2021年01月02日
L85(SA80)のウィングマウントとZマウント制作
2021年あけましておめでとうございます!
年末年始も相変わらず図面と格闘していた裸の男爵でございますm(__)m
2020年は制作途中の物がそこら中に転がっており、部屋もぐっちゃぐちゃの状態でして・・・
年内には落ち着いて作業出来るように綺麗にしようと思っておりましたが、掃除に使える時間など全くない状態が大晦日まで続き、結局部屋はぐっちゃぐちゃのまま新年を迎えました!裸の男爵は今年も同じ状況のようです( ̄▽ ̄;)
さて、新年第一回目です!
最近はブログのみならず、SNSでも制作途中の物をアップしておりますが、その中でもTwitterでは色々な方々と交流させていただく事になり、活動の幅が広がっているのを感じており、本当に皆様には感謝しております。
そして最近ではTwitterから制作の御依頼もいただく様になり、まだ発表していない制作物も多々出来てきました。
その中でも比較的最近なのですが、L85(SA80)のトリジコンサイト上部にあるウィングガードとZマウントを3Dプリントしましたので、ご紹介いたします。
ウィングガードの制作
特に説明などはございませんが、ご依頼としましてレプリカのRMRドットサイト(サイドスイッチ付き)が取付出来るようにウィングガードを制作してほしいとのことでした・・・・、サイドにスイッチがあるのですが、いままで一度も点灯させたことは無いのだそうで・・・使えなくなっても問題ないのでそのままガードを作ってくださいとのことでした(;^_^A
RMRドットサイトを取り付ける部分には、インサートナットをハンダごてを使って埋め込んであるので、ネジ部分の強度はもんだいありません。
下が塗装して完成した状態です。
今回はトリジコン(レプリカ)を送っていただき現物を確認しながら作業が出来ましたが、いざ自分の持っているトリジコンに付くかなーと試してみたら、微妙に寸法が違いまして・・・・・・穴位置を削る等の作業で何とか取付出来ない事は無いのですが、次回も同じ物を作るとしても現物を送ってもらわないと付かない可能性がありますね(・・;)
次にZマウントの制作です。
このマウントは制作依頼には含まれておらず、ずっと以前に自分用として図面を描いておりましたが、なかなか制作するタイミングが無く放置していたのですが、今回のウィングマウントの御依頼を受けてせっかくなので一緒に作ろうと思いました。
完成後の写真を撮るのを忘れました、すいません(;^ω^)
右側からボルトを通して、反対側の樹脂で作っている固定ネジにはインサートナットを入れているのでこちらも強度は問題ありません。
またマウント位置固定用のイモネジもインサートナットを仕込んで取り付けてありますので、脱着を繰り返しても問題ありません。
自分の悪い癖で、完成もしないのに気になる事に手を出してしまい、作りかけの物が大量に出てしまうと言う何ともカオスな状況が続いておりますが、新年を迎えたので一つでも多く完成させたいと思っている今日この頃です。(だめだ・・新年早々寝不足が続いて頭が回っていません)
とにかく頑張っていきますので皆様よろしくお願いいたしますm(__)m
年末年始も相変わらず図面と格闘していた裸の男爵でございますm(__)m
2020年は制作途中の物がそこら中に転がっており、部屋もぐっちゃぐちゃの状態でして・・・
年内には落ち着いて作業出来るように綺麗にしようと思っておりましたが、掃除に使える時間など全くない状態が大晦日まで続き、結局部屋はぐっちゃぐちゃのまま新年を迎えました!裸の男爵は今年も同じ状況のようです( ̄▽ ̄;)
さて、新年第一回目です!
