2016年06月29日

Classic Army M110(SR25)分解



やっと分解できました(^-^;)

URX4を分解するためには専用の工具が必要です。G&Pで販売しているURX用の長い筒を、バレル先端から突っ込んで専用ナットを外さないと分解できません。

こんな奴。



しかし私はこの工具を持っていないので、どうしようかなぁと手で弄っていたところ、URX4が・・・・・・・・・回ってしまいました。
Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン


特にナット部分にネジロックなどは塗っていないのかぁ、と思い今度はバレルを固定しているもう一つのナットを回してみようとしたところ今度はこちらがガッチガチで全く緩む気配がありません。

結局、バーナーであぶってネジロックを溶かしてやっと分解できました。




前回、アッパーとロアーを分解するためにはボルトキャッチを外さないと出来ませんと言っていましたので、ボルトキャッチのピンを抜いて外してアッパーフレームを外します。



するとメカBOXにはダミーボルトが直接付いています。




まるで東京マルイの次世代M4ぽい感じです。しかしバッテリーをつないで作動させてもダミーボルトは作動しません。



何か他にダミーボルトが動く仕様でもあるのでしょうか?




それでは次にロアフレームからメカBOXを外します。基本的には従来型の東京マルイM4と同じ構造なので、グリップやマガジンキャッチ、トリガーピンを取外ます。
ストックチューブは実物の様なロアフレームにねじ込み式になっており、中はパイプなのでメカBOXにはネジ止めされていません。


左右アンビ仕様のセレクターを外します。



メカBOXを外すためには左右のセレクターを固定しているネジを六角レンチで外します。この時左側のセレクターにはクリック感を出すための小さなクリックボールとスプリングがあります、無くさないようにしてください。

メカBOXの右側にあるボルトストップとロアフレームにボルトリリースがあるので、無理に引き抜こういとすると破損してしまいます。ロアフレーム右側にあるボルトリリースを固定しているシャフトはぐらぐらで逆さにして軽くたたくと抜けてくるので外してしまいましょう。





メカBOXを外した状態です。VFCのアンビタイプの構造に良く似ていると思います。
大きいギヤと小さいギヤがあり、左右の動きを伝えています。VFCなんかと同じ構造ですね。
小さい方はメカBOXを貫通していて左右のセレクターの動きを伝えています。
で、大きい方(赤〇)は外したセレクターにネジで固定されており、メカBOXを外すとポロリと落ちてしまいます。無くさないように気を付けてください。





メカBOX右側です。以前に自分はA&KのSR-25を所持していた時に【ピストンの幅が通常より狭い問題】に悩まされ、それならクラシックアーミーのメカBOXに交換してしまえと、いつものように【アーセナル】さんでクラシックアーミー製のメカBOXを購入したのですが、実はA&Kとは異なりセレクター回りの構造が特殊だったため、取付を断念せざるおえませんでした。






それがこの構造です。セレクタープレートがネジで外れないようにしてあるだけでなく、セレクターにネジ止めされる大きなギヤも他とは違う方法で取付られます。





赤〇で囲ったピンが矢印の部分に刺さって回転するようになっています。
左側のセレクターはこの大きなギヤを回転させてセミ・フルを切り替える構造のため、クラシックアーミーのSR-25のメカ」BOXを他社製品に移植するとなると、セレクター回りの部品全てを用意しないと機能してくれません。
このため、A&KのSR-25にクラシックアーミーのメカBOXを移植することを断念したしだいです。
(´‐` ;)







メカBOX内部も見ておきます。



黄色いピストンやタペットプレート、青いノズルが見えます。






ギヤはクラシックアーミーの文字、グリスは赤茶色です、悪臭はしませんでした。




トリガースイッチはノーマルの電動ガンと一緒ですね。




そしてメカBOX上部にこんなパーツがついていました、この部品にダミーメカBOXがネジ止めされています。
何かパーツを変更するとかしたらダミーボルトが連動して動きそうですね。




ピストンのギヤはまだ削れていないようです、ピストンヘッドは穴の開いたアルミ製が付いています。
しかし、ここでもひと癖ありました、ここでピストン交換用に購入していたフル金属歯のピストンを出してきたのですが、良く見るとクラシックアーミーの方が少し小さいのです!

またか・・・・・

A&Kと同じくピストンの径が小さいという事は、社外品のピストンに交換するためにはメカBOX内部を削って広げる必要がでてきました。
とりあえず今回はピスクラ予防のために歯を一枚削ってもとに戻しておきます。
(/≧◇≦\)アチャー!!

