2017年07月17日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その7 完成!
(こちらの画像は実銃です。)
いやー長いことかかっていましたが・・・・・
やっと完成いたしました!
〇E製 ブローニングハイパワー MK-Ⅲ!!
ヾ(≧∇≦*)/やったー
それでは今回の加工箇所をご説明したいと思います。
①スライド上面のカット及び加工
②前後サイトの取り付け
③スパーハンマーの取り付け
④セイフティの移植
⑤MK-Ⅲグリップパネルの取り付け
①スライド上面のカット及び加工
〇Eのスライドにはミリタリータイプからタンジェントサイトを取り外して、出てきた穴を埋めて完成だぜ!!
・・・・・・・と簡単に考えていたのですが、ここで思わぬ障害が発生。
ミリタリータイプのスライドって左側側面後方が盛り上がっているんですね・・・・・・
このようにタンジェントサイトの支点部分から盛り上がっています・・・・反対側はそんなことはないのですが・・・・・
これは予想外でした(’・ω・`)
と言うか単なる自分の確認不足ですが・・・・・・
(´・ω・`;)めんどくさいなぁ
とにかく、タンジェントサイトを取り外した場所に大きな開口部があるので、そこにアルミの板を張り付けて、
あとはせっせこせっせこ削りたおして何とかMK-Ⅲに見えるところまでもっていきました。
過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その2
更にスライドの右側の加工は
①シアレバーのカバー部分を埋めて、外付けのエキストラクターの再現。
②エジェクションポートの拡大
③分解用のスライドのヘコミをパテで埋めてフラットにする。
こんな感じにできました。
(9`・ω・)9ヨッシャ!
過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その4
これで一番加工のめんどくさい部分が完成しました。
②前後サイトの取り付け
加工の順番が前後しておりますが、気にせずにいきましょう!
タナカのハイパワーから前後のサイトを外して移植しました。
取り付け位置をタナカのMK-Ⅲとにらめっこしながら、加工して取り付けました。
過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その3
次に③スパーハンマーの取り付け
過去にもご紹介しましたが、タナカ製と〇E製は微妙に、でも結構違いがあってマガジンを入れ替えて使用することはできません。
過去の記事
ブローニングハイパワー タナカと〇Eの違い
ハンマーユニットを入れ替えてしまおうかと考えたのですが、タナカ製のハンマーユニットでは〇E製のマガジンバルブをしっかりと開放するだけのストロークが足りません。またブローバックユニットのガスルート周辺の形状の違いからタナカのマガジンを入れてもマガジンをロックしてくれません。
なのでここはタナカのスパーハンマーを加工して〇Eに取り付けました。
過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その6
④セイフティの移植
これはタナカ製MK-Ⅲを取り外してそのまま移植できました。
ただし一つだけ注意点といいましょうか、セイフティには切り替え時にクリック感をだすため(というか簡単に動いてしまわないように)プランジャーが入っています。
このプランジャーの先端部分の太さが違って、タナカ製の方が若干太いいためにしっかりとしたクリック感が得られません。
プランジャーのみタナカと〇Eを入れ替えようかと考えたのですが、なんと〇Eのプランジャーの径が若干太いため入れ替えることができません!
しかたがないので、タナカのMK-Ⅲの方のプランジャー先端部分を細く削って対処いたしました。
こんな感じです。
また、スパーハンマーを移植した時にハンマーのノッチの部分が深いためにトリガーがすんごく重くなってしまったので、
ノッチの部分に薄いアルミ板を接着してノッチを浅く加工し、トリガーをある程度軽くしました。
⑤MK-Ⅲグリップパネルの取り付け
これもタナカ製のグリップパネルを取り付けていますが、取り付けた時にガタツキがありました、寸法や形状はほとんど変わりないと思ったのですが、もしかするとグリップスクリューの位置が若干違うのかも?
これはグリップパネルの内側にアルミテープを張り付けて対処しました。
以上でブローニングハイパワー MK-Ⅲの完成です!
何とか完成しましたが、ブローニングハイパワーを使用するにあたって、やはり気になる点が、バレル周辺の
HOPユニットの構造
この部分の改良はブログの大先輩であるKafu'様が記事にされていましたBrowning Hi-Power (TANAKA)をゲームで使えるようにする(1)
でご紹介されていましたので、それを参考に自分のブローニングハイパワーも何とかできればいいなぁと思っています。
実際にできるかどうかはわかりませんが(^_^;)
最後のおまけのハイパワー
以前の記事〇E製 ブローニングハイパワー 改装その5にておまけのハイパワーに対してハンガリーのコピー製品ではないでしょうかとコメントをいただきました。
その後すごいタイミングで先日発売の GUN Purofessionals 2017年8月号にハンガリーのFEG(Fegyvr- es Gepgyar)と言うメーカーが製造しているハイパワーのコピーの写真が載っていて驚きました。
コメントをいただきました、とーりすがり様の情報が間違いなかった事が確認できました!
