2023年11月15日

ミリタリーアンテイークス大阪さんへ無理をお願いしまして!BREN 軽機関銃(モック)と実物を比較検証!




先ずはこの場をお借りしまして、当方の無理なお願いを聞いていただきテレビの収録があったにも関わらず朝早くから入店の許可を頂きましたことを心から感謝申し上げます!
ミリタリーアンテイークス大阪様本当にありがとうございます!



以下、展示されていた貴重な物品の数々をご紹介!















歴史的にも貴重な英軍装備の数々!
これらが全て実物って信じられないぐらいです!(*T^T)
ミリタリーアンテイークス大阪さん、控えめに言って最高です!




さてまだまだ画像は撮ってきたのですが、後は自分で楽しむ事にしまして、本題のブレン軽機関銃を見ていきたいと思いまーす!




手前が実物のBREN L4で奥が自分が3Dプリントした物です。













実物のガスレギュレーター


3Dプリントガスレギュレーター


実物を触らせていただいた時の第一印象はとにかく重い‼️( ̄□ ̄;)
そして何よりフレームやバレル周辺、ガスチューブの太さは、自分がネットの画像と想像だけで作ったブレン軽機関銃よりも更に薄く細かったのが印象的でした(O_O;)




A&Kメカボックスに合わせた為に矢印の部分の高さがそもそも違う……


実物のフラッシュハイダーの方が細く若干短い…



バレル下のガスチューブも思ってた以上に細かった……





フレームもA&K メカボックスに合わせたので、かなりのマッチョになってしまってます……


うーん(ーー;)
出来た時には実物に近い物が出来たと喜んだのですが………やはりメカボックスをA&Kに合わせると無理が出てきますね(;^ω^)

さんざん他のメカボックスを使うことも考えているのですが……あのマガジンを上部から差し込むスタイルとガスチューブがバレルの下にある構造でフレームの上側に全く余裕が無いのですよ(;´A`)

こりゃまた新しく作り直すしかないかな(´TωT`)



  


2023年09月30日

英軍の軽機関銃 BREN 軽機関銃を製作(モック) その④



さてさて何とか全てのパーツを我が家の3Dプリンターで出力し終わったので、これから塗装をしていこうと思います。



本体部分はいつものようにインディのブラックパーカーで塗装すればいいのですが、ストックやフォアグリップの木のパーツをどうやって財源すれば良いのかわからないので、ネットで調べていたのですが、どうやら塗装した上からスプレーニスを吹くだけでもそれなりに木のように見えると言うことを知ったので、近くのホームセンターでスプレーニスを購入して来ました。

塗装前(上)と塗装後(下)の画像です。





製品にするにはちょっと問題がありますが、自分用のモックアップなのでこの仕上がりだけでも十分ですね(^_^;)
ちなみにストックの仕上がりもこんな感じです。



その他の部分も塗装して完成した画像がこちらになります。










(実物のバイポットが取付できます!)


ちなみに作動には全く関係有りませんが、ガスレギュレーターを別パーツにしています。





これが回るか回らないかでテンションが変わってきますので、絶対に再現したかった部分ですね(^^;)


(このブログの初期から使わせてもらってますカッコいい画像は、英軍の撮影会でちょげじょーさんに撮影してもらったものです、カッコいい画像をありがとうございます!)


さてさて、このブレン軽機関銃のモックアップを完成させたところですが、これの最終目標はもちろん電動ガンにすることです。その為に解決しないといけない部分が山ほど見つかっていますので、これから図面の変更等に取りかかっていきます…
次はちゃんと作動できる状態のものをお見せできればいいのですが……いつになることやら……( ̄▽ ̄;)








おまけの画像です。



これだけでわかる人は凄いですね(^^;)
実はアルミで製作しています。
個数限定で量産計画あります……
詳しい内容は後日になります……


  


Posted by 裸の男爵  at 12:05Comments(0)イギリス軍3Dプリンターイギリス関連BREN LMG

2023年09月25日

英軍の軽機関銃 BREN 軽機関銃を製作(モック) その③




どうも!
つい先日まで2回目のコロナ感染し療養中だった裸の男爵でございます!(°▽°)
コロナも二回目なら症状も軽く……ただの風邪って感じでぇ…………

んな訳ないわボケーーー‼️
結局一回目の感染と症状も変わらんやんけ!!
40度の高熱
吐き気
めまい
腹痛
マジてまた入院かと思いましたわ
…………一応無事に回復いたしましたので、これからブログを再開したいと思います……お見苦しいところをお見せいたしました申し訳ございませんm(_ _)m