最近はブログのみならず、SNSでも制作途中の物をアップしておりますが、その中でもTwitterでは色々な方々と交流させていただく事になり、活動の幅が広がっているのを感じており、本当に皆様には感謝しております。
そして最近ではTwitterから制作の御依頼もいただく様になり、まだ発表していない制作物も多々出来てきました。
その中でも比較的最近なのですが、L85(SA80)のトリジコンサイト上部にあるウィングガードとZマウントを3Dプリントしましたので、ご紹介いたします。
ウィングガードの制作
特に説明などはございませんが、ご依頼としましてレプリカのRMRドットサイト(サイドスイッチ付き)が取付出来るようにウィングガードを制作してほしいとのことでした・・・・、サイドにスイッチがあるのですが、いままで一度も点灯させたことは無いのだそうで・・・使えなくなっても問題ないのでそのままガードを作ってくださいとのことでした(;^_^A
RMRドットサイトを取り付ける部分には、インサートナットをハンダごてを使って埋め込んであるので、ネジ部分の強度はもんだいありません。
下が塗装して完成した状態です。
今回はトリジコン(レプリカ)を送っていただき現物を確認しながら作業が出来ましたが、いざ自分の持っているトリジコンに付くかなーと試してみたら、微妙に寸法が違いまして・・・・・・穴位置を削る等の作業で何とか取付出来ない事は無いのですが、次回も同じ物を作るとしても現物を送ってもらわないと付かない可能性がありますね(・・;)
次にZマウントの制作です。
このマウントは制作依頼には含まれておらず、ずっと以前に自分用として図面を描いておりましたが、なかなか制作するタイミングが無く放置していたのですが、今回のウィングマウントの御依頼を受けてせっかくなので一緒に作ろうと思いました。
完成後の写真を撮るのを忘れました、すいません(;^ω^)
右側からボルトを通して、反対側の樹脂で作っている固定ネジにはインサートナットを入れているのでこちらも強度は問題ありません。
またマウント位置固定用のイモネジもインサートナットを仕込んで取り付けてありますので、脱着を繰り返しても問題ありません。
自分の悪い癖で、完成もしないのに気になる事に手を出してしまい、作りかけの物が大量に出てしまうと言う何ともカオスな状況が続いておりますが、新年を迎えたので一つでも多く完成させたいと思っている今日この頃です。(だめだ・・新年早々寝不足が続いて頭が回っていません)
とにかく頑張っていきますので皆様よろしくお願いいたしますm(__)m
2019年09月17日
自作 Trijicon TA648 番外編
L129A1の姿を完全な物にする為、自作した
Trijicon TA648
制作する為の資料は全てネットの画像のみという暴挙に出ましたが、昔とは違い最近の銃器にはピカティニーレールが必ず装備されているため、レールの数を数えれば、結構正確な寸法が分かります。
とは言え、大まかな寸法が分かるだけで、細かな寸法は画像を見てイメージと空間把握能力だけで決めなくてはいけません。
欲を言えば実物のTA648を購入して正確な寸法を測りたいのですが、実物はたまにヤフオクに出品されていても30マン超えの超高価品・・・とてもじゃないけど個人製作者には高値の花でございます。(´;ω;`)
しかし、現用イギリス軍御用達 L129A1を装備したいと思うとどうしてもTA648は必要です。
(これがカッコいいのですよ)
だ・か・ら
『離れたところから見てTA648を再現できていれば問題無い!』と自分に言い聞かせて作った訳です
(遊びでL86A2に載せたりして・・・)
完成したTA648を自慢しておりましたが数日後、以前お世話になったあの方からメールが・・・
マウントベースの制作依頼をいただきました!でお世話になったあのお方でございます!
その御方はイギリス軍マニアならのどから手が出るほど欲しくなる、実物のSHIELD CQB ドットサイト と 実物のELCAN Specter OS4 を所持されており、OS4にSHIELD CQB を載せる為のマウントベースを依頼されたあの御方です!
さらに恐ろしい事に、なんとその方は特にイギリス軍が好きと言う訳ではないと言う事実・・・・・
その御方から届いたメールには以下のような内容が・・・・・
御方『Trijicon TA648 作られていたのですね、実物採寸されますか?』
男爵『そうなんですよ~、いやぁ苦労しました~、今回も画像だけで作ってしまいまして、実物のTA648があったらもっと正確なレプリカが完成したのになぁ~なんて、でもまぁ30万超えるような代物をどうやっても買えるはずもないですしね~・・・・・・』
『採寸されますかって実物のTA648を貸していただけるって事ですか!!』
前回のSHIELDドットサイトやSpecter OS4の時もそうですが、あれだけ高額な光学機器を所持されているだけではなく、それを惜しげもなく貸し出すその器の大きさ!
