2018年05月13日
ワンオフ!ARESL85に
前回はL85A3ハンドガードキットのお話をしました。
この記事の最後に、ある方から他社製L85A2をお借りしてA3ハンドガードキットを取付けていると言いましたが、1か月以上の時間を要してやっと完成致しました。
メーカーは
ARES
お借ししていただいたのはやはりこの方!イギリス軍装備の大先輩
Foxtrot-Delta様!
以前のLLM MK3の時からそれぞれ長い間お借りしまして誠に申し訳ございませんm(__)m
おかげでワンオフといった事になりましたが何とか取付け出来ました(;^ω^)
こちらが完成したARES L85A3です。

以前から制作していたのはG&G製L85A2でしたが今回はARESに挑戦させていただきました。
L85を作っているメーカーはG&G・ARES/STAR・ICSそして唯一のガスブロではWEですが、各社とも見事に独自のパーツ構成をとられています。
この辺は電動M4のように同じ規格で作られていると取り付けも楽だったのですが、そういう訳にはいきません。(;^_^A
しかし、ARESのコピー元と思われるMMCのL85A1は
当時としても驚異的な再現度であの当時よくあそこまで実物に近い寸法を計測できた物だと感心してしまいます。
その為、限りなく実物に近いG&Gとはパーツ構成が違うのですが、奇跡的にもA3ハンドガードがほぼピッタリでした。
あとはA3ハンドガードを取付ける為の専用アダプターを作って取付けます。
先ずはハンドガードアダプター

基本的な構造はG&Gの時と同じバレルを左右から挟み込んで固定します。

そしてG&Gの時はバレルに固定する事が出来ないので、横からイモネジで固定できるようにしていましたが、ARESの場合元々アッパーフレーム前方、ちょうどハンドガードの根本の部分でバレルを固定するために前方からM3のネジで固定されています。
それを使ってA3アダプターを固定できるように設計いたしました。

設計段階では下の部分だけで固定する方法では強度的に不安があったのですが、バレルと各パーツのクリアランスをきっちり取れたのでガタも無くしっかりと取付け出来ました。(⌒∇⌒)
更にアダプターには側面にバッテリー配線が通るように溝を作っています。

次にアッパーフレームのトップレール

こちらもG&Gとは構造が違い元々のレールは上からねじ止めされていました。
リアルな構造ではありませんがトップレールを後付けするのにはありがたい構造でネジによって上から押さえつける事が出来るので強度の面からでも非常に安心して取付ける事が出来ました。


次にガスブロック

このガスブロックは実は3Dプリンター製ではなくARESのL85のガスブロックを加工した物です。
このARES製L85A2をお預かりした時にはパーツの交換で元に戻せるように考えていました。
しかし、このARESのアウターバレルはガスブロックから前後に分かれています。
しかもフロント側のアウターバレルはガスブロックに直接ねじ込まれているので、A3のガスブロックを再現しようとすると3Dプリンターで作った樹脂にネジを切って入れるようにしないと取付け出来ません。
実際に作ってみましたが、強度の面でこれは無理だと思いましたので、ここは持ち主のFoxtrot-Delta様に了解を得て現物を加工いたしました。

通常通り分解できるように加工いたしましたので、そんなに綺麗にはできませんでした(言い訳です(;^_^A)

最後にG&G用に作って保管していたA3ハンドガードを取付けて完成です(;^_^




あっそういえば忘れていました、塗装もこちらでさせていただきました。
本体の塗装は一度紙やすりで塗装を剥がしまして(;^_^

写真は作業途中です、あまりにも疲れたので塗装を完全に剥がしたところを写真に撮っていませんでした(;^ω^)