さてさて、前回は仕入れたバイポットやCA製マガジンとネットでかき集めた画像を元に、図面を製作‼️







しかし図面が出来たとは言え、軽機関銃ほどのサイズははじめての経験なので、正直言ってサイズを間違っていないかとても心配です(;゚Д゚)
しかし今までのように試作品から外注しすと軽機関銃の大きさでは資金がうん十万円になってしまいます………

試作品が完成する前にこちらが破産してしまいますので、今回の為に新しく3Dプリンターを購入!それがこちら!



Creality 『Ender-5 S1』
SK本舗さんより購入させていただきました!SK本舗さんありがとうございます!(*´▽`*)
この4本の支柱がなんとも言えない力強さを醸し出してくれます!これで大きめの造形も難なくこなしてくれると信じています!(*´▽`*)

さぁ早速図面のデータをスライサーにかけ、とにかく3Dプリンターをぶんまわしていきます!































画像のみを列挙いたしましたが、出来上がったパーツを仮組して問題が無いか確認しております。
確認用に仕入れたCAのマガジンも問題なく入りましたので、心配していた寸法もおおよそ合っているようですので安心いたしました。( ̄▽ ̄;)
テストの為にA&Kのメカボックスを入れて見ましたが、こちらは案の定問題だらけです(T_T)

後は塗装してひとまずの完成ですが、それはまた次回に……  


Posted by 裸の男爵  at 11:52Comments(0)イギリス軍3Dプリンターイギリス関連BREN LMG

2023年09月12日

英軍の軽機関銃 BREN 軽機関銃を製作(モック) その②



さぁ~て前回、プレン軽機関銃を図面にする為に電動ガンのZB26を参考にすれば簡単にできるっしょ!
との甘い考えを打ち砕かれた裸の男爵です(´TωT`)

下の画像は実物をお持ちの方が上げられていた画像なのですが、真ん中にブレン軽機関銃があります。


(使わせていただいてごめんなさい、一年以上前に良いなぁ羨ましいなぁと思って保存させていただいたのですが、どこから読み込んだのかすでに忘れてしまいました、問題があれば御連絡下さい削除いたします!(T_T))

上 チェコスロバキアのZB26?
中 イギリス ブレンMK1軽機関銃
下 日本 99式軽機関銃?

あってますかね(^_^;)
ブレン軽機関銃だけは良く調べてわかるのですが、他はふわっとした知識でしかありませんごめんなさい(^_^;)

上部マガジン給弾が特徴的な三羽烏ですが、一番良く似ているZB26とブレン軽機関銃でさえこれだけの違いがあります。(特にマガジンから前方の部分)
※詳しい部分は拡大して見いただくとして……(読者に丸投げ( ̄▽ ̄;))
細かな部分を見れば見るほど、電動ガンのZB26だけではたいした参考にはならないと絶望していたところに、たまたま見たヤフオクでたまたま出品されていた実物のバイポットとクラシックアーミーのSA58ロングマガジンを【渡りに船!】とばかりに仕入れたのであります!



これでおおよその寸法を決めていくための材料が揃ったので、図面にしていきます!

……っとその前に前回のその①の記事である人からブレン軽機関銃の電動ガンには『A&Kのメカボックスを使ってください』とお願いされていたのであります。


(画像はフォースターさんより)

この製メカボックスは元々はクラシックアーミーさんが同社のM249等のLMGの為に設計したのですが、A&KがコピーしM249やその他のオリジナルのLMGにも使われ、今やサードパーティーからカスタムメカボックスやカスタムパーツまで売られている世界的にも広く認知されているメカボックスとなっています。
しかし実は裸の男爵的にはできればこのメカボックスは使いたくないのであります、その理由が………