いや、自分には真似できないっす(◎_◎;)
そんなやり取りの後、本当に送っていただきました!
実物TA648!!
実物のTA648のみならず、レバー式の専用マウントベースやら実物RMRやらパンパンに詰まっていて、総額がどれぐらいになるか見当もつきません(計算できないだけ)( ̄▽ ̄;)
今回お借りできたのは比較的初期の頃のタイプのようで、イギリス軍のL129A1が採用した物とは細かい部分が違います。
まず、上部のオプションレール
いかにも後で追加しましたって感じの取り付け方で、かなり不規則なネジの位置になってます。
また、丸で囲った部分は集光チューブの設定でもあったのでしょうか?そんな感じのデザインが残っているようですね、上部のオプションレールはここに取り付け出来るようにしたので、あんなに不規則なネジの取り付けになったようですね。
リヤ側にある集光部分は、緑色の様に見えます。
しかしレティクルの発光は実際にはオレンジ色です。(写真をとりわすれてしまいました)
マウントの部分です
マウントはGDI製のレバー式が付いてました。(これだけでも結構な価格です・・・・)
裏側の固定ネジはこれでもか!ってぐらいあります。
またこのTA648にはバトラーキャップ?が前後に取り付けられていました。
こちらのバトラーキャップ?は開けるとキルフラッシュになっています。
この前後のキャップは外れないように固定されてあります。
さてそれでは実物TA648と裸の男爵が作ったTA648もどきの比較に移ります。
ドキドキ・・・・・
自分が作った物は画像だけで作った物なので、例え寸法が全然違っていても驚かない!(; ・`д・´)
だって現物見てない時に作った物だもん、実物と全然違ってもしょうがないよねー( ̄▽ ̄;)うんうん
ドキドキ
いざ!確認!!
まぁ!
なんということでしょう!
細かい寸法の違いは多々見受けられますが、その全長、太さほぼピッタリ!!
『画像だけの資料でほんとにだいじょうぶか』と言う周囲の不安も見事に押しのけ、ここまで再現してしまった匠・・・・・
凄いぜ俺・・・・・
しかし何と言っても今回実物のTrijicon TA648を貸し出ししていただいた御方!
ありがとうございます!
あなた様のおかげで、自分のTA648もどきが、一体どれだけ実物と違うのか確認する事ができました!
これは本当にありがたい経験です!ありがとうございました!!(⌒∇⌒)
Trijicon TA648
制作する為の資料は全てネットの画像のみという暴挙に出ましたが、昔とは違い最近の銃器にはピカティニーレールが必ず装備されているため、レールの数を数えれば、結構正確な寸法が分かります。
とは言え、大まかな寸法が分かるだけで、細かな寸法は画像を見てイメージと空間把握能力だけで決めなくてはいけません。
欲を言えば実物のTA648を購入して正確な寸法を測りたいのですが、実物はたまにヤフオクに出品されていても30マン超えの超高価品・・・とてもじゃないけど個人製作者には高値の花でございます。(´;ω;`)
しかし、現用イギリス軍御用達 L129A1を装備したいと思うとどうしてもTA648は必要です。
(これがカッコいいのですよ)
だ・か・ら
『離れたところから見てTA648を再現できていれば問題無い!』と自分に言い聞かせて作った訳です
(遊びでL86A2に載せたりして・・・)
完成したTA648を自慢しておりましたが数日後、以前お世話になったあの方からメールが・・・
マウントベースの制作依頼をいただきました!でお世話になったあのお方でございます!
その御方はイギリス軍マニアならのどから手が出るほど欲しくなる、実物のSHIELD CQB ドットサイト と 実物のELCAN Specter OS4 を所持されており、OS4にSHIELD CQB を載せる為のマウントベースを依頼されたあの御方です!
