2017年11月28日

L85A3 制作その⑥ 完成!

長らくかかっていましたが、ついに世界初?であろうトイガンでL85A3が完成いたしました!!(世界初であって欲しい)








3Dプリンターを使っているために半分反則であるとか色々言われそうですが、そこは目をつぶっていただき暖かい目で見てください!m(__)m





それでは今回の加工・追加パーツの確認です。






①L85A3 新型ハンドガード
②新型ハンドガード取付けアダプター
③新型ガスブロック
④新型TOPレール
⑤L85全体塗装



①L85A3新型ハンドガード
こいつの制作はG&GのL85A2を手元に置いて後はネットから拾ってきた写真と睨めっこしながら『ああでもないこうでもない』と図面にしていきました。結構良い感じになったとは思いますがどうでしょうか(;^_^A

実物の写真


3Dプリンターで出力した物です。まだ塗装前の段階です。



実物の取付け方法がHK416と同じようにハンドガード後部にあるボルトで固定していると思われます。

(実物の写真です。)

後で説明しますが、ハンドガードを取付ける為に新規でハンドガードアダプターを作っています。そこに新型ハンドガードのボルトを通して締め付ける事で固定しますが、新型ハンドガードが樹脂なのでそこに直接ネジを切っても強度がありません。そこで出来るだけ薄いナットを探してきてこれを埋め込む事で強度を確保しています。




②新型ハンドガード取付けアダプター
これは実物の写真でもハンドガードの取り外した状態は確認できませんので完全新規想像図です。








実物同様の取付け方法だと3Dプリンターで作った樹脂製のハンドガードをボルト一本だけでしっかりと固定する事は難しいです。
新型ハンドガードとアダプターの隙間を可能な限りタイトにして作ってあります。


隙間なくピッタリなので入れるのもかなりきついです。


更に実物ではL86A2のボディエクステンションの取付け同様、アッパーフレームにビスで固定してあるようです。


実物同様にここに固定できるようにハンドガードアダプターには延長させた羽根を設定しています。



この部分をアッパーフレームに差し込んで横からビスで固定します。






左右から挟み込むだけでもかなりキツく設定していますがこれで前方へすっぽ抜ける事は無いと思います。




③新型ガスブロック

L85A3はハンドガードからアッパーフレームのレールが面一になっています。



これを再現するにはガスブロックにあるフロントサイトを取付けるための台が邪魔になってしまいます。
G&Gのガスブロックを削ってしまおうかと考えたのですが、新型のハンドガードを作る時に図面にしていますんでどうせならこれも3Dプリンターで作ってしまおうと考えました。出来上がったのがこれです。



新型ハンドガードを入れるのに邪魔にならないように作っています、またガスピストンはそのまま取付けできるように設計しています。













④TOPレールの制作です、単純な物なのですぐに出来ると思っていたのですが結構苦労した部分です。
 
 G&GのL85シリーズのSUSAT用マウントはアッパーフレームの裏側からチャージングハンドルのパーツと一緒になった部品と共に固定されています。だいたい矢印の位置に3か所で固定されています。




最初はG&G同様にネジが入る部分をピカティニー規格のレールの下に付け足してそれで固定しようと考えていましたので、とりあえず3Dプリンターで出力してみました。



ピカティニー規格の部分は寸法的には完璧で、光学機器などを装着してもグラグラするような事は全くありませんでした。
そして裏側のビスが入る部分に一応タップを入れてみると見事にボッキリ!折れました。


(折れた部分です。)



3Dプリンターで出力した部分にはそれほどの強度が無いので、何とか別の方法を考えましょう。(-ω-;)ウーン

それならばいっその事、取り外したSUSAT用のレールをできるだけ薄く削ってそこに被せるようにしてしまえばネジの部分の強度を保てるかと考えましたが、そんな処理をしてしまうと光学機器を載せたらレールごともげてしまいそう・・・・・・・どうした物か・・・・・・(-ω-;)


(途中考えた合体案です。)


なんやかんやで設計・試作を続けていると、3Dプリンターのフィラメントが無くなってしまったのでAmazonで発注しようとしたら在庫無しと言われたので仕方なく違うメーカーの物を発注したのですが、なんとこれで出力した物の強度が全然違う!強い!
一気に問題が解決しました。

合体案を無しにして、全てを3Dプリンターで出力して取付けいたしました。



上が旧型、下が新型です。



ついでに裏側に肉抜きのモールドもしておきました。
3Dプリンターで出力した物に直接ネジを切って取付けできるように加工して取付けます。








固定を確実にするためにフロント側に上からネジを入れました。


また裏側からもナットを入れています。これで強度的には大丈夫でしょう。





⑤L85全体塗装
記事があまりにも長くなってしまいましたので、説明を端折りますスイマセンm(__)m



全てのパーツを一度外して。




全てのパーツを元に戻して組立てました。


またこんなパーツも作っています。



実物の写真にあったオプションレールとスリングアダプターです、これも全て3Dプリンターで出力しています。
強度的にちょっとあれなので恐る恐る取付け。


左側のオプションレールは8スロットとスイベルリング



右側のオプションレールは10スロットになっています。実物でもそうでした。



これで全ての装備を装着できました。最後に写真を載せておきます。










次回予告


実はヤフオクを見て頂いていた方からご連絡をいただき、ある物を制作しております。
イギリス軍オタクの自分にはよだれ物の品々を送っていただきました、この時に制作いたしました物を次回お伝えいたします。

フフフフフフ(✧≖‿ゝ≖)

















  


Posted by 裸の男爵  at 11:16Comments(6)L85A3