重い‼️
そして分厚い!‼️

のであります…(ーー;)
できれば他の軽量で横幅が薄いメカボックスを使いたかったのですが、探してみてもそんな物はなく……
あったとしてもすでに生産終了や在庫なしなので、今後の事を考えればやはり安定供給された物を使った方が良いですよね。
多少デフォルメは仕方ないとしてA&Kのメカボックスを使って図面の製作を進めていったのですが、やはりと言いますか想像していたよりも大変な時間を要してしまい、なんと図面開始からおおよその全体図が出来るまでになんと1年以上!それからA&Kのメカボックスやその他のパーツに合わせるために調整するのに約半年……

そして何とかたどり着いた図面がこちらになります‼️









前回のその①でもお伝えしましたが、モデルアップしたのは最終型とも言える7.62×51NATO仕様のL4となります。
ここまでの図面が出来上がるまでに修正修正また修正とおこなってしまった為に、データに不具合が生じてしまっているので、もう一度綺麗な図面を作り直さないといけません(*T^T)

次回は外注していた造形を少しでも節約するために新規で導入した3Dプリンターで、このブレン軽機関銃を出力した様子をお伝えする予定です。( ̄▽ ̄;)



  


Posted by 裸の男爵  at 15:18Comments(0)イギリス軍3Dプリンターイギリス関連BREN LMG

2023年09月11日

英軍の軽機関銃 BREN 軽機関銃を製作(モック) その①



BREN LMG(ブレン軽機関銃)

以下Wikipediaより


イギリス陸軍は1935年、ルイス軽機関銃などに代わる新型軽機関銃の競作(トライアル)を実施、その結果、チェコスロバキアのブルノ(Brno)ZB vz 26軽機関銃系列のZB27が、ブローニング・アームズ社のBARやマドセン社などを破って採用され、ライセンス生産契約が結ばれた。若干の設計変更が行われ、最も大きな変更点は、弾薬に.303ブリティッシュ弾を使用するために、リム(起縁)付きの銃弾の形状に合わせて弾倉を直線箱形から湾曲箱形に切り替えたことと、銃身およびガスチューブ・ガスピストンの設計を変更したことである。ブレン(Bren)の名前は、「Brno」と「Enfield」から採られている。

「ロニー・ザ・ブレンガン・ガール」ことヴェロニカ・フォスター(1941年5月10日、イングリスの軍需工場にて)


今回このブレン 軽機関銃を製作することに決めたのは、ある人からお話があった事で製作を決定する事になったのですが………
製作する前にWikipediaの説明でもあった通り、ブレン軽機関銃の原型とも言える、チェコスロバキアのZB26はすでに電動ガンとして存在していたのは知っていたので、まずはこれを購入して細部をちょこっと変えれば楽勝しょ!とまたもや安易に考えてこの電動ガンを仕入れたのであります……


(ネットから画像拾わせていただいてます問題ある場合はすぐに削除いたします)

市場では新品はほとんど出回っていないため、ヤフオクに出品されていた物を何とか落札しました。しかしそれは新品の状態にも関わらずストックは破損し更にマガジンも付属していないジャンク品です。
まぁどうせ寸法採寸してバラバラになるだけなんで気にもしていませんでしたが、到着したZB26(ジャンク)と画像のブレン軽機関銃を見比べて、血の気が引く音が聞こえました( ゚Å゚;)サー


(ネットから画像拾わせていただいてます問題ある場合はすぐに削除いたします)

うん、レイアウトは似てるんですよ、そっくりなんですよ………でもね………
ZB26には無いガスレギュレーターが付いていたり、
バイポットが全く違っていたり、ガスピストンが入っている部分の形状が全く違っていたり。


(ネットから画像拾わせていただいてます問題ある場合はすぐに削除いたします)

チャージングハンドルが折り畳みだったり


(ネットから画像拾わせていただいてます問題ある場合はすぐに削除いたします)

ストックの形状や機能が全く違っていたり……


(ネットから画像拾わせていただいてます問題ある場合はすぐに削除いたします)

似て非なるものとはまさにこの事か‼️( ̄□ ̄;)
うーん(ーー;)
もっと参考となる資料がないかいろいろ漁っていたところ、タイミング良くヤフオクにブレン軽機関銃のバイポットが出品されているではありませんか!
とりあえずこれを落札して………その他の資料は………
と考えていましたが、そう言えばブレン軽機関銃には最終型とも言えるL4がありました。