さらに恐ろしい事に、なんとその方は特にイギリス軍が好きと言う訳ではないと言う事実・・・・・
その御方から届いたメールには以下のような内容が・・・・・
御方『Trijicon TA648 作られていたのですね、実物採寸されますか?』
男爵『そうなんですよ~、いやぁ苦労しました~、今回も画像だけで作ってしまいまして、実物のTA648があったらもっと正確なレプリカが完成したのになぁ~なんて、でもまぁ30万超えるような代物をどうやっても買えるはずもないですしね~・・・・・・』
『採寸されますかって実物のTA648を貸していただけるって事ですか!!』
前回のSHIELDドットサイトやSpecter OS4の時もそうですが、あれだけ高額な光学機器を所持されているだけではなく、それを惜しげもなく貸し出すその器の大きさ!
いや、自分には真似できないっす(◎_◎;)
そんなやり取りの後、本当に送っていただきました!
実物TA648!!
実物のTA648のみならず、レバー式の専用マウントベースやら実物RMRやらパンパンに詰まっていて、総額がどれぐらいになるか見当もつきません(計算できないだけ)( ̄▽ ̄;)
今回お借りできたのは比較的初期の頃のタイプのようで、イギリス軍のL129A1が採用した物とは細かい部分が違います。
まず、上部のオプションレール
いかにも後で追加しましたって感じの取り付け方で、かなり不規則なネジの位置になってます。
また、丸で囲った部分は集光チューブの設定でもあったのでしょうか?そんな感じのデザインが残っているようですね、上部のオプションレールはここに取り付け出来るようにしたので、あんなに不規則なネジの取り付けになったようですね。
リヤ側にある集光部分は、緑色の様に見えます。
しかしレティクルの発光は実際にはオレンジ色です。(写真をとりわすれてしまいました)
マウントの部分です
マウントはGDI製のレバー式が付いてました。(これだけでも結構な価格です・・・・)
裏側の固定ネジはこれでもか!ってぐらいあります。
またこのTA648にはバトラーキャップ?が前後に取り付けられていました。
こちらのバトラーキャップ?は開けるとキルフラッシュになっています。
この前後のキャップは外れないように固定されてあります。
さてそれでは実物TA648と裸の男爵が作ったTA648もどきの比較に移ります。
ドキドキ・・・・・
自分が作った物は画像だけで作った物なので、例え寸法が全然違っていても驚かない!(; ・`д・´)
だって現物見てない時に作った物だもん、実物と全然違ってもしょうがないよねー( ̄▽ ̄;)うんうん
ドキドキ
いざ!確認!!
まぁ!
なんということでしょう!
細かい寸法の違いは多々見受けられますが、その全長、太さほぼピッタリ!!
『画像だけの資料でほんとにだいじょうぶか』と言う周囲の不安も見事に押しのけ、ここまで再現してしまった匠・・・・・
凄いぜ俺・・・・・
しかし何と言っても今回実物のTrijicon TA648を貸し出ししていただいた御方!
ありがとうございます!
あなた様のおかげで、自分のTA648もどきが、一体どれだけ実物と違うのか確認する事ができました!
これは本当にありがたい経験です!ありがとうございました!!(⌒∇⌒)
2019年07月27日
Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その二
前回、とてつもなく大きなTrijicon TA648 が出来た事により、精神的ダメージもとてつもなく大きかった裸の男爵でございます(T_T)
コメント欄にてで根無し草ガイア様もおっしゃる通り、3D図面は最初の寸法決めが大事で、それを間違うと図面が完成しても間違いに気づかない事が多く、ましてや現物など無い状況で、脳内だけで図面を書いてしまうと完成に近づくにつれアドレナリンが邪魔をし、さらに深い沼へハマっている事も気づかず、出来上がって来るまで分からないという大失敗を犯しました。
もう二度と忘れない良い経験が出来ました・・・・・・これが・・・・・・・
『苦労は買ってでもしろ!』
と言う先人たちのありがたい教えだったのですね(T_T)(意味をはき違えてる・・・・)
図面は最初からやり直す事になりましたが、今一度TA648の画像を確認していたところ、ある方がTwitterで(米海兵隊)M240に搭載されているTA648を同じく3Dプリントで再現されており(自分よりずっと前にもう作られていました( ̄▽ ̄;))、そのTA648の上部レールは途中から一段下がっているようで、スコープ部分とドットサイトとの落差を出来るだけ少なくしている仕様でした。
実物の米海兵隊の画像がこちら
でイギリス軍 L129A1搭載型がこちら
TOPのレールがストレートです。
どうせ図面を一からやり直すなら、この米海兵隊仕様も再現できたら良いなと思い、一体成型だった最初の図面からTOPレールを別パーツとして作り直しました。
途中何度も寸法の確認をして、ドキドキしながらDMM.meikに発注・・・・・
商品が到着しましたが、前回の失敗が頭を過ります・・・
恐る恐る、試作中のL129A1に乗せてみると・・・・・
よしっ!今度はおかしくない!
