2020年03月08日
Angury Gun L85A3Conversion Kits for G&G
遂に発売されてしまいました!(しまいました?)
Angury Gun L85A3Conversion Kits
出て欲しかったけど出て欲しくなかった何とも複雑な気持ちですが、とにかくやってくれましたAngury Gunさん!
これで最新イギリス軍サービスライフル L85A3 が再現できるとあって早速入手してみました!
『自分でL85A3作っているくせになんで今更・・・』
なんて事は思いません!とにかくL85関連の物が製品になってくれるだけでうれしいのです!
早速、アングリーガンさんのL85A3を見ていきましょう!
箱にはデフォルメされたL85A3のイラストが描いてあります。
その横にこのL85A3コンバージョンキットが対応しているメーカーの名前があります。
自分のは電動G&G用で、後はガスブロのWE、電動のICSが書いてあります。STAR/ARES用は今のところ予定に入っていないようですね(゜-゜)ナゼダロウ・・・
中身はこんな感じです。
A3ハンドガードとTOPレール、ガスブロック・ガスピストン、ハンドガード取付アダプターその他付属品って感じです。
個人的にはこのガスブロックとガスピストンを再現してくれたのは嬉しかったですね。
ガスブロックの矢印の部分にはちゃんとOリングが入っていますし、またガスピストンは実物のA3と同じ黒色の物が入っています。これだけでもかなりの高評価!
A3ハンドガードもぱっと見る限りなかなかいい感じに出来ております!
しかしH&K独自規格のHkey(エッチキー)が少し大きいような気がします(゜_゜)ちょっと違和感・・・・
A3ハンドガードとアッパーレシーバー用TOPレールのナンバリングもちゃんと再現されています。
これは期待できますね!(^▽^)
早速G&GL85に装着したいので探しましたが・・・・・・
やっぱり取付説明書など入っていません!(;^_^A自分で何とかしろと・・・・
自分のL85A3ハンドガードキットの制作経験で間違いなくG&Gの組み替え方法が一番メンドクサイ(#^ω^)
A3にコンバージョンする場合、ハンドガードはもちろんですが、アッパーレシーバーのレールも交換する事になります。
しかし、G&Gはリアルさを追求しまっているために、本来は溶接されているハズのSUSAT用レールをアッパーレシーバーの内側からビスで固定していて、外側からは見えないように配慮してあります。(他のメーカーは全て上からネジ止め)
この為、アッパーレシーバーのレールを交換する場合とても面倒なのですが、アウターバレルも分解しなくてはなりません(これがホントにめんどくさい・・・)
ならば!ここで取付手順などやってみましょう!と言う訳で
Angury Gun L85A3Conversion Kits 取付方法!!
【G&G編】
①G&GL85の分解
以下自分で作ったL85A3用の取付説明書から(L85はすでに塗装しています)
最初にハンドガード・フラッシュハイダー・ガスブロック・ガスピストンを取外します。
ハンドガードとフラッシュハイダーの取り外し。
ハンドガードはスリングのネジを外せば良いのであえて画像はありませんが、フラッシュハイダーの画像を載せておきます。
フラッシュハイダーは通常の電動ガンのような逆ネジにはなっていません、下側にあるピンのみで固定されているのでピンを外せば前方に抜けます。
(ガスブロックを外すのにフラッシュハイダーを外す必要があります。)
ガスブロックとガスピストンを外します。
最初にガスピストンを抜いてから、ガスブロックを外します。ガスブロックもフラッシュハイダー同様ピンを叩き抜けば外れます。
(ガスブロックの✖印は外さなくていいです。ガスブロックは丸ごと交換します。)
アッパーレシーバーを取外して、アウターバレルを外します。
先にインナーバレルを抜き取り、黄色の矢印のネジを外してアウターバレルを取外します。
ただし、電子トリガーのETU仕様の場合は赤丸の部分のネジは外しません!固定方が変わっているので、このネジを緩めると逆に引っかかってアウターバレルが外れないので前方の2本のみ外してください。
また、バッテリー配線はアウターバレルと一緒に外してください。
SUSAT用レールを外します。
アウターバレルをアッパーレシーバーから引っこ抜くと、やっとSUSAT用のレールを固定しているボルトが見えます。3か所あるのでこれを外してください。(レールとビスは再使用しないので大事に保管しましょう。)
これでG&G L85の分解が完了しました。
⓶Angury Gun L85A3Conversion Kits 取付
アッパーレシーバーにA3用TOPレールを取付
(ハンドガードの一部が入るように凹みがある方が前です。)
ここでちょっと心配な事が・・・・・・
下の画像を見てほしいのですが、G&GとAngury Gunのレールを比べて見ました。
G&Gのレールはビスで固定する為に足を延長してあるのですが、Angury Gunのレールはコストダウンの為かそれがありません。
その為、付属しているビスの他にスリーブをハメて固定知るのですが・・・・・・
スリーブをハメるとビスがこれだけしか出ません!
ビスの山が二山程度、実際にちゃんとかかっているのは一山ぐらいしかありません!