(ネットから画像拾わせていただいてます問題ある場合はすぐに削除いたします)

使用弾を.303ブリティッシュ弾から7.62×51NATOに変更して使えるマガジンを当時採用していたL1A1(FAL)と共用出来るように改修されたタイプです。
共用できるとは言え、やはりそこは軽機関銃…30連のロングマガジンが作られてます。
そしてこのロングマガジンはクラシックアーミーが販売してくれていますので、これを使わない手はないと、それも仕入れました(^_^;)



後はできるだけ画像資料を集め、バイポットやマガジンを採寸、比較して図面を仕上げていく事になるのですが………
まぁいつも通りと言いますか……
予定通りと言いましょうか………
とにかくいろいろ悩んで悩んで、少しずつ進んでいくのであります……(;ω;`*)

次回は図面から3Dプリンターで出力するあたりをお伝えできると思います……






※予告ではありますが、現在別の製作の件でHK416系列の新しいハンドガードを製作しております、Twitterでお世話になっておりますダニエルマン様にご協力いただき、試作がもうすぐ到着予定ですので、こちらもお伝えできれば嬉しいですね(^ー^)
  


Posted by 裸の男爵  at 12:03Comments(0)イギリス軍3Dプリンターイギリス関連BREN LMG

2022年09月03日

いかん!このままでは!!ブログ書こう……

徐々に遅くなっていたブログの更新……
月一回位の更新が、コロナで入院後は体調不良が続いていた為に、やる気が全く出なくて……というか依頼していいただいてます製作物の図面を仕上げようと、PCを立ち上げるも全く頭が働かない放心状態になってしまい、全然進みません………皆様本当にごめんなさい………(T_T)


何とか心を奮い立たせてやってみようかと思います!

本当は製作物が出来上がってから発表した方が、ドヤ顔(`・∀・´)出きると思っていたのですが、裸の男爵は、夏休みの宿題を8月末になってから劣化のごとくやる【お尻に火がつかないと出来ない】タイプなので、ここで少し発表していきたいと思います!
とは言え、もちろん御依頼いただいてます製作物は発表できませんが………


それでは発表していきます‼️

1 HCAR











YouTubeでラリーヴイッカーズさまが紹介していたり、ほかの方も紹介されているので、一度見てください、迫力があって惚れてしまいました(*´ェ`*)
https://youtu.be/HD31v5Rziag

HCARの図面は電動ガンとして完成しております。
後はどうやって作るかで悩んでおります……



2 AR-18



これはかなり以前から作ると言っているがいっこうに出来ない、やるやる詐欺ですね………(´д`ι)
なぜ止まっているかと言うと、昔JACから発売していたガス式のハンドガードやストックを再利用出来るような、コンバージョンキットとして設計していたのですが、 AR-18ってアッパーレシーバーがかなり低く、バレルの位置がM4の様にアッパーレシーバーのほぼ中心ではなく、89式の様に下側に有るため通常の電動メカボックスが使いづらいのです(T_T)

Ver2だと背が高すぎて、Ver3だとマガジンの加工が必須で、その他のメカボックスを考えていますが、デザインの関係でどうしてもデフォルメが必要で、更にハンドガードを再利用出来なくなってしまうという問題が出てきてしまい、詰んでおります(T_T)

3 EF88/F90





これは製作の途中でKWAからガスブロで発売されると正式にアナウンスがあったので、途中で止めてましたが、もともとマルイのステアーAUGのコンバージョンとして設計していたので、個人的に作って見ようかと思っております………
しかし3Dプリントで製作を依頼したらこのストックか一体いくらになるのか………恐ろしい((((;゜Д゜)))

4 SPC9
スイスのB&TがAPC9の改良型として発売した奴です。





APC9のロアレシーバーはそのままに、アッパーレシーバーのデザインを変更してより使いやすく出来ております。
なんとチャージングハンドルがハンドガード上部にレバー式と、M4の様なチャージングハンドルの両方がついております!

更に驚くべき事実は!