軽くインディのブラックパーカーで塗装して状態を確認します。
TOPレールを別パーツにしています。
接眼レンズ付近の光を取り込む部分は、後程、赤色の塗装とクリアーなプラ板で塞ぐ予定です。
マウント部分はこれも当初作ってしまおうかと考えたのですが、金属の丈夫な物にしたかったので、レプリカのトリジコンのマウントを付け替えれるようにしました。
残りは光を取り込む部分の処理をどうするか・・・・
調子に乗ってあまり発色の良い赤色にすると失敗しそうだし・・・・(゜-゜)
ここは慎重に色を決めていきましょう・・・・・・もう失敗したくないし・・・・・( ̄▽ ̄;)
※途中、米海兵隊仕様の画像が無いかとネットしていたら、製作者様のブログをみつけました!ブログ名は珍 風呂!こちらのブログは珍装堂 店長様のブログですが、とにかくすごい技術で再現されていて、どれもこれも素晴らしいの一言です!あまりのすごさに自分の心が折れそうになってきたので、後でゆっくり読ませていただきます
( ̄▽ ̄;)スゲー
おまけ
ちょっと遊びでのせてみました。
G&GのL85に実物パーツなど使って再現したG&GL86A2これに今回のTA648を載せてみました。
なぜこれをやったかと言うと、
以前から何度も取り上げているこちらの写真。
TA648が完成したので、残るはこの特徴的なシュアファイアー製ハンドガードを再現すれば出来るのですが・・・・・・
ハンドガードの図面は全くやっておりません( ̄▽ ̄;)
コメント欄にてで根無し草ガイア様もおっしゃる通り、3D図面は最初の寸法決めが大事で、それを間違うと図面が完成しても間違いに気づかない事が多く、ましてや現物など無い状況で、脳内だけで図面を書いてしまうと完成に近づくにつれアドレナリンが邪魔をし、さらに深い沼へハマっている事も気づかず、出来上がって来るまで分からないという大失敗を犯しました。
もう二度と忘れない良い経験が出来ました・・・・・・これが・・・・・・・
『苦労は買ってでもしろ!』
と言う先人たちのありがたい教えだったのですね(T_T)(意味をはき違えてる・・・・)
図面は最初からやり直す事になりましたが、今一度TA648の画像を確認していたところ、ある方がTwitterで(米海兵隊)M240に搭載されているTA648を同じく3Dプリントで再現されており(自分よりずっと前にもう作られていました( ̄▽ ̄;))、そのTA648の上部レールは途中から一段下がっているようで、スコープ部分とドットサイトとの落差を出来るだけ少なくしている仕様でした。
実物の米海兵隊の画像がこちら
でイギリス軍 L129A1搭載型がこちら
TOPのレールがストレートです。
どうせ図面を一からやり直すなら、この米海兵隊仕様も再現できたら良いなと思い、一体成型だった最初の図面からTOPレールを別パーツとして作り直しました。
途中何度も寸法の確認をして、ドキドキしながらDMM.meikに発注・・・・・
商品が到着しましたが、前回の失敗が頭を過ります・・・
恐る恐る、試作中のL129A1に乗せてみると・・・・・
よしっ!今度はおかしくない!
