2021年04月08日

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

さて、F88SA2のお話その2です。(; ̄ー ̄A

マルイのステアーAUGのレシーバーにパーツを追加する事を断念して、レシーバーごと造形する方向で決定しましたが、毎度の事ながらここからが失敗の連続となります………………(ーー;)


失敗作のご説明の前に、先に図面を描いていたオーストラリア軍最新型のEF88の御説明から……
なんとこのEF88はステアーAUGの特徴である、ワンタッチバレル交換式ではありません!
実はバレルは基本的にレシーバーに固定されています、詳しい構造は後日いたしますが、自分で作成していた図面でもこの構造は再現しておりました。

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

これが後々面倒な事に……………(*T^T)


それでは本編のF88SA2レシーバーです。


いや~本当にね………

何と申しましょうか…………

全くもってね…………

……………ステアー系は何故こんなに直線が無いんだ!
( ;゚皿゚)ノシ

自分で現物を採寸する方法は、基本的にノギスですが、銃器のデザインは曲線も多いため、ノギスだけでは測る事が困難です。
なので出来るだけ直線となる部分を基準にして計測するのですが、直線が多いほど寸法に狂いが出にくくなります。
しかし………
しかしこのステアーAUGのデザインときたら、ほぼ曲線の為に、どこにノギスを当てれば良いのか皆目検討がつきません………(ーー;)

それでも何とかかんとか図面に仕上げて、試作品を発注し、出来上がったのがこちらです。

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

なかなか男前に出来たので、『俺ってさすが~(*´▽`*)』と自画自賛
とは言え、実はこいつは細かい寸法にズレがあるので、取り付け出来ません。

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

そこは分かってて造形しております。
先ほども言いましたが、曲線が多すぎて、正確な寸法を出す事が困難な為に想像の部分が多いのです。
この状態のままで、マルイのAUGへ取り付けて、寸法の違う箇所を洗い出して図面を修正していきます。
上の画像ではチャージングハンドルや他のパーツも取り付け出来ていますが、実はシャフトの穴位置がずれているので、引くことが出来ません(^_^;)

さらにバレルを取り付けてみようとしたところ、全く入りません…………

『えっ?(?_?) 寸法を間違えてる?でも前のEF88の試作品ではバレルが取り付け出来てたのに!』…………………………………

あっ、これワンタッチバレルだった…………

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

この矢印の部分が通る為の溝を掘るのを忘れてました…………(´TωT`)

しかし、この試作品は取り付け出来ない事が分かっております、この時点で発見出来て良しとしましょう_(^^;)





そこからさらに図面の修正後をして、再び造形したのがこちら!

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

今度はバッチリストックに取り付け出来ましたし、バレルも入りました!(多少ガタはありますが……)
レシーバーとストックの繋ぎ目部分の曲面が違うので、ここに修正を加えればほぼ完成するか!(^ー^)

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

良しこの部分も修正したし、最終試作品だ!
それで出来上がったのがこちら!

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

うん、良い!曲面のところも合ってますね!
うーん最高!
パーツもちょっときついところもあるけど、無事に組めたし!カッコいい!(^ー^)
ステアーAUG系って完全体だと意味もなくチャージングハンドル引きたくなりますよね~(*´▽`*)
そーれ、ガキン!

………………………
……………………………………動かない(ーー;)

えーと…………これはどういう………………

一呼吸おいた後………泣きながら原因を探してみると、やはり!図面で失敗しておりました(´TωT`)
原因はこの部分ですね。

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

樹脂で制作する為に、強度を持たせようと肉厚にしたために、ボルトを後退させるパーツが干渉してしまった事と、それに加えて実はバレルの中心位置がズレていたと言う……………
曲面多すぎるですよ!(TДT)ナキゴト………

とまあさらに大規模な修正を加えて何とか出来上がりました!(´TωT`)

ストックに問題なく装着できる!
バレルも入る!
チャージングハンドルも引ける!
良し!これで表面の仕上げしてみよう!

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

塗装はレシーバーとバレルがインディのコヨーテタン、ストックとフォアグリップその他のパーツを同じくインディのカーキで塗装しました。
塗装はすんなりと済みましたね( ̄▽ ̄;)

実は失敗はこれだけではありません、結局我が家には取り付けも出来ないレシーバーが合計5個転がっております……………(´TωT`)
しかし銃器の中でも特に曲面の塊であるステアーAUGの採寸が出来た事はすごい勉強になりました!

この後に続くEF88も絶対にバレルの位置がズレているので、大幅な修正をしなければなりませんが、その確認は図面上だけで済むから、大変楽になりました(^^)

そして今回はお預かりしておりました、実物のレーザーデバイスマウント及び、バヨネットラグも同時に制作しております。


バヨネットラグ

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2


レーザーデバイスマウント

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

どれもインディのコヨーテタンで塗装しましたが、レーザーデバイスマウントが実物と色が違う…………

どうみてもカーキ色しています………
あれ?検索した画像ではタン色だったような………

オーストラリア軍 F88SA2 制作その2

やはりタンですね………
お借りした物は間違いなく実物なので、もしかすると色の違う物が存在するのでしょうか?
詳しくないのでわからないですね(´ε`;)


さて次回はF88SA2の組み立てかたの御説明をしたいと思っております!


………………………あの残骸どうするべか(^^;)




















Posted by 裸の男爵  at 11:43 │Comments(0)

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