もうここまで出来ていると言うことです……(^^;)
後はチャージングハンドルが2個付いているので、どうやって連動させようかと……
ダミーボルト着けたらOHP調整出来ないので、どうしようかと悩んでいます( ̄▽ ̄;)


とまあ色々な物に手を出しては完成できていない、裸の男爵でございます……………



  


Posted by 裸の男爵  at 11:58Comments(0)ご挨拶。3Dプリンターイベント関係AR-18APC9-K

2020年07月10日

3Dプリントハンドガードの塗装と問題点。


このL85A3はセラコートで有名な鈴友(株)様に施工していただいた物です。ハンドガードはアングリーガンではなく、裸の男爵オリジナルの3Dプリント製品になってます。


今回のお話は新たに、裸の男爵製L85A33Dプリントハンドガードの施工を鈴友(株)様に依頼し、その中で問題になった事をブログでご紹介したいと思います。


裸の男爵としてL85A3ハンドガードやHK417系のハンドガードを、3Dプリントで有名なDMM.makeさんへ発注して作っております。
3Dプリント製品を取り扱っている方々は、家庭用の卓上3Dプリンター(FDM方式)を使って造形している方も多いですが、裸の男爵が作るハンドガード等の大きい造形物は、FDM方式の3Dプリンターでは品質が安定しません。(資金が無いので安い3Dプリンターしか購入出来ない為ですが………( ̄▽ ̄;))

ですので、価格が高くなる事は分かっていても、安定した製品を作ろうと思えばやはり外注になります。(以前は不良芸術品の山でした。)


しかしいくらDMM.makeさんに外注したからといっても、塗装まではしてもらえません。
だから自分で塗装したり、鈴友(株)さんにお願いしたりするのですが、それでも3Dプリント製品特有の表面のザラザラはいかんともしがたく、表面処理だけは自分でどうにかしないと鈴友(株)さんに施工してもう事も出来ません(´ノω;`)

しかも、このハンドガードを作っているナイロン樹脂がとても厄介な奴でして………

まずは下の画像を見てください。



この状態がDMM.makeさんから出来上がってきた状態です。
白い色をしていますが、表面はザラザラ、オーバーな表現でも何でもなく、粗めのヤスリ、グリップの滑り止めテープと言えるほどの状態です。

これをヤスリをかけて平らにしていくのですが、ナイロン樹脂って、ごく一般的なヤスリでは全く削れません……………
なので、自分はナイロン樹脂専用のヤスリを仕入れて表面を加工しております(これが結構高い………)

ちなみにこちらの商品を使わせていただいてます。



3Dプリンター用研磨紙 TuneD3[BASICキット]
https://store.shopping.yahoo.co.jp/systemcreate-pro/tuned3-basic.html
(このヤスリをハンドガード1個につき2枚づつ位使用します)

そして、ナイロン樹脂の表面を研磨して整える訳ですが、ここで更なる苦労が………((T_T))

DMM.makeさんでのナイロン樹脂の造形は、ナイロンの粉末の中でレーザーを当てて、バチバチ高温になった部分が溶けて結合し、形が出来上がってきます(合ってる?(; ̄Д ̄)間違ってたらごめんなさい)
このバチバチが曲者で、一見すると分かりにくいのですが、結合したナイロン樹脂の間には結構な隙間が発生するのです。
少し分かりにくいかも知れませんが、道路のアスファルトのような感じですね。

画像はネットから拾いました、申し訳無いです。

これは、造形の担当者によっては内部充填率の違いで、この隙間が多くなったり少なくなったり、さらに冷却後の変形にも関わって来ます。
しかし内部充填率が100%なんてことはあり得ませんので、この隙間は必ず発生いたします。

それを、出来るだけ平らにするために自分がする事は……

ひたすら削る、削る!
ある程度平らになったら、隙間のデコボコにサフェーサー吹いて、また削る!
またサフェーサー吹いて、削る!
なんども繰り返してやっとこさ塗装をします!

さらにここから見えなかった凹凸が出現してくるのです!


これはL85A3の途中経過です……こんな状態……
((T_T))

さらに削る!
サフェーサー吹く!
削る!

そこまでやってやっと出来上がるのが下の画像です。









まだまだ未熟ですが、何とか見れる位には仕上げる事が出来ました( ;∀;)

さて、ここまでやったとしても所詮は素人の塗装、ゲームで使う事を考えると、やはり耐久性のある塗装にしたいと思います。
そこで真っ先に浮かぶのがセラコートで有名な鈴友(株)さん!

