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Posted by ミリタリーブログ  at 

2024年11月18日

スウェーデンのSPUHR Collapsible stock G3アップグレードストック



どうも!お久しぶりでございます!裸の男爵です!

今回お伝えするのはスウェーデンのSPUHR(シュプール?)が作ったG3&MP5用のアップデートストックです。

これを製作しようと思ったのは、下の画像を見てしまったからなんですが




なんかどちゃくそカッコいいお兄さんが、始め見るストックが付いたG3を装備してらっしゃる( ̄□ ̄;)!!
って衝撃が走ったのです。
正式にはスウェーデンのAK4に同じくスウェーデンのSPUHR社が製作したCollapsible stockとハンドガード、レシーバートップのレールを装着しアップデートされたものだったのですが、それにしてもカッコいい!!

何でもかんでもM4のストック取り付け出きるようにしとけばカッコいいっしょ。
みたいな感じが正直好きではなかったし、取り付け位置が低いので、スコープやドットサイトを取り付けると、チークパット等を取り付けなければ全く使い物にならないので結局なんじゃこれ?ってなっていたのですが、そんなところへ突如として現れたこの超絶カッコいいストック( ̄□ ̄;)!!

この時点では輸入されている販売店さんも無く、これは裸の男爵が作るしかあるまいと、そしてあわよくば………と考えていたのであります……




そんなこんなで、順調に図面が出来上がり造も特に問題もなくできたのですが、スライドロックのパーツ



これをどうやって作るか、どこか外注に頼んでみようかとグダグダしていたら、一年・二年と時が過ぎ気がつけば……


なんとWhite Rookさんが輸入されているそうではありませんか!
…………自分の甘~い考えが脆くも音を立てて崩れ去っていくのでした……( ;∀;)

こいつはもう自分用ですな……

てな訳でそこからさらにグダグダした後にようやく完成させましたので、御披露目とさせていただきます(;´A`)

さて、あのカッコいいお兄さんのAK4(G3)に少しでも近づけるべく、ベースとしたのはLCTのLC-3/AR
最初からスライドストックが装着出来るようにストックパイプを取り付けてあり、またハンドガードがレールタイプになっていたので、こちらを選択しました。



ただしいくらストックパイプが付いているとは言え、デザインが全く違うので、基部から新規で製作しなければなりません。

まずはストックを本体から外し、更にストックパイプを外します。



使うのはこの部分だけ


そこに新規で作ったストックパイプ基部と別途用意したVFCのバッテリーインストックパイプ


これらを組付けて行きます。




作り直した配線をストックパイプに通してパイプと基部を固定




チークパッドを取り付けたら


配線を本体側と接続






後はスライドストックを取り付け



切ったり、削ったりして自作したスライドストックのロックパーツを組み込み







自分用だと割りきってロックパーツとロックレバーの固定は普通のナットをいれてます(^_^;)

これでやっと使えるまでになりました!







このストック、自分で作っといて何ですが、まじで使いやすいです!!
チークパッドのお陰で光学機器を装着すれば(してないですが)何の苦もなくかまえることが出来ます!
またストックの形状もパットの部分がストレートで横幅もあまり無いので、プレキャリを装備していても邪魔にならないのも良いですよ!

スウェーデンのみならずポルトガルの海軍や海兵隊またドイツ連邦の警察からも同ストックのMP5パージョンが採用されているそうです。


こうやって完成したSPUHR Collapsible stock 装着型のLCT LC-3ですが、近々ヤフオクに出品いたします。出来れば手放し無くはないのですが、LCTの重量が重すぎてジジイには扱えない事と何よりフュージョンのライセンス支払が他の支払と重なってにっちもさっちもいかない為です………(;∀; )

他にも出品いたしますのでまたご案内いたします~
( ;∀;)  


Posted by 裸の男爵  at 15:19Comments(0)MP5G3

2024年06月18日

イギリス軍及び警察で採用 L104A1グレネードランチャーのストックとドットサイトガードの製作!


ELZA様より素敵な画像を送っていただきました!

今回御依頼いただいたのはCAW製のHK69A1をベースとして、イギリスの軍や警察で採用されているL104A1を再現するという御依頼です!

とりあえずHK69A1とL104A1の違いを見ていきます。

HK69A1(画像はエチゴヤ横浜店さんブログより)




L104A1




違いと言えば折り畳み式のリアサイトからドットサイトに、そしてストックが小さくなっているところですね。





ですので、この2点のパーツを製作してL104A1を再現いたします。

先ずはストックパーツの製作です。
参考の実物の画像を見てみても、HK69A1ストックを短くするだけで問題なさそうです


送っていただいたCAW HK69A1のストックを採寸して、形状を変更し出来上がったストックの図面がこちら





次に特徴的なドットサイトガード及びマウントの製作です。今回はELZA様からのご指定でドットサイトをRMRタイプで設計いたします。

ELZA様とのやり取りの中で知らなかった事実を知りました!Σ(O_O;)

実物のL104A1のドットサイトの下にはなんと!リアサイトがあるんです!これは新発見!!





これはエマージェンシーサイトってことで良いんでしようかね。鮮明な画像を探してみたのですが、なかなか見つからなかったので、可能な限り再現してみた図面ががこちらです!







ELZA様のおかげでリアサイトが再現出来ました!
海外勢に自慢できます!(^^)

と言うわけで図面を確認していただき早速造形したのがこちら!







