2021年09月08日

L119A1キャリングハンドルの制作

L119A1キャリングハンドルの制作

9月に入って一気に涼しくなると言われたのに、大量の湿気で身体中がねっとり不快な、裸の男爵でございます。

さて今回の製作物は、Twitterでお世話になっております、【や,まだ】様からのご依頼で、L119A1のキャリングハンドルを制作いたしました!

L119A1キャリングハンドルの制作


イギリス軍に採用されたL119A1はカナダのディマゴ社(現コルトカナダ)が生産しているタイプですので、バレルの形状やら細かい所でM4とは形状が違います。
そしてキャリングハンドルもディマゴ社独自のデザインで、M4とは一目でわかる程の違いがありますので、イギリス軍装備でL119A1の代わりに我慢してM4を使ってしまうと、違和感しかありません。
その為、イギリス軍装備をする為には、自作するかどこかのメーカーが販売してくれるのを待つしか無いわけです。

そんな中でも【WARLORD TACTICAL】と言うメーカーがL119A1のキャリングハンドルやフロントサイト、16インチバレルを販売していた時期がありました。
しかし現在は、製造も終わっていて、入手が困難な上に、もし見つかったとしてもロットによってはかなりびどい状態の物も多かった様で、我らがKafu大先輩も修正するのに苦戦しておられました(^^;)
https://etekunn.militaryblog.jp/e534588.html




そんな現状の中で、今回【や,まだ】様より制作の依頼をいただいたのです。
そして通常なら、可能な限り画像を集めて図面に取りかかるのですが、実は今回は関東方面で御活躍されていたイギリス軍マニアの大先輩が、健康上の理由で引退される時に譲り受けたL119A1にWARLORD TACTICALのキャリングハンドルが取付てありました。しかもそれはあまりにも完璧に調整され取付られたもので感動しました。

今回はそれを採寸して作っていきましたので、ご紹介いたします。

まず、特徴的なキャリングハンドル後部のDマーク
そしてM4よりも角が丸められてヌメッとしたデザインになってます。

L119A1キャリングハンドルの制作
(上がL119A1、下がM4)

そして比べてみると分かりますが、キャリングハンドルの斜めのラインもM4とはかなり異なります。

L119A1
L119A1キャリングハンドルの制作


M4
L119A1キャリングハンドルの制作


マウントの固定方法は、片側のネジ2個をを締め付けて固定させるのは同じですが、形状が何とも心もとないぐらいに細いです。

L119A1
L119A1キャリングハンドルの制作


金属の削りだしでも出来れば良いのですが、どうしても3Dプリントになってしまうので、この部分の強度計算は慎重にしないといけないので苦労しました(´ε`;)

上がL119A1、下がM4
L119A1キャリングハンドルの制作


そして、リア側に浮き彫りにされたDのイニシャル!
(なんだかONE PIECEみたい( *´艸`))

L119A1キャリングハンドルの制作

L119A1キャリングハンドルの制作

当方のL119A1に取り付けた状態です。

L119A1キャリングハンドルの制作

WARLORD TACTICAL製(上)と一緒に並べてみました。

L119A1キャリングハンドルの制作

何とか遜色無いぐらいには出来たかと思います_(^^;)ゞ

ちなみに、取り付けてあるリアサイト周辺のパーツはマルイのM16のリアサイトをヤフオクで仕入れて(落札して)取り付けてあります。
本当はメタルの物があれば良かったのですが、力が及ばずマルイ純正のプラでございます、申し訳ございません(T_T)
当然マルイの企画に合わせているので、適合するなら別途パーツを入手していただければ交換できますので、何卒ご理解下さいm(_ _)m

一応ですが、キャリングハンドルを持ってライフルを持ち上げてもしっかりと保持してくれていました。が!素材が素材なので、あまりお勧めしません(;^ω^) と言うか、やめときましょう。


L119A1キャリングハンドルの発送は、本日の夜にでも指定の日時にお届け予定です。長い間お待たせいたしました、到着までしばらくお待ち下さいm(_ _)m





Posted by 裸の男爵  at 14:48 │Comments(0)L119A1

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