何と!鈴友(株)さんの担当者の方だけではなく、社長様まで直接関わっていただき施工してもらいました!大変ご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m

ここで、ナイロン樹脂の施工をしていただく為にはやはり表面の研磨は絶対条件です!

一番上の画像は最初に施工していただいた物で、それはそれは完璧なまでの仕上がりで、感動しておりました!

この時も当然表面の研磨はした状態で、鈴友(株)さんへ送っているのですが、今回の新しい物はさらにご迷惑をかけてはなるまいと、徹底的に研磨しました!
ええ、自分的には徹底的に………自分的には………


そしてコロナウイルスのお陰で鈴友(株)さんも大変な状況の中、施工が完了したとの連絡があり、到着を楽しみに(^ー^)


開封してビックリ(;゚Д゚)ナンジャコリャ!

もちろんアッパー&ロアレシーバーのセラコートは全くもって素晴らしかったのですが、A3ハンドガードがヒドイ状態……



いくら何でもこれはヒドイ………
前回はあんなに素晴らしいハンドガードに仕上がっていたのに!
しかも今回はさらに表面の仕上げは完璧な位ツルツルにしたのに!自分的には!(ここ重要)

早速、鈴友(株)の御担当さまに連絡をすると、確認したいのですぐに送り返して欲しいとの連絡があり、送り返す事に。

まぁ、もしかしてこのコロナウイルスの状況で皆さん手が回らず、急いで施工されたために起こってしまった可能性もあるなと思い、わざわざ社長さんに言わなくでも良いだろうと、何故か上から目線で考えておりましたが、何と社長様から直々にご連絡をいただく事に!( ; ゚Д゚)

そこで、色々とお話を聞いていただ来ましたが、ハンドガードの不良の原因が明らかに………


自分的にはツルツルにしてお渡ししたつもりだったのですが、それはどうやら表面を削った粉が、あのアスファルトのような内部に入って、表面上はツルツルになっていただけのようで………
鈴友(株)さんでは施工前に必ずサンドブラストしてから施工されるのですが、この時に隙間に入った削りかすが吹き飛んで、結果このような事になった模様です………( ̄ロ ̄lll)ガーン



これ、鈴友(株)さんが施工前にサンドブラストしなくてはいけないのは当然の事でして、もちろん非などありません。

裸の男爵が施工して塗装しているハンドガードでは、必ずサフェーサーを何度も吹いているので、ある程度のデコボコは無くなります。

しかし、特殊な方法で施工される鈴友(株)さんへ送るハンドガードにはパテやサフェーサーを吹く訳にはいきません、とりあえず施工できたとしても、その部分から剥がれてしまう可能性があるからです。

何とも悔しい結果ですが、これを鈴友(株)さんの責任にする訳にはいきません。
今回のハンドガードは仕方ないので、そのままにしていただきました(´;ω;`)しょうがない。

3Dプリントの素材にはナイロン以外にもありますが、そのどれもが同じ問題にあたると思われます。

今後施工してもらう為にはこの問題をどのように解決すれば良いのかじっくり考えて見ようと思いました。

鈴友(株)、社長様、ご担当者、大変なお願いを聞いて下さりありがとうございました!(´;ω;`)感謝!


しっかし、最初に施工してもらったL85A3
英軍トレやゲームにも投入しているのに、いまだに端っこも塗装が剥げてない………
樹脂の塗装に独自のノウハウがあると言われていたのは間違いじゃないですよ!












  


Posted by 裸の男爵  at 14:48Comments(2)3Dプリンター

2019年08月17日

Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その三 完成。

なんだかんだで、前回の記事からすごい日数がかかってしまいました。(;^_^A
Trijicon TA648(6倍)の一応の完成です!