なかなかすんなりいきません。

次回はP-MAG入らない問題を何とかしたいと思います。  


Posted by 裸の男爵  at 17:31Comments(2)Classic Army M110(SR25)

2016年06月25日

イギリスにとってのEU問題

イギリスの国民投票によってEUからの離脱が決まりましたね。








今回の騒動でEU(欧州連合)に対して少し関心が出てきた方も多いと思います。もちろん私もその1人です。

日本でも、離脱か残留かと連日報道されていましたが、大半の予想に反して脱退という答えが出てしまいました。



しかし、日本の報道を聞いていると開口一番に
【経済が・・・・・】

【株価が・・・・・】

【ポンド安・円高】


そして話は井戸端会議をしているおばちゃんのごとく、やれ

『イギリス人は自分が一番だと思っている』とか

『欧州連合の言いなりになりたくない』
など

自分で確認も取っていない事をべらべら喋るので、『この国もどこぞの隣国と変わらんなぁ』と思ってしまいます。

┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~



確かに経済問題起こるでしょう、つい最近まではEU(欧州連合)を通してEU以外の国との貿易のルートを作っていましたからねぇ、それを今後は自国で一からルートを作りなおさないといけません。多少の混乱は起こるでしょう。

株価が下落する・・・・・・・     実際しましたねぇ、まだ離脱が決定した段階ですので先が見えないのは当然と言えば当然です、しかし日本の経済の専門家が口走っている様にイギリスとしての地盤がぐらつくまでいくのですかねぇ?まだわかりませんが。

ポンド安・円高早速しましたねぇ、そりゃそうなるでしょう。


しかし、EU(欧州連合)からの離脱を選んだのは学者でも政治家でもありません、イギリス国民です。



各地域で投票し、72.2%の高い投票率でEU離脱をえらびました。


※以前、大阪であった【大阪都構想の住民投票】とは意味合いが違います、あれは大阪を大きく変えるための投票に大阪府民がぼんやりとしか理解しておらずに『いちいち変えなくても今のままでいいやん』と思った人たちがどれだけ多くいたかという事だったのです。間違ってはいけませんが、大阪自民党が勝ったのでは無いのですよ、喜んでいたみたいですが、勘違いも甚だしいですよ。




イギリス国民がそう選ぶのにはそれ相応の理由があります、確かに経済問題もあるでしょうしかし、一般人にはもっと深刻な問題、今その目の前にある危機の方が深刻なんです。

それは移民問題です。

ネットで調べれば調べるほど、よくもまあこんな条件でEU(欧州連合)に加盟したなと思う状況です。
自分もぼんやりとしか理解できていませんが、話を日本に置き換えて解説したいと思います。



もし、日本とその周辺国とで【アジア連合(仮)】が出来たとしましょう。

これに加盟している国同士は渡航のためのビザを所得する事もなく、自由に人の行き来が可能となり、貿易も関税をかけることなく自由にやりとりできる夢のようなお話です。

これを聞いてあなたならどうおもいますか?偏屈な私は真っ先に
【自由に人の行き来が可能】に食らいつきます。

確かにどの国の人々も自由に行き来できる社会は理想です、しかし、見た事もないアジアの人たちが明日には家の隣に住んでいるかも知れない状況になるのです。

あるいは私自身が貧しい国の出身だったら(今も貧しく暮らしていますが)渡航に特別何もいらないなら、その国へ行きたいと思うでしょう。



それが、年に何万人も来たら、あなたならどう思いますか?



実際にイギリスには年18万人も来ているそうです。


しかも渡航ビザが必要無いという事は、期限が無いので帰らなくて良い!という事。



日本に毎年18万人が増え続けたらと思うだけでゾッとしますね
(´□`) オーマイガーッ!!


さらに、たとえ移民に来た人たちが日本に税金をびた一文も払っていなくても加盟国の人間というだけで〇国の人だろうが〇国の人だろうが医療費や学費は一切かかりませんとなってしまったら?
しかしその人達の医療費・学費はだれが出すの?それは【アジア連合(仮)】です。

そのために加盟国から上納金を徴収しています、それは各国の経済状況によって多い少ないが決まります、日本は当然物凄い金額を支払わなければなりません、それは国民の税金です。

一生懸命はたらいても、昨日となりに来た移民のために税金を納めている・・・・・・・
バカバカしくなってきますね。
(;-_-) =3

さらに貧しい国から来た移民の方々は賃金が安くても働きます、という事はどんどん移民に仕事を取られ探しても探しても私たちの仕事が無くなっていくのです、生活ができません。



実際、イギリスでは求人を見て面接に行くと『あなたは移民ではない』という理由で断られるそうです。

(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!


どこぞの隣国が日本に大挙して旅行に来られただけで、日本人は不愉快に感じ大騒ぎしています。
さらに近くに住んで、医療を受け、学校にも行き、そして税金を払っていないと知ってしまったら・・・・・・
たぶん日本人なら耐えられないと思います。


その他にも色々あります、経済・貿易はては漁業でも縛りがあり、【アジア連合(仮)】が決めた事は自国の決めた事よりも優先させなければならない。
なんて事になったら・・・・・・(実際、イギリスはそうなっていますが)




そんな時、加盟国である某隣国がとてつもない借金まみれになっている事が発覚します、しかし【アジア連合(仮)】に加盟しているため、加盟国でそれを何とかしなければいけません、だって経済も貿易もすべて連合でまとめているのですから、他国から損害賠償を請求時にはもちろん【アジア連合(仮)】にする事になります。そうなったら日本はたまったものではありません!
借金背負っている奴呼び出して『どうすんねんこの借金!!、とりあえず謝金返済のための計画案を出してこい!!』となりますが、その答えをする当日に、借金背負っている奴がへらへら笑って来たらムカきます、駄目だこいつは!となるのは当然です。
しかし、その責任からは逃れる事は連合国である以上出来ません。みんな頭を抱え込みました・・・・