軽くインディのブラックパーカーで塗装して状態を確認します。
TOPレールを別パーツにしています。
接眼レンズ付近の光を取り込む部分は、後程、赤色の塗装とクリアーなプラ板で塞ぐ予定です。
マウント部分はこれも当初作ってしまおうかと考えたのですが、金属の丈夫な物にしたかったので、レプリカのトリジコンのマウントを付け替えれるようにしました。
残りは光を取り込む部分の処理をどうするか・・・・
調子に乗ってあまり発色の良い赤色にすると失敗しそうだし・・・・(゜-゜)
ここは慎重に色を決めていきましょう・・・・・・もう失敗したくないし・・・・・( ̄▽ ̄;)
※途中、米海兵隊仕様の画像が無いかとネットしていたら、製作者様のブログをみつけました!ブログ名は珍 風呂!こちらのブログは珍装堂 店長様のブログですが、とにかくすごい技術で再現されていて、どれもこれも素晴らしいの一言です!あまりのすごさに自分の心が折れそうになってきたので、後でゆっくり読ませていただきます
( ̄▽ ̄;)スゲー
おまけ
ちょっと遊びでのせてみました。
G&GのL85に実物パーツなど使って再現したG&GL86A2これに今回のTA648を載せてみました。
なぜこれをやったかと言うと、
以前から何度も取り上げているこちらの写真。
TA648が完成したので、残るはこの特徴的なシュアファイアー製ハンドガードを再現すれば出来るのですが・・・・・・
ハンドガードの図面は全くやっておりません( ̄▽ ̄;)
2019年07月13日
Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その一
ずーと以前に少しだけお伝えしておりましたが、やっと制作スタートしました( ̄▽ ̄;)
それはそれはカッコいいL129A1
そこにこれまたカッコいいトリジコンの6倍 Trijicon TA648RMR(RMRはドットサイトの意味)
L129A1もどきはずーっと以前に、『切った!貼った!削った!』で制作しましたが、このスコープだけはどうにもなりません(´;ω;`)
実物なんてとても手が出ない価格だし、レプリカなんて出る気配も無いし・・・・
しかも図体がデカいので、以前作ったSpecter OS4のように削りまくって出来上がるものでもないし・・・・・・
となれば、いつもの様に3Dで図面を書いてDMM.mekeに発注すれば一発解決!!
参考に出来る物は画像検索できたTA648の写真だけですが、L85A3ハンドガードの時と違って、色々な角度の画像があるのでなんとかなるかな・・・
大体の寸法は手持ちのL129A1もどきと画像を比較して、さらにレールの数を読めばかなり良い寸法が出せます。
そこから自分の空間認識能力をフル回転!
たまに空間認識能力が無重力状態になってパンクする事が多々おきますが、それでも何とか図面にしました!
Trijiconって奴は、他のスコープと違って線が複雑すぎます・・・
本家の設計担当の方は、よくこんなの作ったなと思ってしまいます。(;´・ω・)
しかし!やはりカッコいい!!
画像しか確認する物が無いにしては、我ながら良くやった!
( ̄▽ ̄;)
さぁ!DMMに発注するぞ!(この時ショットショージャパンの準備ですでに寝不足全開)
(。´・ω・)ん?TA648の前の部分だけで3マン・・・・・・・・・・・
この部分だけで・・・・・
ちょっと高くねぇか・・・・・・・・
いやいや、かなり複雑で大きな造形だ!こんなもんだろう!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
全てのパーツを発注完了!!
ふふふふふふっふふ
来るぞーもうすぐ来るぞー!( ゚∀゚)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これでついに!我がL129A1もどきにトリジコンの6倍を取り付ける事ができるーーーーーーーーー!
デカ!!
あー!寸法まちがえたー!!
最初の寸法を決める時点で間違っていたー!
これはあかん・・・・・・・・・(´;ω;`)
手直しでどうにかなる話ではない・・・・・・・・・・・図面を最初からやり直しだ・・・・
造形の出来はすごく良いのに・・・・・・
つづく・・・・・・・・・・・・・・
おまけ
同時進行しているL129A1ハンドガードキットの図面をチラ見せ。
既存のSR-25及びM110に取り付ける事を前提に設計しているので、専用のバレルナットに被せてこていする方法で設計しています。
2017年11月29日
マウントベースの制作依頼をいただきました!
以前からSpecterサイトの上に取付けられるSHIELD RDSドットサイトカバーなる物を3Dプリンターで制作してはヤフオクに出品していました。
それをご覧になっていた方からとんでもないご依頼をいただきました、それはなんと!