何度も言っていますが、ネットの画像を拾ってきて図面書をいていますので、実物サイズではありません!(自慢する事ではないのですが・・・)

ちなみにパーツ分けはこれぐらいまでやっております。



TOPレールはL129A1タイプのストレート型とアメリカ海兵隊の段付き仕様を図面にはしていますが、今回はL129A1仕様のみ再現しています。



内部は出来るだけスペースを確保して、後々にどこかのスコープでも組み込めたら良いなぁと考えております。



そしてこちらのエベレーション&ヴィンテージノブのキャップは雰囲気だけですが、ネジ加工をして取り外せるようになっています。



マウント部分はレプリカのACOGから外してそのまま付け替えれるようにいたしました。



心配していたズレも無く、まあまあいい感じではないでしょうか(;^_^A




最後に残っていた光を取り込む部分の加工です



パーツ分けしてあるので、一度バラして赤い部分の塗装をします。(塗装前のバラした写真を撮り忘れていました・・・)
最初はどの赤色にしようか気にしていましたが、結局はスプレー缶のレッド
をそのまま吹きました。( ̄▽ ̄;)



赤色が乾いたら再度組付けですがその前に、この部分は塗装だけではなく、透明なプラバンも貼り付けます。



本当に透明なプラバンを金切りバサミで切っただけの物です。



これを入れて外側のカバーを被せて、



最後に後ろからネジ込めば完成です。

この光の取込み部分のパーツ構成は、赤色(他にグリーン・オレンジ)の塗装や、プラバンを組みやすくする為以外にも目的がありました。それはこれです。



これは実物の写真なのですが、光を取り込む部分のカバーが回転出来るようになっています。
この部分を保護する為なのか、又は光の取込み量を調整する為なのか分かりませんが、とにかく回転するように出来ていますので、これも絶対に再現したかった部分です。
おかげで、当方のTA648も回転出来るようになりました(⌒∇⌒)





これでTrijicon TA648は一応完成しました!







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が!

なぜに最後の加工にこれほどまでに時間がかかったのか・・・・・・・・・・・・・

実は、もう一つ同時進行で制作していた物があった為なんですね、それは・・・・・・


L129A1!

・・・・えっ? 昔作っただろって?

ふふふふ・・・・

今回はL129A1ハンドガードを新規に図面化して、ハンドガードを3Dプリントしたんです!

以前まではURXⅡタイプハンドガードを切って貼って削ってしていましたが、今回の物は完全新規で制作しました!

次回は新生L129A1のご紹介をいたしますので、何卒よろしくお願いいたしますm(__)m





この正面からの断面がL129A1の証・・・・・




  


Posted by 裸の男爵  at 14:23Comments(0)L129A13DプリンターTrijicon TA648

2019年07月27日

Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その二

前回、とてつもなく大きなTrijicon TA648 が出来た事により、精神的ダメージもとてつもなく大きかった裸の男爵でございます(T_T)








コメント欄にてで根無し草ガイア様もおっしゃる通り、3D図面は最初の寸法決めが大事で、それを間違うと図面が完成しても間違いに気づかない事が多く、ましてや現物など無い状況で、脳内だけで図面を書いてしまうと完成に近づくにつれアドレナリンが邪魔をし、さらに深い沼へハマっている事も気づかず、出来上がって来るまで分からないという大失敗を犯しました。
もう二度と忘れない良い経験が出来ました・・・・・・これが・・・・・・・
『苦労は買ってでもしろ!』
と言う先人たちのありがたい教えだったのですね(T_T)(意味をはき違えてる・・・・)



図面は最初からやり直す事になりましたが、今一度TA648の画像を確認していたところ、ある方がTwitterで(米海兵隊)M240に搭載されているTA648を同じく3Dプリントで再現されており(自分よりずっと前にもう作られていました( ̄▽ ̄;))、そのTA648の上部レールは途中から一段下がっているようで、スコープ部分とドットサイトとの落差を出来るだけ少なくしている仕様でした。

実物の米海兵隊の画像がこちら






でイギリス軍 L129A1搭載型がこちら



TOPのレールがストレートです。


どうせ図面を一からやり直すなら、この米海兵隊仕様も再現できたら良いなと思い、一体成型だった最初の図面からTOPレールを別パーツとして作り直しました。
途中何度も寸法の確認をして、ドキドキしながらDMM.meikに発注・・・・・
商品が到着しましたが、前回の失敗が頭を過ります・・・
恐る恐る、試作中のL129A1に乗せてみると・・・・・



よしっ!今度はおかしくない!