これがEU(欧州連合)で言うところの【ギリシャ問題】です。


イギリスの国民投票で離脱派の方々が『主権を取り戻す』と発言している部分だけを取り上げて、傲慢であるとか他のEU諸国を下に見ているとか発言する某司会者らは勘違いも甚だしい!とても失礼な奴らだと思います。

たぶんイギリスの方々が言っている『主権』とは自分の国の事を自分達で考え行動する事を言っているので、決してEU(欧州連合)の上に立とうなどと言う発言ではないように思いますが、皆様はどのように感じましたでしょうか?



イギリスの国民がそのような状況下におかれて尚、EU残留支持者が半数近く存在すること自体、他国や移民に対してかなり理解のある方々だと思ってしまいます。



  


Posted by 裸の男爵  at 18:32Comments(0)

2016年06月22日

Classic Army M110(SR25)




アーセナルさんより写真を拝借しております。


前回のブログでMAGPULのP-MAGが入らないとお伝えしましたが、その前に本体の紹介を全くしておりませんでしたので、御紹介したいと思います。

国内では扱っておられるショップをほとんど見かけない【Classic Army M110(SR25)】
それをネットショップで有名な【ARSENAL】(アーセナル)さんで購入いたしました。



ネットで検索しても【Classic Army M110(SR25)】の情報はほとんどヒットしないですねぇ
何か流通しにくい事情でもあるのでしょうか?
σ(・・?)..



Classic Army(以降CAと表記)は 昔からSR-25タイプの電動ガンを発売していました、メカBOXはG&PのSR-25と同様のロングストロークタイプのメカBOXを採用しています。





ロングストロークのピストンを採用しているメカBOXはフルオートで撃つと必ずピスクラするので、必ずストロークをノーマルにする必要があります。(まだメカBOXは開けていませんので後日作業いたします)


そして外見ですが、色々とCA製で旧型のSR-25やG&P製・A&K製には見られない個所がありますのでご紹介。


まずはフレームです。




各社SR-25系の中でも唯一のナイツアーマメントの、アンビタイプを再現しています。

マガジンキャッチやセレクターはもちろんですが、なんとボルトストップまでちゃんとアンビ仕様にしてあります。

もちろんボルトはダミーですが、チャージングハンドルを引いて左側のボルトストップを作動させてボルトを引っかけると右側のボルトストップが作動して浮き上がります。


ボルトストップを作動させた状態です。

そして右側のボルトストップを押すとボルトが閉鎖します。




他社ではオミットされている個所ですがしっかりと再現しています。



フレームがナイツタイプを再現していますが、フレームの刻印は独自の物でボルトキャッチの形もナイツSR-25とは少し違います。





セレクターはBADタイプのアンビセレクターで表示はピクトグラム式




HOPUPの調整はメタル製でドラムタイプ、細かくクリックが効いていて調整しやすいように思います。



ハンドガードは外してあります。



ハンドガードはURX4タイプのキーモッドタイプです。
下部には長いロングレールが最初から付属していました。
作りは多少省略してあるようで、実物にあるキーモッドの円部分を薄くさらうような加工は省略されています。






バレルは20インチのM16A2タイプが付いています。


一度分解しようとピンを外したのですが、ボルトストップが引っかかってそのままでは外れてくれません。




分解するためにはボルトストップのピンを抜き外さないと、分解できないのでいまだ分解していません。



付属のクレーンタイプストックはA&Kの物より細くて扱いやすいです。A&Kのストックはバッテリーコンパートメントにヌンチャクバッテリーを入れるためにバッテリースペースを大きくとってあり、かなり太いクレーンストックとなっていました。
それに比べれば作りは結構しっかりしている方だと思います。




最後にP-MAGが入らない問題です。



ずっと前ですがA&KのAR-25を購入した時に、PTSから発売していた7.62ミリ用の20連P-MAGを購入して使用していました。
A&KはG&P のコピー品なのでP-MAGはもちろんG&Pに使用できます。
CAのSR-25もロングメカBOXを使用しているとの事だったので、てっきり同じように使用できる物と思い込んでいました。

しかし、CA SR-25が到着してすぐにP-MAGを装着しようとしましたが、マガジンハウジングにすら入りませんでした。
<( ̄□ ̄;)>


その原因は前後の寸法・・・

左右の幅は問題ないのですが、前後の寸法が合っていません。


写真右側のP-MAG先端部分が付属のノーマルマガジンよりも長いです。
( ̄_ ̄|||) どよ~ん


マガジンもしくは本体の内側を削る等で対応しなくてはなりません。

しかし不思議なのは付属のマガジンを挿入しても本体のマガジンハウジング内側先端部分を少しずつ削っていきます。
CAのSR-25は以前のタイプだとG&Pに良く似たフレームを製造していたのですが、今回のM110(SR-25)はかなり変わっているのでもしかすると寸法が微妙に変わっているのかも知れません。



今回の紹介の記事は少し偏っています、なぜなら自分はこれからL129A1に少しでも近づけようと、変なメガネをかけて見ているのでこんな記事になっていますが、決して製品が悪いという事は絶対にありません!





