2019年01月18日
ICS L85の改良型HOPレバーの件
先日、イギリス軍装備やブログ、サバゲーの大先輩、Kafu'様が試作で作ったICSの改良型HOPレバーを、テストしていただきました。m(__)mアリガトウゴザイマス
ICS L85シリーズが持っている弾道が左に曲がってしまう持病。
Kafu'様やその他の方々が言っておられる通り、独自設計のHOPレバーが片側保持の為に傾いてしまい、チャンバーパッキンを真上から均等に押さえていないのが原因だと解説しておられます。
詳しくはこちらの解説を見ていください。非常に分かりやすく図面化されております。
しかもこのICSの場合変な設計で、通常はHOPの構造はHOPレバーを0(ゼロ)にする方向にスプリングが付いているはずですが、ICSはその逆で押さえる方向にスプリングが入っており、HOPを調整するためには押さえつけられているHOPレバーを上に持ち上げてやらなくてはいけません。この構造もHOPレバーが傾いてしまう事にさらに拍車をかけています。( ノД`)ナンテコッタイ
画像の丸で囲ってあるパーツがHOPレバーです。
通常のHOPレバーのスプリングは押し上げる方向に力がかかっています。
東京マルイ式
ICS L85式
なんでこんなデザインにしたんだろう?(。´・ω・)
ICSからは改良型が出る気配もないし、サードパーティーからも何も出ないようだし・・・・・・
それならいっちょやってみますか!
って安易な考えで初めてしまいました( ̄▽ ̄;)ヤッチマッタイ
最初の考えでは、調整のしやすいドラムタイプが良いだろうと思って、ドラムを設置する場所を探しました。
やっぱりM4のようにチャンバーとメカBOXの間が良いかな~(⌒∇⌒)
こんな感じで出来たらかっこいいなぁ~
(画像は拾い物です。m(__)m)
・・・・・・・・・・・・・・・しかーし!
チャンバーとメカBOXに隙間なんかありゃしねぇ!さらにチャンバーがメカBOXに入り込んでるじゃねぇか!!
なぜこんな構造に・・・・・・これではドラムを設置するなんてできない・・・・・・・・
仕方ないドラムの位置を前方にもっていって・・・・・・・・・・・・・・
って前方も無理じゃねぇか!
チャンバーを思いっきり咥え込んでいる!前方も無理!
ったくしょうがねぇな・・・・・・・(-ω-;)ウーン
しょうがないので、ドラムは諦めてスタンダードM4のHOPパーツを使って図面をかいてみました。
いかがでしょう!
ストライクチャンバーなどのサードパーティのパーツも使用できるように、全てのパーツの寸法を取って図面にしてみました!
これが使えればICSのL85シリーズは飛躍的に使いやすくなりますぞー(⌒∇⌒)
いつもお世話になっている DMM.make に発注して、出来上がってきたナイロン樹脂のチャンバーを
挿入!・・・・・・・・・・・・・・・・・・
入らねぇ!(;゚Д゚)
ここ!この部分が当たってはいらねぇ!
HOPレバーの分だけしか盛り上げていないのに、これで入らなくなるって、どんなけ隙間ないんじゃ!
と、そんなこんなで結局は片持ちタイプから両持ちタイプにする事がベストだという結論に至った訳です(´Д`)ハァ…
ここでふと思い出す・・・・・・・・・・・・・(* ̄- ̄)そういえば・・・・・・・・
L85A3ハンドガードキット・・・・・・・
現在発売されている全てのメーカーに対応させるべくアダプターの設計・試作をしていた時の事を思い出しました・・・・・・・・
各メーカーのL85、細かい寸法違いはあれども、ほぼ修正程度でアダプターが完成したのに、ICSのL85だけは・・・・・・
バレルの取り付け位置が異常に高い!