軽くインディのブラックパーカーで塗装して状態を確認します。









TOPレールを別パーツにしています。




接眼レンズ付近の光を取り込む部分は、後程、赤色の塗装とクリアーなプラ板で塞ぐ予定です。

マウント部分はこれも当初作ってしまおうかと考えたのですが、金属の丈夫な物にしたかったので、レプリカのトリジコンのマウントを付け替えれるようにしました。




残りは光を取り込む部分の処理をどうするか・・・・
調子に乗ってあまり発色の良い赤色にすると失敗しそうだし・・・・(゜-゜)
ここは慎重に色を決めていきましょう・・・・・・もう失敗したくないし・・・・・( ̄▽ ̄;)







※途中、米海兵隊仕様の画像が無いかとネットしていたら、製作者様のブログをみつけました!ブログ名は珍 風呂!こちらのブログは珍装堂 店長様のブログですが、とにかくすごい技術で再現されていて、どれもこれも素晴らしいの一言です!あまりのすごさに自分の心が折れそうになってきたので、後でゆっくり読ませていただきます
( ̄▽ ̄;)スゲー








おまけ

ちょっと遊びでのせてみました。
G&GのL85に実物パーツなど使って再現したG&GL86A2これに今回のTA648を載せてみました。





なぜこれをやったかと言うと、




以前から何度も取り上げているこちらの写真。
TA648が完成したので、残るはこの特徴的なシュアファイアー製ハンドガードを再現すれば出来るのですが・・・・・・
ハンドガードの図面は全くやっておりません( ̄▽ ̄;)

  


Posted by 裸の男爵  at 15:04Comments(4)3DプリンターTrijicon Trijicon TA648

2019年02月22日

再び…………そんなバカな! 


(拾い画像です、申し訳ありません( >Д<;))

再び、やられてしまいました!
ミリブロニュースで出ておりましたこちらの記事

『無加工・ワンタッチでグロックに取り付けできるエアソフト用『FD917』サプレッサー』



以前に自分でも試作をしておりました(^_^;)



こんな感じです、自分が作った物はちょっと長すぎましたね(・・;)

もうほとんど完成していましたが、ある部分の設計をどうしようかと悩んでいるうちに、よそ様からやっぱり出てしまいました(*T^T)

その部分とはこれです。



アンダーレールのロック部分。

現在グロックのエアソフトはそれはそれは色々なメーカーから発売されております。
各社寸法が微妙に違っています、自分が所持していたグロックはマルイ、WE、ジャンクで買った古いKSC等ですが、各社それぞれ微妙に違います。

なのでマルイのグロックで問題無くても、その他のグロックではガタガタだったりスカスカだったりします(;´д`)ナンテコッタイ

特にスカスカの場合、グロックのレール部分だけで固定している構造上、サイレンサーの先端部だけがが下に向いてしまいます。
それではまともにBB弾が発射されません( >Д<;)



困った………


それなら各社のグロックに合わせて、寸法違いのレールアダプターを作るか…………


それともロックの構造を横から締め付けるようにしようか…………………(;>_<;)



悩んでいる間にも、ありがたい事にM110A1ハンドガードのご依頼をいただいたり、頓挫していましたトリジコンの6倍の図面を、一からやり直している間に、ミリブロニュースにでてしまいました
(*T^T)



レールの部分をどのように仕上げておられるのか、興味深々です。(・・;)










おまけ………
と言うか報告です(^_^;)

先日やっと納品出来ましたM110A1ハンドガードの写真です。





送っていただきました写真を使用させてもらっております。問題があれば削除いたしますm(_ _)m

こちらはブラック指定で塗装し、納品させていただきました。
サイレンサーを少し奥に取り付けているのが、超絶格好いいですね( 〃▽〃)




そして、こちらが本当のおまけ







MR308A3ロングハンドガードです。
実はある方から一度制作の打診を受けたのですが、今は別の依頼に変更されています。しかしこのハンドガードを見た自分が惚れてしまい、勝手に作ってしまいました(〃´∀`〃)



欲しい方がいらっしゃいましたら、ブログ左側にあるオーナーへメッセージからご連絡ください。
m(_ _)m







  


Posted by 裸の男爵  at 11:33Comments(0)3Dプリンターグロック