冷静に見ても現在販売されているSR-25の中ではしっかりとした製品です。



アンビマガジンキャッチ装備アンビボルトストップ装備ナイツタイプフレーム装備・そしてSR-25では唯一URX4を初めから装備している製品は他にありません。
作りもA&Kは結構チープな印象をもってしまいますが、CAのM110(SR-25)は結構しっかりしています。
なので、メカBOX内部の調整さえできれば、外見はさわらなくてもそのままで十分タクティカルです。結構良い製品ですよ( = ̄+∇ ̄=)v

次回いつになるかわかりませんが、内部も紹介できたらと思います。
  


Posted by 裸の男爵  at 18:36Comments(0)Classic Army M110(SR25)

2016年06月22日

Classic Army M110(SR25)



アーセナルさんより写真を拝借しております。


前回のブログでMAGPULのP-MAGが入らないとお伝えしましたが、その前に本体の紹介を全くしておりませんでしたので、御紹介したいと思います。

国内では扱っておられるショップをほとんど見かけない【Classic Army M110(SR25)】
それをネットショップで有名な【ARSENAL】(アーセナル)さんで購入いたしました。






ネットで検索しても【Classic Army M110(SR25)】の情報はほとんどヒットしないですねぇ
何か流通しにくい事情でもあるのでしょうか?
σ(・・?)..



Classic Army(以降CAと表記)は 昔からSR-25タイプの電動ガンを発売していました、メカBOXはG&PのSR-25と同様のロングストロークタイプのメカBOXを採用しています。





ロングストロークのピストンを採用しているメカBOXはフルオートで撃つと必ずピスクラするので、必ずストロークをノーマルにする必要があります。(まだメカBOXは開けていませんので後日作業いたします)


そして外見ですが、色々とCA製で旧型のSR-25やG&P製・A&K製には見られない個所がありますのでご紹介。


まずはフレームです。




各社SR-25系の中でも唯一のナイツアーマメントの、アンビタイプを再現しています。

マガジンキャッチやセレクターはもちろんですが、なんとボルトストップまでちゃんとアンビ仕様にしてあります。

もちろんボルトはダミーですが、チャージングハンドルを引いて左側のボルトストップを作動させてボルトを引っかけると右側のボルトストップが作動して浮き上がります。


ボルトストップを作動させた状態です。

そして右側のボルトストップを押すとボルトが閉鎖します。




他社ではオミットされている個所ですがしっかりと再現しています。



フレームがナイツタイプを再現していますが、フレームの刻印は独自の物でボルトキャッチの形もナイツSR-25とは少し違います。





セレクターはBADタイプのアンビセレクターで表示はピクトグラム式




HOPUPの調整はメタル製でドラムタイプ、細かくクリックが効いていて調整しやすいように思います。



ハンドガードは外してあります。



ハンドガードはURX4タイプのキーモッドタイプです。
下部には長いロングレールが最初から付属していました。
作りは多少省略してあるようで、実物にあるキーモッドの円部分を薄くさらうような加工は省略されています。






バレルは20インチのM16A2タイプが付いています。


一度分解しようとピンを外したのですが、ボルトストップが引っかかってそのままでは外れてくれません。




分解するためにはボルトストップのピンを抜き外さないと、分解できないのでいまだ分解していません。



付属のクレーンタイプストックはA&Kの物より細くて扱いやすいです。A&Kのストックはバッテリーコンパートメントにヌンチャクバッテリーを入れるためにバッテリースペースを大きくとってあり、かなり太いクレーンストックとなっていました。
それに比べれば作りは結構しっかりしている方だと思います。




最後にP-MAGが入らない問題です。



ずっと前ですがA&KのAR-25を購入した時に、PTSから発売していた7.62ミリ用の20連P-MAGを購入して使用していました。
A&KはG&P のコピー品なのでP-MAGはもちろんG&Pに使用できます。
CAのSR-25もロングメカBOXを使用しているとの事だったので、てっきり同じように使用できる物と思い込んでいました。

しかし、CA SR-25が到着してすぐにP-MAGを装着しようとしましたが、マガジンハウジングにすら入りませんでした。
<( ̄□ ̄;)>


その原因は前後の寸法・・・

左右の幅は問題ないのですが、前後の寸法が合っていません。


写真右側のP-MAG先端部分が付属のノーマルマガジンよりも長いです。
( ̄_ ̄|||) どよ~ん


マガジンもしくは本体の内側を削る等で対応しなくてはなりません。

しかし不思議なのは付属のマガジンを挿入しても本体のマガジンハウジング内側先端部分を少しずつ削っていきます。
CAのSR-25は以前のタイプだとG&Pに良く似たフレームを製造していたのですが、今回のM110(SR-25)はかなり変わっているのでもしかすると寸法が微妙に変わっているのかも知れません。



今回の紹介の記事は少し偏っています、なぜなら自分はこれからL129A1に少しでも近づけようと、変なメガネをかけて見ているのでこんな記事になっていますが、決して製品が悪いという事は絶対にありません!