貴重な情報をありがとうございます!本当に勉強させていただきました。
ありがとうございます(*^▽^*)
以下 ブローニングハイパワーのコピーである FEG P9の画像です。
これもコメントにありましたハイパワー+S&W M59のようなダブルアクション化モデル
の画像も見つけました。
ブローニングハイパワーは欧州では本当にいろいろな国が使用していたのですね。
( ̄□ ̄;)!!すげえぜハイパワー
2017年06月26日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その6
今回はハンマー周辺の加工です。
〇Eのハイパワーはリングハンマーですが、これをタナカのスパーハンマーに交換していきます。
ブローニングハイパワー タナカと〇Eの違い
でもお伝えしましたが、タナカと〇Eではハンマーの構造が少し違います、そのためハンマー部分を入れ替えれば済みません、ここも加工していきます。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
ハンマーをコックするシアーが左側のタナカ製が2個に対して右側の〇E製が片側一個のみ。
片側一個だけの方が耐久は大丈夫なんだろうかと心配になってきますが、こういう風にしたのにはバルブノッカーに原因があったようです。
バルブノッカーはタナカの〇Eもハンマーのシアがかかる部分の中央の溝に入ります。(写真は〇Eです。)
そして、〇Eのバルブノッカーの先端部分はスプリングが入っています。
このスプリングのせいで横幅が増えてタナカ製のハンマーには入らなくなっています。
(細かく言えば他の部分も改良されているのですが・・・・)
ならばタナカのスパーハンマーの溝の部分を広げてやれば装着できるのではなかろうか・・・・・・・
よし!やってみよう!!
どうするかというと、ただ単にヤスリで削って広げてしまいます。
もうただ単に削るだけ。
(@Д@;ウオー!
バルブノッカーが入る事を確認するまで削ってしまいました。
ハンマーをコックするノッチは〇Eの場合片側しかありませんが、自分の勝手な判断で
『別にノッチまで削らなくても大丈夫だろう』
と思っていたのですが、いざ組込んでみると、下の赤丸で囲んであるパーツが邪魔になって・・・・・・・・・
(このパーツもタナカ製とは形が異なっています)
結局ノッチ部分も片側を削りました。
(; ̄ー ̄Aナンダカナー
これでやっとスパーハンマーを組むことができるぜ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまできて気が付く・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれ?
もしかして?
こんなメンドクサイ加工しなくても・・・・・・・・・・・・・・
ハンマーユニットごと交換すればよくね?・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( ̄◇ ̄;)!
ちょっ、ちょっと試しに交換してみよう・・・・・・・・・・・・・・・
(;¬_¬)
(もし交換で済んでしまえば記事を編集して、今までの作業を無かったことにすれば・・・・・・)
結果は・・・・・・・・・・
駄目でした!!
(≧∇≦)ノヨカッター!(何でやねん!)
結果から言うと、バルブノッカーの突き出し量不足になってしまい、ちゃんとブローバックしてくれませんでした。
(; ̄ー ̄A
うんうん、やっぱり自分の判断は正しかったようですね。
((((/ ̄∇ ̄)/
セイフティレバーはタナカ製をそのまま移植可能ですので入れ替えてOKです。
ハンマー周辺が無事に組む事が出来ましたので、ためしに作動させてみたのですが、まだまだ動きが渋かったり、トリガーがすごく重くなったりしましたので次回はその辺の改良をお伝えいたします。
(; ̄ー ̄Aやれやれ
おまけのハイパワー
フルオートハイパワーだそうです!
2017年06月18日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その5
前回書き忘れていましたスライドの加工があります。
スライドストップを外す時のへこみ部分ですが、MK-Ⅲにはありません。
何時ものように金属用パテで埋めてから
削って成型しました。
やっとここまで形が出来て来ましたので塗装してみます!
ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク
塗装にはインディのブラックパーカーを使用しました。
塗装は完全なる素人です、古い塗装を剥がして、塗装する表面を脱脂して、雨の日にはスプレーしない程度の知識で塗装しております。
仕上がりは・・・・・・・・・・・・・
まぁそんな程度です。゛(6 ̄  ̄)ポリポリ
ちなみにロアフレームも一度塗装を剥がして同じインディのブラックパーカーで塗装しました。
さぁて次回の加工はハンマーユニット
旧型(ミリタリー)のハイパワーはハンマーがリングタイプ
です。
MK-Ⅲはハンマーがスパータイプなので
タナカのMK-Ⅲと交換しようと思いましたが、タナカと〇Eの違いでも説明したように構造や形は似ているのですが、独自に改良されているためそのまま取り替える事が出来ませんでした。
次回はハンマー周辺の加工に移りたいと思います。
おまけのハイパワー
スライドトップがオートマグのようになってます。
<(T◇T)>なんじゃこりゃ!!!
2017年06月11日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その4
今回の加工はシアレバー周辺の加工です。
上の奴を下のMK-Ⅲに見えるようにやっちゃいましょう。o( ̄へ ̄oファイト!
加工に入る前に全ての塗装を剥がしてつるピカにしてしまいました。
そしてシアレバーの軸があるこの部分は思い切って接着して固定してしまいます。
ここのパーツは固定してもシアレバーの組み付けは内側から行なえますのでなんら問題はありません。
接着固定したパーツの隙間部分に金属パテを流し込んでヤスリでセレーション部分を成型。
次は露出型のエキストラクターの加工です。
とはいってもちゃんとしたエキストラクターを作る技術など持っていませんので、今回はカタチだけの加工です。
(〃 ̄ω ̄〃ゞ エヘヘ
本当に適当ですからね・・・・・・・
それっぽく見える位置と長さの溝をマイクロフライスで掘ってしまいます。
元々そんなに厚みがあるわけでは無いので、溝深さを間違えると貫通してしまう恐れが・・・・・・・・
( ̄ω ̄;)...
だいたい厚みの半分ほどになるように削りました。
そしてエキストラクターですが、そこら辺に転がっていたアルミの端材を使って形を整えました。
例によって写真を撮り忘れてしまいましたので、簡単な図面でご説明。
なんだか余計に分かりにくい図面になってしまっていますが・・・・・・
つまり、エキストラクターらしさを表現するためには、真っ直ぐな物ではなく、先端(フロント側)に行くほど内側に入り込んでいるようにするために先端部分を細く斜めに加工しました。
取り付け後の写真。
先端に行くほど内側に入っているように見えますかね・・・・・・・
o( ̄ー ̄;)
後はMK-Ⅲにあったシアレバーのシャフトの穴をそれらしく加工して。
この部分です。
エジェクションポートをMK-Ⅲの様にすこし広げました。
ここまでなんとか出来ましたね(;´Д`A ```
スライド側の加工はこれでほぼ終わりましたので、次は塗装に入りたいと思います。
おまけのハイパワー
ロングスライドとショート加工されたハイパワーです。
2017年06月07日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その3
前回、ハイパワーのスライドに貼り付けたアルミ板が内側に張り出し、作動の邪魔になっている事をお伝えしました。
どこが干渉してしまうかと言いますと、
この部分がアルミ板に当たってしまっています。
しかし、当たった部分はリューターで軽く削れば干渉しなくなりました。1ミリもけずっていません。
こんな感じで軽く削りました。
最終的に組み立てたときにまだまだ調整が必要となるかも知れませんので、とりあえずこの辺で次の加工にうつります。
次はフロント・リヤサイトの取り付け加工です。
MK-Ⅲのサイトはごらんの様に横からはめ込んでいるタイプです。
こんな加工初めてです。( ̄_ ̄ i)
他の方々のブログなどみていますと、それはもう正確にキレイに加工されていますが、自分は台形にそれも正確に加工できる工具もなければ技術もございません。
とりあえず取り付けすることだけを考えて加工しますので、『そこをなんでそんな加工すんねん!!』と言われましても全て後の祭りですので何卒ご了承下さい。
m(_ _;)m
とにかくタナカのブローニングハイパワーのサイトの取り付け位置を出来るだけ正確に測りました。
【すぐに加工に入ったのでこのブログ書く頃には寸法を忘れています・・・・】m(_ _;)mモウシワケナイ
まず、自宅にあるマイクロフライスでまっすぐな溝を掘っていきました。
次にタナカのハイパワーから取り外したリヤサイトと睨めっこしながら細いヤスリで斜めの部分を削ります。
フロントサイトの取り付けもリヤサイトと同じようにマイクロフライスで縦溝を削ってから斜めの部分をヤスリで削っています。
(加工中の写真を忘れています・・・・・)( ̄ω ̄;)スンマセン
もうフロント・リヤサイトは精度もへったくれもありません、ただただ取り付け出来ればそれで良しとしていますので、完成後に作動させた時に弾がどこへ飛んでいくのか分かりません。(;´Д`A ```
こんなんでいいのか俺!