おい!大丈夫かこれ!(◎_◎;)
しかもレールの高さが8.4㎜しかない・・・・低いな・・・・スコープ覗けるか・・・・・
とりあえず検証は後日するとして、とにかく取付していきましょう・・・・
A3レールのビス穴の位置をアッパーレシーバーの裏側から見えるように穴位置を合わせて。
先ほどのビスのスリーブを先に放り込みます。
後は付属のビスで固定。
(ほとんど回していないのに固定されました、エルカンのせて大丈夫かこれ?(^^;))
取付アダプターとガスブロック・ガスチューブの取付
先ず初めにA3用取付アダプターを設置します。
このように3個のパーツで構成されています。購入当初、2個の薄いスリーブは大きいアダプターにセットされた状態では入っていましたので、両サイドにあるネジを緩めてスリーブを外してください。(アウターバレルに後で入れる為です。)
大きいアダプターだけを先にアウターバレルに入れます。
根本まで入れたら、スリーブをアウターバレルとアダプターの間に入れます。
(スリーブに空いている穴は画像の位置にしてください、左右からアダプターを固定する為の六角穴付きビスが通過する為の穴です。)
アダプターの左右の六角穴付きビスを締め付けて固定します。
(この時締め付けた六角穴付きビスがちゃんとアウターバレルまで届いているか注意してください、スリーブにあたっていると固定できません)
ガスブロックとガスピストンの固定
ガスブロックを取り付ける前に分解が必要です。
ガスブロック下部のネジを外してスリーブを外します。なぜかと言うと・・・
このスリーブのさらに奥に固定用のネジが隠れているからです!
そしてガスブロックをアウターバレルに入れて下からネジを止めて固定します・・・・
が!ここでも問題!
G&GのL85ガスブロックには位置がズレないように爪が出ているのでズレる事はありませんが、Angury GunのA3ガスブロックにはそれが省略してあります、下側のネジだけで固定するのでセンターが出しにくい。しかもここでセンターを出しておかないとハンドガードが入らない!仮にA3ハンドガードが入ったとしても、ガスブロックの微調整をする為にはハンドガードを取外さなければいけません。
うーん、固定方法はネジでも良いけど、せめて位置を決める爪ぐらいは再現して欲しかったな(゜-゜)
(ちなみに裸の男爵製 L85A3キットではこの爪が再現されています。)
付属のガスピストンを取り付けて、G&G純正のピストンロッドを元に戻します。
画像にはピストンロッドが写っていませんが、確実に元に戻してください。
L85A3ハンドガードの取付
ハンドガード固定用のボルトを緩めて引っ張り出しますが、完全には引っこ抜かないようにしてください。
(上の画像の位置で一旦止まるようになっていますが、ちょっと力を加えればすぐに抜けてしまいます。)
内部はこのようになっており、プランジャーをスプリングで押さえているのですが、ボルトのセンターからズレているので簡単に抜けます。
後はハンドガードをアウターバレルの先端から入れて固定します。
これでAngury Gun L85A3Conversion Kitsの取付が完了です!
(画像はAngury Gun facebookの画像より)
こちらのL85A3コンバージョンキットは、もちろん英軍マニアの方々が我先にと入手され、早速装着されています。
早速SNS等で問題となったのが、レールの高さが低い、スコープが覗きにくいと言った事でした。
自分でもL85A3キットを作っているのでわかるのですが、確かに低い。
『自分が作った物でもちょっと低かったかな?』と思っていたのにさらに低いとは・・・・・(;´・ω・)
右が裸の男爵製・左がAngury Gun製で比べて見ると約3㎜ほど低いです・・・・・・・・
覗きにくいが問題ないと言った方もいらっしゃいましたが、やはり低いです。
自分で制作したSPECTER4 OS4の上のSHIERD CQBドットサイトがちょうど良いぐらいで、サバゲーでフェイスガードを付けたらスコープ覗くことは不可能です。
もしかしてAngury Gunの方が正しいかとTwitterで実物の画像を重ねて検証された方がいらっしゃいましたが、やはり低いという結果に・・・
うーん、せっかくAngury Gun からL85A3 Conversion Kitsが出てこれから盛り上がっていくと思ったのに、こんな事でケチが付くのは納得がいかんな~(-ω-;)
良し!それならAngury Gun L85A3Conversion Kitsを3㎜ほど上にズラして取付出来るようにアダプターを作れば良いのか!では早速制作にとりかかろう!!
それでは自分が制作したL85A3の取付アダプターを改良して取付出来るようにするので、寸法の違いから確認しようっと・・・・・・・・・・
おい!ちょっとまて!
なんで自分が作ったアダプターが寸法ピッタリハマるねん!
Angury Gunさんこれは・・・・・・偶然ですよね・・・・(; ・`д・´)
イギリス軍 L85A3 ARILLS デイ・ナイトサイトの制作
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これ、やられたんじゃないですか?(笑)
いやー実際にコピーされた所を見た訳ではないので何とも言えないです(((^^;)
届いた時にはかなり違いがあって、安心してたのですが……………
あんなにピッタリだとちょっと疑ってしまいますねσ(^_^;)?
以前に教えていただいたボルトキャッチボタン、レバーですが実際にはどちらの使用率が多いのか分かりますか?
AAF化する際にメカニカルな構造上どちらかに絞らないといけないので困り中です。
お問い合わせのボルトキャッチレバーですが、一般的にも認知されているのは右側の緑のレバーなので、設定するならそちらの方が良いのかな?と思います。(;^ω^)