冷静に見ても現在販売されているSR-25の中ではしっかりとした製品です。



アンビマガジンキャッチ装備アンビボルトストップ装備ナイツタイプフレーム装備・そしてSR-25では唯一URX4を初めから装備している製品は他にありません。
作りもA&Kは結構チープな印象をもってしまいますが、CAのM110(SR-25)は結構しっかりしています。
なので、メカBOX内部の調整さえできれば、外見はさわらなくてもそのままで十分タクティカルです。結構良い製品ですよ( = ̄+∇ ̄=)v

次回いつになるかわかりませんが、内部も紹介できたらと思います。
  


Posted by 裸の男爵  at 18:36Comments(0)Classic Army M110(SR25)

2016年06月17日

L129A1とClassic Army M110(SR25)の違い



もしかして、全く同じようには出来ないにしても遠くから見たら、何とか誤魔化せるようにできるのでは?との浅はかな考えを持っているので、確認のために比較したいと思います。



まずは写真にて。





L129A1



Classic Army M110(SR25)


フレームUP


L129A1




Classic Army M110(SR25)

両方ともナイツタイプのフレームを使用しているようです。
Classic Army M110(SR25)はモールドの甘さや独自のデザイン・トリガーガードが一体型ではありますが、概ね合っているんじゃあないでしょうか。
((o( ̄ー ̄)o)) ワクワク



ストックやグリップ・レイルカバー等はサードパーティー等でTANカラーが売っているので問題ないと思います。
後はイギリス軍の大好きなFVG-5 もしくはFVG-3


となるとやはり問題はモノリスティックタイプの一体型アッパーレシーバーですね。

これだけは再現するとなると一から制作しないといけないので、そんな事はよほどの金持ちでない限りできません。
貧乏人はもっとせこい事考えます。




この赤丸で囲った部分をなんとかそう見えるように作ってみれば結構いい感じになるんでは?

甘い考えでしょうなぁ(´~`ヾ) ポリポリ


しかしここで問題発生!


実はSR-25のためにMAGPULのP-MAG(7.62ミリ)を用意していましたが、Classic Army M110(SR25)には入りませんでした!!
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン




  


Posted by 裸の男爵  at 21:42Comments(0)L129A1

2016年06月16日

イギリス軍のフルロード弾 L129A1

前回から結構日数が開いてしまいました、m(。≧Д≦。)mスイマセーン!!








Specter OS4は制作中ではあるのですが、自分では気づいていない部分が多々出てきたので、どうやって加工するか考え中です。
Kafu’様のブログでSpecter DRとOS4の違いを記事にされているのを見させていただいて、ウィンテージダイヤルの形状やらフット部分の形状やらこんなに違いがあったのかとビックリしてしまいました( ̄へ ̄|||) ウーム


最終的に着地点をどうするか・・・・・・





現在はこんな感じです。


とりあえず自分の頭を切り替えます!


L86A2関連の記事の中で、【L129A1シャープシューターライフルが採用されましたので、本格的にL86A2はお役御免となってしまいそうです。】と書きましたとおり、最近のユーチューブなどではL129A1が良く登場しています。

自分は基本L85系が好きなのですが、フルロード弾を使用するライフルも結構好きでFAL系やG3系もちょくちょく検索してみたりします。


そんな訳で当然イギリス軍の採用したLMT製シャープシューターライフルL129A1も当然気になっているわけでして、少し紹介したいと思います。






製造元のLMT(ルイスマシーンツール)はクレーンストックの製造や、M203グレネードランチャーの製造などで米軍ともかかわっているメーカーで、あまり一般の方々には知られていないようでしたが、M4のアッパーフレームとハンドガードをアルミ合金から削り出したMRP(Monolithic Rail Platform)を世に出してから、世間ではギリシャ語が語源のモノリスティっク(一体型・一枚岩など)という表現がしばしば使われるようになりました。




これを7.56㎜仕様にスケールアップさせたのが LMT 308MWSです。



正式採用の情報が出てきた時には結構目にした写真です、クレーンストックではなくMAGPULのPRSがついています。テストの時はこれが取付られていたのでしょうか。


それから一部改良されて現在の正式採用L129A1シャープシューターライフルになります。




TANカラーのクレーンストックとレイルカバー、それに大型Trijiconの光学機器のACOG 6×48 TA648MGO-308が取り付けられていますね。




イギリス軍のシャープシューターを決めるトライアルにはLMTの308MWSの他にもナイツアーマメントのSR-25やヘッケラー&コッホのHK417など他にも参加していたようで、一時期、HK417を前線の兵士が使用している写真がネットでちょくちょく見られるようになりました。


ネットから写真を拝借しております。

その影響でVFCのHK417を購入して所持していましたが、あの独特のメカBOXによるギヤ鳴りが抑えられずにいたため、誰かに引き取ってもらいました・・・。ヾ( ̄◇ ̄)ノ


しかし、SR-25でもなくHK417でもなくLMTの308MWSを選ぶあたり、さすがイギリスですね
( ̄ー ̄)ニヤリ


個人的にHK417だけは選んでほしく無かったので結果を喜んでおります。
だって、HK417ってね、SR-25よりもFALよりもG3よりも分厚いんです。

いざ装備をつけてHK417構えるとストックも本体も太くてなによりマガジンが太すぎて全く使う気にはなれませんでした。
(T-T*)フフフ…


余談ですがこの太っといマガジンは一般にある7.62ミリ用マガジンポーチでは入らなかったりするのでどこに入れたら良いのか困ってしまいますが、私の所持しているMTPのPLCEキットのマガジンポーチにHK417のマガジンが2本ピッタリとおさまります!