Σ( ̄ロ ̄lll)
次回はシアレバーの部分を加工していきます。
おまけのハイパワー
昔はツートーンと言えばシルバーと黒って感じでしたが、こんな感じのツートーンも雰囲気が違ってなかなか良いですね。
2017年05月22日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その2
写真は実物です。
前回のおさらい
タンジェントサイトを取り外すと大きな穴が開いています。これをアルミの板を切り取って貼り付けました。
.
後はひたすら削って様子を見て削って様子を見ての繰り返しです。
実物が9㎜パラを発射できるギリギリのサイズなので調子に乗って削ると他の部分も大穴を開けてしまいそうで怖いです。
実際、エジェクションポート付近はかなり薄くて慎重に作業しました。
ここまで削ってやっとできたか~と思ってみてもよく見てみるとまだ少し盛り上がっている・・・・・・・
( ̄Д ̄;;
さらに削って削って・・・・
ここまで削りました・・・・・・
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
ここで一度、内部がどうなっているか見てみましょう。
アルミ板を貼り付けたので当然、内側に張り出しています。
ためしに一度シリンダー周辺を組んでみましたが、やはり少し干渉しているようです。
次回は少しだけですが、内部の加工に入りたいと思います。
<(; ̄ ・ ̄)=3 フゥ...
おまけのハイパワー。
口径違い40SWです。これもええなあ(⌒~⌒)
2017年05月16日
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その1
さてそれでは〇Eのブローニングハイパワーの加工に入りたいと思います。
このミリタリーハイパワーをMK3にしようと思うと赤〇で囲った部分を加工します。
とにもかくにもタンジェントサイトの部分を何とかしなければなりません。
とりあえずスライドをばらしてタンジェントサイトを取っ払います。
タンジェントサイトを取っ払うと大きな穴が開いているのでここを塞ぎましょう。
アルミの板を穴を埋めるように貼り付けていったのですが、加工を急ぐあまり写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました・・・
( ̄ω ̄;)
なのでいきなりですが、すでにヤスリでせっせこ削りだしています。
アルミの板を貼り付けるために使用したのは毎度おなじみ【オートウェルド】L129A1の進捗状況その4でも使用しました。
もうとにかくスライドのタンジェントサイト取り付け部分をフロントから一直線になるように削って削って・・・・・・・・・・
それはもう削りました、ええ散々削りました・・・・・
途中で後悔するほどに・・・・・・・・・o(TヘTo) クゥ
よく見ていなかった自分が悪いのですが、ただ単にタンジェントサイトの取り付け部分だではなかったのです。
矢印のようにタンジェントサイトの部分から下のスライド部分まで盛り上がっていたのです。
しかも左側のみ。・・・・・・・・・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
やっかいだぜ・・・・・・・・・
щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!
このミリタリーハイパワーをMK3にしようと思うと赤〇で囲った部分を加工します。
とにもかくにもタンジェントサイトの部分を何とかしなければなりません。
とりあえずスライドをばらしてタンジェントサイトを取っ払います。
タンジェントサイトを取っ払うと大きな穴が開いているのでここを塞ぎましょう。
アルミの板を穴を埋めるように貼り付けていったのですが、加工を急ぐあまり写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました・・・
( ̄ω ̄;)
なのでいきなりですが、すでにヤスリでせっせこ削りだしています。
アルミの板を貼り付けるために使用したのは毎度おなじみ【オートウェルド】L129A1の進捗状況その4でも使用しました。
もうとにかくスライドのタンジェントサイト取り付け部分をフロントから一直線になるように削って削って・・・・・・・・・・
それはもう削りました、ええ散々削りました・・・・・
途中で後悔するほどに・・・・・・・・・o(TヘTo) クゥ
よく見ていなかった自分が悪いのですが、ただ単にタンジェントサイトの取り付け部分だではなかったのです。
矢印のようにタンジェントサイトの部分から下のスライド部分まで盛り上がっていたのです。
しかも左側のみ。・・・・・・・・・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
やっかいだぜ・・・・・・・・・
щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!
