こ・ろ・で


今回新しくイギリス軍に採用されたL85A3ですが、今後モデルアップされるかどうかわからない事もあるので・・・・




自分で図面かいてみました!!









L85本体の部分は省略して書いていますが、ほぼ実物寸法と噂のG&GL85A2を採寸して図面を書いたので新型ハンドガードの寸法はほぼこんな感じじゃないかと思います。

そして図面を引いてみて初めて分かる事もありました、それはハンドガード内部にあるガスブロックは新型であるだろう事とハンドガード両側面にあるHK独自のアクセサリースロットがKeymodよりも小さくやはり独自規格だった事、そして以前はメンテナンスのためにガスピストン周辺はDanieldefenseのハンドガードでも開閉可能だった部分が閉鎖されており、メンテナンスの場合にはHK416と同じようにハンドガードごと外してしまう事でしょう。




こうやって自分で図面を引いたのはやはり自分でL85A3を再現したいと思っているからなんですが・・・・

しかし自分が持っているツールと言えば3Dプリンターやマイクロフライス、その他簡単なホビーツールなどその程度の装備では再現するのも限界が・・・・・・


真剣にどこかこのL85A3の新型ハンドガードと上部のアッパーレールを再現してくれるメーカーさん及びパーツ屋さんはいないでしょうか・・・・・・・

本気で悩んでいる今日この頃です。(´・ω・`)

  


Posted by 裸の男爵  at 02:54Comments(3)L85A2L85A3

2017年09月13日

ポーランド新アサルトライフル GROT(MSBS)について。



ポーランド軍が新しく採用したアサルトライフルとしてミリブロニュースで伝えられました。










自分のようなオッサンはポーランドと言えばラドム造兵廠
ラドムと言えば VIS wz1935


この写真を見た当時は自分はまだ鼻ったれの学生でしたので、この銃の性能もよく知らずにただのガバメントのコピー品だと思っていました。
・・・・・・・・・が、よくよく調べてみたら確かに基本設計は影響を受けているものの、内部・外部にはかなりの改良がほどこされていたようですね。



分解写真を見ただけでもよくわかります。

バレルのリンク機構を廃止してカム式に変更してあったり。
採用当時1935年のポーランド軍では騎兵隊が主力のため、片手でも安全に銃を操作できるようにシングルアクションには珍しくスライド後部にデコッキングレバーが装備されているなど、独自の思想がうかがえます。


ラドムVIS wz1935の話はこれぐらいにして(^_^;)








今回の新アサルトライフルGROT(旧名MSBS)





このアサルトライフルを見て先ず思う事はMASADAそっくりじゃね?って事です。
(あくまでも個人的な意見です。)




MAGPUL MASADA(現ACR)
自分も電動GUNのPTS MASADAを所持していたのでやっぱり気になってしまいますね( ,,・ิω・ิ,, )


各部分を見ていくと









・・・・・・・・・・・やっぱり似てますね(^_^;)
ポーランドが誇るラドム造兵廠がいくらこのライフルは一から設計しましたと言っても無理があるような・・・・・・(あくまでも個人的な意見です。)



とはいえやはりラドム造兵廠独自に色々チャレンジされているようで、設計の当初から下の写真の様に同じフレームを使用したブルパップとしても考えていたようです。






また専用のグレネードランチャーも設計されていてグリップ?の部分は斜めになっており、トリガーは前方に設置されていますね。






ブルパップにこのグレネードランチャーを取付けたら重量バランスがとても良いように思えます。





ちなみに今回採用されたアサルトライフル装着ではこんな感じ









しかし、イギリス軍フェチの自分がどうしてこの話題を取り上げるかと言えば、電動PTS MASADAを所持していた時に一番気になっていた事がありまして、それは・・・

チャージングハンドルなんです。
これがレール部分にあまりにも近すぎてチャージングハンドルの稼働部分に光学機器を載せると思いっきり指を強打します。ヾ(。>﹏<。)ノ

結構気に入っていたのですが、このチャージングハンドル問題だけはどうにかならないかと思っていたのですが、さすがラドム造兵廠きっちり改良されていました。





ただ下に曲げただけですが、しかしこのチャージングハンドルを見て『ああ、やっぱり邪魔だったのね。』と逆に自分の思いが間違いではなかったと安心いたしました。














おまけ
いつもの様に画像を検索していたらTwitterで大変面白い物を見つけました迷彩野郎という方のTwitterなんですがそこには木で作ったMSBSライフルがありました、かなり凝った作りでストックの折りたたみやテイクダウンそして内部のボルトまで木で再現されており大変勉強になりました、ぜひ一度ご覧ください。



  


Posted by 裸の男爵  at 10:28Comments(0)ポーランド MSBS