まぁHK417を売っぱらってしまったのでもう関係ありませんがね・・・・・・・



話がそれてしまいましたが、L129A1に戻します。

イギリス軍で正式採用とあれば何とか既存の電動GUN等で形にできないだろうかと考えてしまいます。
ネットショップでたまにお世話になります【ARSENAL】(アーセナル)さんで取扱されている【Classic Army M110(SR25) アンビセレクター/マガジンキャッチ】が形状的には一番近いのかなぁと思い仕入れてみましたので、後日検証したいと思います。




  


Posted by 裸の男爵  at 11:59Comments(0)L129A1

2016年06月09日

Specter OS4 を作ろう その3

前回からの続きです。




サフェーサー吹いてはヤスリがけ、パテ盛り・修正・・・・・・

進んでは戻り、進んでは戻りの繰り返しですε=( ̄。 ̄;)フゥ


中央部分は大体形になってきましたので、後方部分の成型に移ります。



Specter DRではストレートなのですが、Specter OS4はリング状に縁が付いています。

ここを再現するのに、最初はプラ棒でも巻きつけてそこにパテを盛って成形しようと考えていたのですが、相性が悪いのかきれいに接着されてくれません。
(´Д`) =3 ハゥー

結局は直接パテを盛ってひたすらヤスリがけすることにしました。



ヤスッて、ヤスッて・・・・・・・

写真が反対になってしまいましたが、こんな感じです。まだまだ形を整えていかなければなりません。


曲がってますなぁ・・・・・これもやり直しです・・・


現状、こんな感じになりました。





ここから塗装して組み上げていきます。さて、もとに戻してちゃんと機能するでしょうか・・・

(; ̄ー ̄川 アセアセ  


Posted by 裸の男爵  at 10:54Comments(2)Specter OS4

2016年06月06日

Specter OS4 を作ろう その2




Specter OS4何とか進めています・・・

ネットで拾った図面を頼りにパテを盛って、削って、盛って、削ってしています。

形を出しながらパテと金属の部分を両方削らないといけないのでリューターはほとんど使用できません。
パテの部分がリューターでは一気に削れてしまうからです。現在の作業は数種類のヤスリを使い手で削っています・・・・・・

こんなにヤスリを使ったのは岐阜県の高山にある某短大の実習以来です。

(T-T*)フフフ…



それでは写真を見ながら説明いたします。





先ずは実物では1倍-4倍切り替えレンズが入っていたBOX部分を、グラインダーで削り裏からパテで盛りつけヤスリがけをして面一にしました。

ここから左側の凹んでいる部分を適当に決めてヤスリで削り込んでいきます。





本当に適当です。ごめんなさい・・・










さらに反対側の凹みも写真を頼りに削っていきます。こちらはダイヤルスイッチの部分まで平らになっているので結構な広さを削りました。


大体の形が出たら今度は左側の膨らんだ部分を成形するため、いつもの【マジックパテ930】を付けていきます。

このパテは収縮がほとんど起きないため、へらで塗ったそのままの状態で固まります。









固まったらヤスリでゴリゴリ削っていきます。本当に本当に適当です。




作業途中でパテの部分とアルミの部分で色が違って、視覚がチカチカしてきなのでサフェーサーを吹きつつヤスリでごりごり・・・・・・








いつの間にか後ろのサイトベースも削りとっていましたね




ここにきて、Kafu'様のブログが更新されていたので、参考に見させていただいていたら気がつきました、自分が削っていた右側の部分、図面より狭い・・・・・・・・・・





; ̄ロ ̄)!!




削りなおしや・・・・・・・・


  


Posted by 裸の男爵  at 09:57Comments(0)Specter OS4

2016年06月04日

L85の問題点を自分なりに考える。 その4

今回はA1からA2に更新されて一目でわかる
チャージングハンドル及び内部周辺についてです。








改修作業を担当したヘッケラー&コッホの技術者達が閉口してしまったと言われているL85A1のチャージングハンドル







1分30秒ごろからスローモーションで排莢シーンが見れます、今にも薬莢を噛み込んでしまいそうな様子をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=M2bWh-urJiY&feature=player_detailpage


まず、L85のジャムの原因として
『なぜそんな排莢の邪魔になるところへチャージングハンドルを設置したのか?』ですよね。

では他のモデルではどうでしょう、同じようにチャージングハンドルが直接ボルトに取り付けてあるタイプは多数存在します。
代表的な物では、AKシリーズ・SIG SG550シリーズ・FN FNC等これらの銃では排莢不良の情報はほとんど聞きません。



