2017年05月07日
ブローニングハイパワー タナカと〇Eの違い。
〇Eのブローニングハイパワーのタンジェントサイトを削り取ってMKⅢにしようと考えたのですがその前に、簡単にではありますが両者を比較してみたいと思います。
もう色々なところで比較されており、自分よりも詳しく比較されていますのであまり参考にならないと思いますが、写真にも収めたの後紹介していきたいと思います。
タナカ製 ブローニングハイパワーMK-Ⅲ
〇E製 ブローニングハイパワー
〇Eはタンジェントサイト付き(ミリタリータイプ)しか再現されていません。タナカのように各バリエーションで販売してもらえると嬉しいのですが・・・・・もしかしてあっちの方ではミリタリータイプ以外そんなに人気が無いのかな?(´ヘ`;)
そんな〇Eのブローニングハイパワーですが、ヤフオク等では
タナカのコピーです。とか
タナカ製と交換性あり
などと言って出品されている事が多いのですが、じつは意外と独自に改良してある部分があって、単純にマガジンを入れ替えて使用する事が出来なかったりします。
それでは以下両者の違いをご紹介いたします。
まずは
バレル(インナーバレル及びチャンバー部分)
写真上が〇E
写真下がタナカ
バレル周辺の構造自体は両者基本的に同じです。こちらは交換も出来ます。
しかし部品の構成が少し違います。タナカ製では二分割になっていたチャンバー付近の構造ですが、〇Eはインナースリーブが入っています。
インナーバレルにこの銀色のスリーブを被せて。
(インナーバレルとスリーブはさらに奥まで入れます。)
下からイモネジで固定する方法です。しかし同じようなイモネジが二つ並んでおり(バレル固定用とHOP調整用)知らない人がHOP調整しようとして固定側を回してしまうとインナーバレルを変形させてしまう恐れがありますね、分解組立を行なわれる場合は締め付けすぎにご注意ください。
次に
シアレバーです。
ブローバックユニット周辺も違いがあれば書いていこうと思ったのですが、すいません自分には違いがわからんとです。(;´∀`)…
なので一目で違いが分かるシアレバーですが、両者では素材自体が違います。
〇E製シアレバー
タナカ製シアレバー
皆様よくご存知、タナカ製の弱点シアレバー亜鉛のキャストでできているのでよく折れます。つねにスペアパーツを準備しておいたり、どこぞの真鍮製強化パーツに交換したりしなくてはなりません。
一方〇Eの方は鉄板をプレスして作ってあります。
ごらんの様にトリガーバーにかかる部分を曲げてあります。これを見た時に、なるほどこんな方法があったのかと関心いたしました。
これなら変形する事があっても折れることはないでしょう。
次に
ハンマーユニット
なんだかタツノオトシゴみたいですね。(´^ω^;`)
左がタナカで右が〇Eです。
これでは違いが全くわかりませんが細かな部分で仕様が違いますので、分解しながら確認していきます。
まずは〇E製ハンマーユニット
次にタナカ製ハンマーユニット
両者共に基本構造は同じように見えます部品構成もほぼ同じですが、違う部分はバルブノッカーの先端部分がタナカ製はそのまま金属部分ですが、〇E製の方はスプリングになっております。これはハンマーダウンの時にマガジンを叩き込んだ場合でもバルブを開放しないようにするための処置でしょうか?(´・ω・`)
こんな感じで先端部分にスプリングが付いています。
そしてハンマーをコックするための
シア
左側の爪が2箇所ある方がタナカ製、右側の爪が1箇所しかないのが〇E製です。
ということはハンマー側にもノッチが切ってあるのが両側2箇所あるのがタナカ製。
片側1箇所しかないのが〇E製。
そして最後に
マガジン
です。
左がタナカ製、右が〇E製。
バルブ周辺の写真です。
タナカ製のマガジンにはマグナブローバック用のバルブロックが付いていますが、〇Eのマガジンにはバルブの横になにやら下がるパーツがあるのですが、バルブロックはしないようです。
またガスルートパッキンの形状も違うのでやはり入れ替えて使用することは難しいです。
最初に〇EのハイパワーをMKⅢに変更しようと思ったとき、スライドの形状の加工ばかりを気にしていましたが、MKⅢにするためにはハンマーをリングタイプからスパータイプへと変更しなければなりません。
どうやって加工していくか現在思案中であります。
さて次回はやっとこさ〇Eの加工に行きたいと思います。
(;´▽`A``
もう色々なところで比較されており、自分よりも詳しく比較されていますのであまり参考にならないと思いますが、写真にも収めたの後紹介していきたいと思います。
タナカ製 ブローニングハイパワーMK-Ⅲ
〇E製 ブローニングハイパワー