参考までに、G&G L85です。
この為にL85A3ハンドガードのアダプターをICS用に作りましたが、ハンドガードの中心よりもバレルが上にズレてしまいます。
(ヤフオクには出品していませんが、一応ICSもL85A3にできますよ(;^_^A)
そう言えばG&GのメカBOXも独自設計されていますが、評判の悪いロングストロークピストンと、もう一つ特徴的なノズルが下に偏心してある件。
Kafu'様画像使わせていただきました。m(__)m
あれは、実銃のバレルラインに合わせる為の対策だったのですね。
やっぱり、リアルサイズだったG&G!(◎_◎;)スゲー
話をICSのHOPレバーに戻して・・・・・・・
現在の進捗としましては、Kafu'様のレポートにもあったように何か所か、干渉してしまう部分がありますので、修正でいけるところは修正して、再度テストしています。完成しましたら再度ブログで紹介いたします。
おまけ
以前からお伝えしていました LLM MK3バッテリーBOXのほぼ最終試作が到着しましたので写真だけでも載せておきます。
G&G L85のロアフレームに内蔵していたギガテック 7.4V 2050mAhがキツキツですが、入るようにできました。( ̄▽ ̄;)
これでほぼ完成だと思っているのですが、塗装もしていない状態なので、完成したらブログに載せます。
欲しい方がいらっしゃいましたら、このブログのオーナーへメッセージからご連絡くださいm(__)m
ただし、東京マルイの新品電動ガン1丁分ぐらいかかりますが(;^ω^)・・・・・
2019年01月06日
新年なのでL85のあまり見ない画像など(;^ω^)
おかげ様で、HK416・417系のハンドガードの制作の依頼を多くいただきまして、最近はイギリス軍ネタから遠ざかっておりました( ̄▽ ̄;)
新年も明けた事ですので、ここは初心に帰って自分が愛してやまないL85系のネタでも書いていこうかと思います。
とはいえ、たいした情報も持っていませんので、今まで集めた珍しいかなと思うL85系の画像を貼り付けていきます(;^_^A
まずはハンドガードにライトを取り付けた物
SUREFIREなどの小型で高出力のライトが無かった時代の物ですね。
ちなみに警棒の代わりにもなるマグライトを取り付けたハンドガードの画像もあります。
ダニエルディフェンスのハンドガードが採用される直前のアクセサリーレールが追加されたハンドガード
マイナーチェンジ後(後期型)のハンドガードバージョン。
反対側にも取り付け用のナットが埋め込まれています、この辺は改修を担当したH&KのG36Cでも見られた手法ですね。
次に採用されなかった試作品のレールハンドガード
結構有名なB&Tのレールハンドガード
同じくB&T上部レールを開閉式にした物ですね。
カービンやL86用のレールハンドガードだそうです。一応あったのですね(^^;)
次は専用スコープ(ナイトビジョン)
くっそデカいですね、スターライトスコープ?ですかね。
こちらはナイトビジョンでしょうか。(^_^;)
電池4本で動くんですね、稼働時間はどれぐらいでしょうか?
以前も紹介しましたが、試作品グレネードランチャー
ハンドガード一体型グレネードランチャー
ハンドガードの裏側にレバーがあって・・・
レバーを操作してバレルを回転させて装填するようです。
・・・・・で肝心のトリガーが分かりません・・・・・・
H&K G3のグレネードランチャーもそうですが、この時代のヨーロッパ系のグレネードランチャーのトリガーが分かりずらいです・・・
次に100連C-MAGの試作品
画像左側が通常のM4などの標準タイプで、右がL85用に試作された物です。少し長いのが分かると思います。
ラベルにもSA-80と書かれています。
専用のマガジンポーチと一緒にテストされたようですね。
たぶんL86の装弾数を増やす目的だったのでしょうが、まぁこのC-MAGは採用されなかったのは仕方ないですね、自分も一度C-MAGを取り付けてみた事があったのですが、まともに頬付けも出来ないようになりますから。( ̄▽ ̄;)アハハハハハ
そして最後はポリマーバヨネット!
ブレードタイプとスパイクタイプがあるようです。
しかし、フラッシュハイダーに直接取り付けるのに、ポリマーで作ったらすぐに溶けてしまわないのでしょうか?(゜_゜)
今回紹介した画像や情報の9割9分9厘はFacebookのSA80Man様からいただいております.
他力本願丸出しですいません・・・・・・m(__)mスイマセン
おまけ
悪名高いチャージングハンドルの試作品です。
苦労したんだね(´;ω;`)ウッ…
2019年01月01日
新年明けましておめでとうございます。
先ほど撮った初日の出です。
ただそれだけなのですが、今年もよろしくお願いいたします。
(⌒‐⌒)