しかしやはり一番疲れるのはこの塗装作業でした、次に塗装をお願いされてもちょっと受けたくないくらいです
(;´Д`)ツカレタ~
Foxtrot-Delta様、長い事待っていただいて申し訳ございませんでした、ARES L85A3は今日発送いたしました。
何卒よろしくお願いいたします。
m(__)m
この記事の最後に、ある方から他社製L85A2をお借りしてA3ハンドガードキットを取付けていると言いましたが、1か月以上の時間を要してやっと完成致しました。
メーカーは
ARES
お借ししていただいたのはやはりこの方!イギリス軍装備の大先輩
Foxtrot-Delta様!
以前のLLM MK3の時からそれぞれ長い間お借りしまして誠に申し訳ございませんm(__)m
おかげでワンオフといった事になりましたが何とか取付け出来ました(;^ω^)
こちらが完成したARES L85A3です。

以前から制作していたのはG&G製L85A2でしたが今回はARESに挑戦させていただきました。
L85を作っているメーカーはG&G・ARES/STAR・ICSそして唯一のガスブロではWEですが、各社とも見事に独自のパーツ構成をとられています。
この辺は電動M4のように同じ規格で作られていると取り付けも楽だったのですが、そういう訳にはいきません。(;^_^A
しかし、ARESのコピー元と思われるMMCのL85A1は
当時としても驚異的な再現度であの当時よくあそこまで実物に近い寸法を計測できた物だと感心してしまいます。
その為、限りなく実物に近いG&Gとはパーツ構成が違うのですが、奇跡的にもA3ハンドガードがほぼピッタリでした。
あとはA3ハンドガードを取付ける為の専用アダプターを作って取付けます。
先ずはハンドガードアダプター

基本的な構造はG&Gの時と同じバレルを左右から挟み込んで固定します。

そしてG&Gの時はバレルに固定する事が出来ないので、横からイモネジで固定できるようにしていましたが、ARESの場合元々アッパーフレーム前方、ちょうどハンドガードの根本の部分でバレルを固定するために前方からM3のネジで固定されています。
それを使ってA3アダプターを固定できるように設計いたしました。

設計段階では下の部分だけで固定する方法では強度的に不安があったのですが、バレルと各パーツのクリアランスをきっちり取れたのでガタも無くしっかりと取付け出来ました。(⌒∇⌒)
更にアダプターには側面にバッテリー配線が通るように溝を作っています。

次にアッパーフレームのトップレール

こちらもG&Gとは構造が違い元々のレールは上からねじ止めされていました。
リアルな構造ではありませんがトップレールを後付けするのにはありがたい構造でネジによって上から押さえつける事が出来るので強度の面からでも非常に安心して取付ける事が出来ました。


次にガスブロック

このガスブロックは実は3Dプリンター製ではなくARESのL85のガスブロックを加工した物です。
このARES製L85A2をお預かりした時にはパーツの交換で元に戻せるように考えていました。
しかし、このARESのアウターバレルはガスブロックから前後に分かれています。
しかもフロント側のアウターバレルはガスブロックに直接ねじ込まれているので、A3のガスブロックを再現しようとすると3Dプリンターで作った樹脂にネジを切って入れるようにしないと取付け出来ません。
実際に作ってみましたが、強度の面でこれは無理だと思いましたので、ここは持ち主のFoxtrot-Delta様に了解を得て現物を加工いたしました。

通常通り分解できるように加工いたしましたので、そんなに綺麗にはできませんでした(言い訳です(;^_^A)

最後にG&G用に作って保管していたA3ハンドガードを取付けて完成です(;^_^




あっそういえば忘れていました、塗装もこちらでさせていただきました。
本体の塗装は一度紙やすりで塗装を剥がしまして(;^_^

写真は作業途中です、あまりにも疲れたので塗装を完全に剥がしたところを写真に撮っていませんでした(;^ω^)

しかしやはり一番疲れるのはこの塗装作業でした、次に塗装をお願いされてもちょっと受けたくないくらいです
(;´Д`)ツカレタ~
Foxtrot-Delta様、長い事待っていただいて申し訳ございませんでした、ARES L85A3は今日発送いたしました。
何卒よろしくお願いいたします。
m(__)m