〇Eはタンジェントサイト付き(ミリタリータイプ)しか再現されていません。タナカのように各バリエーションで販売してもらえると嬉しいのですが・・・・・もしかしてあっちの方ではミリタリータイプ以外そんなに人気が無いのかな?(´ヘ`;)
そんな〇Eのブローニングハイパワーですが、ヤフオク等では
タナカのコピーです。とか
タナカ製と交換性あり
などと言って出品されている事が多いのですが、じつは意外と独自に改良してある部分があって、単純にマガジンを入れ替えて使用する事が出来なかったりします。
それでは以下両者の違いをご紹介いたします。
まずは
バレル(インナーバレル及びチャンバー部分)
写真上が〇E
写真下がタナカ
バレル周辺の構造自体は両者基本的に同じです。こちらは交換も出来ます。
しかし部品の構成が少し違います。タナカ製では二分割になっていたチャンバー付近の構造ですが、〇Eはインナースリーブが入っています。
インナーバレルにこの銀色のスリーブを被せて。
(インナーバレルとスリーブはさらに奥まで入れます。)
下からイモネジで固定する方法です。しかし同じようなイモネジが二つ並んでおり(バレル固定用とHOP調整用)知らない人がHOP調整しようとして固定側を回してしまうとインナーバレルを変形させてしまう恐れがありますね、分解組立を行なわれる場合は締め付けすぎにご注意ください。
次に
シアレバーです。
ブローバックユニット周辺も違いがあれば書いていこうと思ったのですが、すいません自分には違いがわからんとです。(;´∀`)…
なので一目で違いが分かるシアレバーですが、両者では素材自体が違います。
〇E製シアレバー
タナカ製シアレバー
皆様よくご存知、タナカ製の弱点シアレバー亜鉛のキャストでできているのでよく折れます。つねにスペアパーツを準備しておいたり、どこぞの真鍮製強化パーツに交換したりしなくてはなりません。
一方〇Eの方は鉄板をプレスして作ってあります。
ごらんの様にトリガーバーにかかる部分を曲げてあります。これを見た時に、なるほどこんな方法があったのかと関心いたしました。
これなら変形する事があっても折れることはないでしょう。
次に
ハンマーユニット
なんだかタツノオトシゴみたいですね。(´^ω^;`)
左がタナカで右が〇Eです。
これでは違いが全くわかりませんが細かな部分で仕様が違いますので、分解しながら確認していきます。
まずは〇E製ハンマーユニット
次にタナカ製ハンマーユニット
両者共に基本構造は同じように見えます部品構成もほぼ同じですが、違う部分はバルブノッカーの先端部分がタナカ製はそのまま金属部分ですが、〇E製の方はスプリングになっております。これはハンマーダウンの時にマガジンを叩き込んだ場合でもバルブを開放しないようにするための処置でしょうか?(´・ω・`)
こんな感じで先端部分にスプリングが付いています。
そしてハンマーをコックするための
シア
左側の爪が2箇所ある方がタナカ製、右側の爪が1箇所しかないのが〇E製です。
ということはハンマー側にもノッチが切ってあるのが両側2箇所あるのがタナカ製。
片側1箇所しかないのが〇E製。
そして最後に
マガジン
です。
左がタナカ製、右が〇E製。
バルブ周辺の写真です。
タナカ製のマガジンにはマグナブローバック用のバルブロックが付いていますが、〇Eのマガジンにはバルブの横になにやら下がるパーツがあるのですが、バルブロックはしないようです。
またガスルートパッキンの形状も違うのでやはり入れ替えて使用することは難しいです。
最初に〇EのハイパワーをMKⅢに変更しようと思ったとき、スライドの形状の加工ばかりを気にしていましたが、MKⅢにするためにはハンマーをリングタイプからスパータイプへと変更しなければなりません。
どうやって加工していくか現在思案中であります。
さて次回はやっとこさ〇Eの加工に行きたいと思います。
(;´▽`A``
2017年03月18日
ブローニング・ハイパワー Browning Hi-Power
お久しぶりの更新です。ブログをはじめた頃はあんなにブログネタがあったのにG&G L86A2化計画が終わってからは完全にネタ切れ、引きこもり状態が続いていました。
俺なんて・・・・・俺なんて・・・・・・・・
悩んでいても仕方が無いので、とにかくブログ再開です。
(; ̄ー ̄A
今回のネタは名銃ブローニングハイパワーです。
かの有名なジョン・M・ブローニングの最後の作品として知られていますが、
(John Moses Browning)
自分はどちらかというと後の設計を引き継ぎ改良・完成させたFALの設計者
デュードネ・ヨセフ・ザイーブの方が素晴らしい仕事をされたと思っております。
(Dieudonné Joseph Saive)
しかし自分は決してジョン・M・ブローニング先生を評価していない訳ではありません。(なんで上から目線?)