ではなぜL85A1では取り付け位置が駄目なのか、それは
排莢される方向排莢スピードにあります。


AKシリーズ・SIG SG550シリーズ・FN FNCシリーズをユーチューブ等の動画で確認すると、薬莢が排出される方向は
右斜め前方がほとんどです。

しかし、当のL85A1は
真横もしくは斜め後方に排出されています。しかも弱い・・・。
そして排莢される角度も通常は
斜め上方ですが、ほぼ水平に排出されています。
そのため、チャージングハンドルの取り付け位置は他とそんなに変わらないはずなのに、薬莢が飛び出す方向の関係で排出された薬莢がちょうどチャージングハンドルとぶつかりやすくなってしまい結果的に邪魔になっているのです。(紹介した動画の開始約1分ぐらいに右前方方向に薬莢が排出されているシーンが確認できますが、これは一度排出された薬莢が見事にチャージングハンドルにぶつかり、前方へ弾き飛ばされたためです。)


なので・・・・

排莢される角度が悪くスピードが遅いためにチャージングハンドルに当たってしまい結果ジャムが発生する。

が正しいと思われます。



この事をL85の基礎となったAR-18は知っていたと思います。それはAR-18のチャージングハンドルを見てください。





実に不思議な形をしています、ただ引くだけのハンドルがクランクしています。

その昔、JACというメーカーから発売していたAR-18のこのチャージングハンドルを見てなぜこんな形になっているのか、不思議でしかたなかったのですが、今になってなんとなくわかった気がします。

たぶんAR-18のチャージングハンドルを他と同じようにツマミ状にすると、排莢された薬莢がチャージングハンドルにぶつかってしまうためにあのようなクランク状しなければならなかったのでしょう。あの回転するわけでもないクランク状のチャージングハンドルは、そうでなければ説明がつきません。



そういった背景もヘッケラー&コッホは理解していたのかわかりませんが、皆さん御存じのとおりチャージングハンドルをこのように改修します。










形状は全然違うように見えますが、チャージングハンドルを真横にするのではなく、上に逃がしているのは同じ事です。
この改良によって、
排出された薬莢がチャージングハンドルに当たって薬室内に戻る事を極力無くしています。




さらに内部の改修点を上げればきりがないほどに改修された訳ですが、ここらでそろそろまとめに入りたいと思います。



たしかに私も一時『駄目な奴だな』とレッテルを張って見ていましたが、冷静に考えて見てみるとやはり風評被害的な要素がたくさんあり、自分自身がちゃんと理解するために記事にしたのです。

たしかにA1の時代は多くの作動不良に悩まされました、一時期はロイヤルマリーンですらカナダからC7を購入して使用していたほどです、その写真が公開され『自国の部隊にすら見放された』とばかりにさらに駄目銃としてのレッテルを貼られる原因になってしまいました。

しかし実のところC7の使用はL85A1の改修がきちんと完了するまでの繋ぎとして使っていた物で、実はロイヤルマリーンではちゃんとL85A2を使用する事が決まっていたようです。








そして世間で言われている

『A1からA2に改修されたとしてもやっと他と同レベルになったぐらい。』

と解説されていますが、何がどういう風にどれぐらいのレベルになったのか、他国とはどこ?
ハッキリとした答えがありません。(第三者に任せるみたいな・・・)




かの有名なM16も初期の頃は色々な問題に直面しました、内部構造の変更、弾薬問題等次々に改良され現在に至っています。現在市場に出回っているアサルトライフルが初期の頃から改修された事が無い物を探す方が不可能です。






L85の重量

を問題にする発言も多いです、確かにスチールプレスでレシーバーを制作されていて重い部類に入るとは思いますが、以下のデータをご覧ください。以下本体のみの重量です。




L85A1     3.82㎏

FA-MAS    3.8㎏

ステアーAUG 3.6㎏(スコープ含む)

M16A2     3.53㎏

HK416     3.74㎏(20インチバレル仕様は4.10㎏)




確かに同時期に登場したブルパップタイプのアサルトライフルの中では数値的に見れば一番重いですが、FA-MASとの差0.02㎏・・・・・・・・・・・・・・・・

これってそんなに上げ足取るほどの数値ですかね・・・・・・・・
(; ̄ー ̄)...?