『実物のELCANとSHIELD CQBを持っているのですがマウントベースが無いので作っていただきたい』
との事、もう絶対に見ることも触る事も出来ないと思っていたSHIELDのドットサイト
まさか!
まさか持っていらっしゃる方がいるとは!
そしてさらに自分にマウントベースを作って欲しいとの事!!
嬉しさのあまり、爆発しそうな感情を抑えながら、とにかく現物を見てみないと制作できないので何とか送ってもらえないでしょうかとお願いすると、
『良いですよ、送ります』
と快諾していただきました!(なんという気前の良い方!)
『ギャーとうとう実物のSHIELDドットサイトが見れるー!!』
と密かな思いを胸に押し殺し、出来るだけ平常心を保ちながらメールでやり取りさせていただきました。
そしてとうとう届きました実物SHIELDドットサイト!!
しかもそれだけではありませんなんと実物 ELCAN OS4!
さらにさらに 実物 Trijicon RMR
もうこれだけでお腹いっぱいでございます(^_^;)
まさかSHIELDドットサイトだけでなくELCAN OS4まであるとは、完全にやられてしまいました(´;ω;`)スゴイ・・・・
さらに一緒に送っていただいたTrijicon RMRはなんとELCAN OS4に取付けできるようなマウントベースを作って欲しいとの事なのでこれも一緒に制作したいと思います。
先ずは送っていただいたSHIELDドットサイトとTrijicon RMRをノギスで測定して図面にします。
それを元にELCAN OS4に合うマウントベースを制作しました。
まずは
①SHIELD CQB用マウントベース
SHIELD CQBドットサイトのマウントベースですが、これは以前から制作していた物がありましたので、若干の寸法変更程度で制作できました。それに位置決め用の突起を設けてズレないようにしています。
②Trijicon RMR用マウントベース
こちらは新規ですがこれも基本的な物は以前から作っていた物を基本に寸法が決まっていきましたのでそれほど難しい物ではありませんでした。こちらも位置決め用の突起を設けてズレないようにしています。
・・・・・・と、ここまでが御依頼内容ですのでこれで終了のはずなのですが、ここでふと思い出してしまいます。『そういえばイギリス軍はドットサイトのマウントにウィングガードを付けるの好きだったなぁ~』
こんな奴。
どうせELCANにTrijicon RMRを付けるんだったら図面を作ってみようと思って作ってみました。
この図面は自分が勝手に書いてしまったのですが、自分で言うのもなんですがなかなかいい感じで出来ましたので自慢?も含めて御依頼主様にメールで図面を添付させていただいたのですが、ここで思わぬご返答。
『実は今回のマウントベースが上手くいったら、ウィングガード付きをお願いしようと思っていた。』
まさに奇跡!!
そのまま話はトントン拍子で進み、このウィングガード付きも正式にご注文いただきました!
ありがとうございます!なんて良い人なんだ!!
このウィングガード付きマウントベースは最終的にカバーを被せたり、BB弾の被弾除けにアクリルプレートを張り付ける為に左右と全面にそれぞれ3ミリずつのクリアランスを取った形で決定いたしました。重ね重ねありがとうございました。
それでは完成品の写真です。
SHIELD CQB用マウントベース。
Trijicon RMR用マウントベース
Trijicon RMR用ウィングガード付きマウントベース
完成後しっかりと包装して送らせていただきました。
m(__)mアリガトウゴザイマシタ。
さてここから何とも無謀なお願いをさせていただきました、もしかすると断られるかもしれないと思いましたが、思い切って言ってみました。
『今回のマウントベースの制作をブログにさせていただきたいのですがよろしいでしょうか?』
『はい、良いですよ。』
『実はもう一つお願いがありまして・・・・・』
『何でしょう?』
『今回作った各種マウントベースと当方のSHIELD RDSカバーを実物サイズにアップグレードして販売させてください!! m(__;)m』
『どうぞ、良いですよ』
『ありがとうございまーす!! 』(;∇;)
本当になんとお礼を言っていいのやら、感謝感激でございます。m(__)m
と言うわけで現在、レプリカのELCANに取付けできるように一部変更を加えて図面を書いている最中です。出来上がりましたらブログにて報告及びヤフオクに出品させていただきますので何卒よろしくお願いいたします。m(__)m