当時のオートピストルはグリップにマガジンを装着する場合、『シングルカアラムでしか無理でしょ!』といった時代でした、それも22口径や380口径ではなく、9㎜をダブルカアラムとした上、グリップをとても握りやすく設計し世間を驚かせました。
自分はマルイのガバしか知らなかったクソガキでしたが、その時初めて握ったS&Wのオートの、まるで角材を握らされた感覚にはビックリしさせられました!(゚-゚;)ウーン
『装弾数を多くするとハンドガンではこんなに無理がでるのか・・・・・・・・・』と子供ながらにダブルカアラムハンドガンは無理だなって思っていました。
しかしある日、マルシンのブローニングハイパワー(組み立て式)のモデルガンを購入した時の衝撃!
なんだこれ!ダブルカアラムでこんなに握りやすいのか!(これでもまだ実銃よりは太い方だった)
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
それからは完全にブローニングハイパワーの虜・・・・・・・・・(*/∇\*)キャ
よくよく調べるとイギリス軍のサイドアームとして採用されているではありませんか!
そうなんです、自分の惚れた銃達はL85もFAL L1A1もブローニングハイパワーも全てイギリス軍が採用しているではありませんか!!
イギリス軍かっこええ~(v〃∇〃)
すいません、ブローニングハイパワーに話を戻します。m( __ __ )m
ジョン・M・ブローニングは1911で採用していたリンクドショートリコイルをさらに改良し、部品点数を少なく耐久力のあるカム式を採用。
この時ハイパワーはハンマーでは無くストライカー方式の設計だったようです。
詳しい図面等はこちらYonyon様のホームページに詳しく掲載されています。(とても詳しく説明されています)
ここからブローニングハイパワーの設計が引き継がれデュードネ・ヨセフ・ザイーブの手が入ります。
撃発方式がストライカーからハンマーに変更、さらに以前はとても華奢な印象だったボディも鍛えられた感じになります。
最終的には皆様ご存じのあの形になるわけです。
第二次世界大戦が始まる以前の、1934年には完成しており、翌1935年にはベルギーやリトアニアそしてペルーに採用されていますが、イギリスに採用されたのは遅く1965年になってからの事です。
採用当時はいかにもミリタリーハンドガンといった形状でしたが、
(L9A1初期)
最終支給型ではMKⅢのようにフィンガーレストの付いたグリップパネルにランヤードリングを取付けた物が支給されていました。
(L9A1後期)
イギリス軍採用のL9A1には必ずランヤードリングが付きます。
いやーしかしザイーブさん良い仕事されますね~
この方、以外と人間工学と言うか使いやすさと言うのを大事に設計をされる方なんでしょうね、当時の銃器の設計は人間工学(エルゴノミクス)などと言った概念が存在しないかのような設計が当たり前でしたが、そんな中でも使い手の事を考え、各操作系の配置を心がけていたようで後のFALの設計でもセレクターやマガジンキャッチ・ボルトリリースの配置が非常に使いやすい位置にある事からしても、設計士として優秀であった事がうかがえます。
そしてポリマーオート全盛期となってしまった現在でもある程度の需要があるのかどうか分かりませんが、アメリカでも名だたるカスタムメーカーが、ブローニングハイパワーのカスタムを行っており、最近でも1911で有名なナイトホークがカスタムラインにハイパワーを加えています。
ここから少しだけブローニングハイパワーのカスタムをご紹介したいと思います。
ノバックサイトで有名なノバックカスタム
ナイトホーク
その他
リヤサイトが特徴的な40SW弾仕様
スライド・グリップをかっとしてコンパクトにしてあります。
将軍大好きエングレービング
調整可能な大型のリヤサイト付き。
ブローニングハイパワーは自分にとってグリップの長さ・グリップアングル、バレルのサイズ(長さ)、最高です!
。( ̄∇ ̄*)oグッド!!d(* ̄∇ ̄)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・いっ、いかんまた病気が・・・・・・・・・・・・
〇Eのブローニングハイパワーを加工してMKⅢを作りたい病が・・・・・・
どうしようかな・・・・・・・・・・・
タンジェントサイト削って作っちゃおうかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(〃 ̄ω ̄)
つづく・・・・・・・・・・・・・
俺なんて・・・・・俺なんて・・・・・・・・
悩んでいても仕方が無いので、とにかくブログ再開です。
(; ̄ー ̄A
今回のネタは名銃ブローニングハイパワーです。
かの有名なジョン・M・ブローニングの最後の作品として知られていますが、
(John Moses Browning)
自分はどちらかというと後の設計を引き継ぎ改良・完成させたFALの設計者
デュードネ・ヨセフ・ザイーブの方が素晴らしい仕事をされたと思っております。
(Dieudonné Joseph Saive)
しかし自分は決してジョン・M・ブローニング先生を評価していない訳ではありません。(なんで上から目線?)