外側が樹脂のFA-MASに比べてフルスチールのL85がほとんど同じ数値である事を考えても、結構優秀な方では・・・・・・・・・

『SUSATサイトを取り付ければさらに重くなるぞ!』という意見が聞こえてきますが、AUGは別としてもFA-MASやM16A2は元々光学サイトを取り付けていません、両社とも光学サイトと取り付けたらやはりそんなに変わらなくなります。








実はこの記事を書くきっかけとなったL85のについての解説を読んだのですが、当初自分もこの解説になんとなく納得してしまったので、書き込まれた方を責める気は全くございません。むしろ自分が良い歳のおっさんになり時代背景をなんとなく理解していくと見えてきた史実があります。

その中で自分の大好きなL85という物を少しでもお伝えできればと思っております。

以下その解説を掲載いたします。(全く悪気はございません)m(_ _;)m


『銃に関して言うと、イギリスは作り方を全く理解していません。WW2も結構旧式銃やステンなどの間に合わせマシンガンを使用していた国です。戦後はFALなどの外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い中で、何だこれはというものを作ってしまったんです。』



『イギリスは作り方を全く理解していません・・・・・・』
※イギリスにあるエンフィールド造兵廠は1804年に創設された国営ライフル工場であり、リー・エンフィールドライフルは1895年から1958年までの60余年間にわたりイギリス軍正式小銃にあり1958年にL1A1に制式小銃の座を譲ったがその後もイギリス軍に一時期採用されたブルパップライフルEM-2等開発しており、大変歴史のある造兵廠です。作り方を知らない訳ではありません。
たび重なる小銃弾の変更に翻弄され続け、NATO新正式弾が決定してから、それを利用した新型のブルパップ小銃の開発を急がされ、途中無理やり使用するマガジンをNATO標準に変更させられる事態を乗り越え何とか完成させたのが、

L85(SA80)です!!



苦労したんです・・・・・・・
(/ヘ ̄、)グスン




『WW2も結構旧式銃やステンなどの間に合わせマシンガンを使用していた国です。』
※WW2時代イギリス軍はダンケルクの戦いにおいて民間の漁船やヨット、はしけを含む、あらゆる船舶を総動員した撤退作戦(ダイナモ作戦)を行い連合軍のほとんどを脱出させる事に成功。
しかしこの時、数十万の兵士がほぼ丸腰で帰還することとなり、イギリス軍は深刻な兵器不足に見舞われたため、旧式だろうが簡易兵器だろうがそんな贅沢を言っている場合ではなかったのです。戦う事すら奇跡的な状況だったのです。


昔から苦労してたのです・・・・・・・
(/ヘ ̄、)グスン







『戦後はFALなどの外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い中で、何だこれはというものを作ってしまったんです。』


何だこれはというものを作ってしまったんです。・・・・・・・これに関しては返す言葉もございません。
m(_ _;)m ゴメン!!


しかし外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い
はいこれは完全な間違い
自国で新小銃弾を開発するが、政治的な決定により変更変更を余儀なくされ、仕方なく他国の小銃を使用していたにすぎません。

ノウハウに関してはかなりの蓄積があるはずです。
でなければEM-2など完成も出来なかったでしょう。

完成させたEM-2ではチャージングハンドルはボルトに直接なんて事はしていません、FA-MASのようにガスピストン周辺に取り付けてあります。前にも書きましたが、当時マガジンキャッチはマガジンの後方にありました。


この事実から考えても銃の製造、運用に関して全くの知らない人たちが作ったとは到底考えられないのです。






※イギリス軍は第二次世界大戦後、ブルパップタイプライフルが歩兵にとって最良の小銃であるとの思いから、自国で新弾薬・新小銃の開発を行うも、NATO(北大西洋条約機構)の政治的な決定により妨害され、仕方なくFAL L1A1をライセンス生産して正式化としていました。しかしその裏ではブルパップに対する気持ちは薄れる事は無かった。
そんな時、新たにNATO新正式弾を決めるというチャンスに恵まれ独自に開発していた新弾薬をトライアルに提出するも敗北・・・・
新小銃も試作していたが使用弾薬のみならず、マガジンまでNATO標準に変更しなければいけない状況に・・・
他国が次々と新型ブルパップ小銃を採用していくなか、大した時間をかける事もできないまま正式小銃にしてしまった。


こんな感じかなと勝手に想像してしまいます。



新弾薬まで製造していながらNATOの政治的決定に2度も振り回されそれでもブルパップ小銃を採用したいという焦りから詰めの甘い物が出来てしまったのでしょう。(どっちにしてもイギリスの責任ではあるのですが・・・。)
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・






そして現在のL85A2ですが、ユーチューブ等で動画を確認していても、排莢に関して弱々しいといった印象はほとんどなく、しっかりと作動しているのが確認できます。




未だに作動不良オンパレードの駄目銃のレッテルを貼られていますが、他と比べて見ても大して違いは見当たらず、今のこの評価は現実よりもかなり低い評価だと思います。
でなければ、ロイヤルマリーンもすぐに使用をやめて、せっかくC7を持っているのですからそれを使いだすでしょう。



長々と書きましたが、現在使用されているL85A2は他国のアサルトライフルと比べてもそれほど劣る事は無いちゃんとしたライフルであるという事です。



頑張れL85、頑張れイギリス!!く( ̄Д ̄)ノガンバレーーー♪





おまけの動画です、イギリス軍がCOB訓練にL85A2UGLとL129A1シャープシューターを使っているのですが、L85A2の左右のスイッチングが特徴的で面白かったのでご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=X7XTXdLf3_o&feature=player_detailpage


少しでもL85に対しての評価がマシになる事を祈っております。



ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!

  


Posted by 裸の男爵  at 12:11Comments(6)L85A2 UGLL85A2