当時のオートピストルはグリップにマガジンを装着する場合、『シングルカアラムでしか無理でしょ!』といった時代でした、それも22口径や380口径ではなく、9㎜をダブルカアラムとした上、グリップをとても握りやすく設計し世間を驚かせました。
自分はマルイのガバしか知らなかったクソガキでしたが、その時初めて握ったS&Wのオートの、まるで角材を握らされた感覚にはビックリしさせられました!(゚-゚;)ウーン
『装弾数を多くするとハンドガンではこんなに無理がでるのか・・・・・・・・・』と子供ながらにダブルカアラムハンドガンは無理だなって思っていました。
しかしある日、マルシンのブローニングハイパワー(組み立て式)のモデルガンを購入した時の衝撃!
なんだこれ!ダブルカアラムでこんなに握りやすいのか!(これでもまだ実銃よりは太い方だった)
w( ̄△ ̄;)wおおっ!
それからは完全にブローニングハイパワーの虜・・・・・・・・・(*/∇\*)キャ
よくよく調べるとイギリス軍のサイドアームとして採用されているではありませんか!
そうなんです、自分の惚れた銃達はL85もFAL L1A1もブローニングハイパワーも全てイギリス軍が採用しているではありませんか!!
イギリス軍かっこええ~(v〃∇〃)
すいません、ブローニングハイパワーに話を戻します。m( __ __ )m
ジョン・M・ブローニングは1911で採用していたリンクドショートリコイルをさらに改良し、部品点数を少なく耐久力のあるカム式を採用。
この時ハイパワーはハンマーでは無くストライカー方式の設計だったようです。
詳しい図面等はこちらYonyon様のホームページに詳しく掲載されています。(とても詳しく説明されています)
ここからブローニングハイパワーの設計が引き継がれデュードネ・ヨセフ・ザイーブの手が入ります。
撃発方式がストライカーからハンマーに変更、さらに以前はとても華奢な印象だったボディも鍛えられた感じになります。
最終的には皆様ご存じのあの形になるわけです。
第二次世界大戦が始まる以前の、1934年には完成しており、翌1935年にはベルギーやリトアニアそしてペルーに採用されていますが、イギリスに採用されたのは遅く1965年になってからの事です。
採用当時はいかにもミリタリーハンドガンといった形状でしたが、
(L9A1初期)
最終支給型ではMKⅢのようにフィンガーレストの付いたグリップパネルにランヤードリングを取付けた物が支給されていました。
(L9A1後期)
イギリス軍採用のL9A1には必ずランヤードリングが付きます。
いやーしかしザイーブさん良い仕事されますね~
この方、以外と人間工学と言うか使いやすさと言うのを大事に設計をされる方なんでしょうね、当時の銃器の設計は人間工学(エルゴノミクス)などと言った概念が存在しないかのような設計が当たり前でしたが、そんな中でも使い手の事を考え、各操作系の配置を心がけていたようで後のFALの設計でもセレクターやマガジンキャッチ・ボルトリリースの配置が非常に使いやすい位置にある事からしても、設計士として優秀であった事がうかがえます。
そしてポリマーオート全盛期となってしまった現在でもある程度の需要があるのかどうか分かりませんが、アメリカでも名だたるカスタムメーカーが、ブローニングハイパワーのカスタムを行っており、最近でも1911で有名なナイトホークがカスタムラインにハイパワーを加えています。
ここから少しだけブローニングハイパワーのカスタムをご紹介したいと思います。
ノバックサイトで有名なノバックカスタム
ナイトホーク
その他
リヤサイトが特徴的な40SW弾仕様
スライド・グリップをかっとしてコンパクトにしてあります。
将軍大好きエングレービング
調整可能な大型のリヤサイト付き。
ブローニングハイパワーは自分にとってグリップの長さ・グリップアングル、バレルのサイズ(長さ)、最高です!
。( ̄∇ ̄*)oグッド!!d(* ̄∇ ̄)。
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・・・・・・・・・いっ、いかんまた病気が・・・・・・・・・・・・
〇Eのブローニングハイパワーを加工してMKⅢを作りたい病が・・・・・・
どうしようかな・・・・・・・・・・・
タンジェントサイト削って作っちゃおうかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(〃 ̄ω ̄)
つづく・・・・・・・・・・・・・