仕上げ塗装前の写真を忘れていましたが、今回も表面のヤスリがけ・サフェーサー・塗装としております。この作業が一番時間がかかりますね(^_^;)

取り付けは交換ポン付けです(°▽°)

ストックは横からピンを抜いて交換し、再度ピンを打ち込んで終わり。






ドットサイトベースの取り付けは少し手順があります先ずはCAW HK69A1のでっかいリアサイトを取り外します。


画像の矢印のネジ一ヶ所で止まってますので取り外して下さい。ただしCAW HK69A1のこのネジの部分は樹脂に直接ネジ山を切ってあるので、取り付けの時に少しでも閉めすぎるとネジがなめてしまうので十分注意してください!!

次にドットサイトガードの下側に高さ調整の為のベースを取り付けます。









先ほど外したリアサイトのネジ部分を使って、付属の皿ビスで固定します、先ほども言いましたが決して締めすぎないように注意を!!

後はドットサイトガードとRMRドットサイトベースの取り付けです。先にドットサイトガードを置いてその中にRMRドットサイトベースを入れて4本のビスで固定します。


真ん中に写っている2本のビスは最後にRMRドットサイトを固定する為の物です。









途中の画像を取り忘れてしまいまして、いきなり完成ですがお許しを(^_^;)
ELZA様へなんとかお届けできSNSでも紹介していただきました!ありがとうございました!

このようなマニアックな御依頼は知らなかった知識が増えていくので、楽しいですね(^^)



そういえばAR-18のガスブロはどうなっとんじゃい?と突っ込みが聞こえてきたので言い訳を……

現在は最終調整がほぼ終ったので、製品に出来ないか模索中でございます。
改めて個人の趣味で作るものと製品化との違いに心をへし折られている真っ最中でございます(T_T)
次に進展があれば御報告いたしますので何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m




  


2024年05月08日

ArmaLite AR-18 GBB(ガスブロ)化計画その⑥




今回はガスブローバックの心臓部ボルト周辺についてです。
前に解説したようにAR-18のバレルラインはアッパーレシーバーの中心からやや下にあり、そのために東京マルイのMWSではなく89式のブローバックユニットを使っております。


(画像は試作で3Dプリントしたボルトキャリアーです)

AR-18のボルトキャリアーはほぼ四角形な為に設計自体そう難しく無いのですが、流用するパーツ達との位置関係を割り出す作業に凄く時間がかかってしまいました……(*T^T)
なぜかと言うと答えは簡単!私はノギスしか持っていないからです!!
ローディングノズルやインナーバレル及びチャンバー、ハンマーブロックそしてマガジン……

ノギスって対象物に真っ直ぐに当てないと正確な寸法が出ないことは十二分に知っておりますが………
何せ仕事が終わって疲れはててからの採寸……
正確なはずがございません……
苦労して苦労してやっと採寸が終わり図面にしてそれぞれを合わせて見るとなんだかズレている………
どこが間違っているのか全てチェックして、図面修正………

そんな作業を4~5回繰り返してようやく形になってきました……( ;∀;)



東京マルイさんの89式のローディングノズルとインナーバレル及びチャンバー
そしてMWSのハンマーブロックを使い何とかここまで来ました!


(スプリングガイドとアッパーレシーバー後端にあるテイクダウンのパーツと仮組)

そして作動も考慮した最終試作品としてようやくアッパー及びロアレシーバーを出力して組上がったのがこちらです!!















フロント回りのハンドガード、アウターバレル、フロントサイトそしてグリップと折りたたみストックはJACの物を再利用。

それを2024春のショットショーに持ち込み、来場していただいた皆様に触って見てもらいました!








興味を持っていただいた方々本当にありがとうございました!個人の出店でしたので来場されて初めて知った方もいらっしゃいましたが、皆様興味津々でご覧いただき本当に嬉しかったです( ;∀;)


御披露目も無事に終わり、帰宅後に鼻歌交じりでメンテナイスをしていました……(^ー^)ふんふふーん



このテイクダウンのパーツが上手く出来たよなぁ(°▽°)ガタもなく分解と結合が出来てるし、俺って最高(^^)

あっそういえばショットショーに間に合わせるように焦って組み立てしていたので、作動に確認していなかったなぁ………
ちょっと確認してみるか。
ガスをマガジンに入れて(^^)
トリガーを引いてハンマーダウン!!
カチン!







…………シーン







ハンマーがガスバルブに届いてないやん!( ̄□ ̄;)!!










最終試作品だと言ったな………
あれは嘘だ………
くそぉ!(*T^T)
図面の修正だーーー!(*T^T)
終わる気がしない………………
  


Posted by 裸の男爵  at 14:50Comments(0)AR-18

2024年04月10日

大阪ショットショージャパン2024春!出店させていただきました!

いゃあ~ホントに久しぶりの出店でございました!
大英百貨店さまに無理を言ってギリギリ滑り込みでお願いできました!


停滞していた試作品達が少しずつですが進んでいましたので、少しでも御披露目できた事を感謝いたします!(*T^T)
大英百貨店さま!ありがとうございました!

試作品の作業を優先させていたので、販売品はあり物を急遽用意しました。













こちらは大英百貨店さんの売り場です。









英軍マニアならビンビン反応してしまうパッチや、訓練時にお馴染みの標的ペーパーなど沢山ございました!レンジオフィーサー腕章なんてのもありました( ̄□ ̄;)!!すげぇ

また、当日ご来店&ご購入いただきました皆様誠にありがとうございました!色んなお話が出来て凄く楽しい時間を過ごすことが出来た事を感謝いたします!(*T^T)

ショットショージャパン期間中に売れ残ってしまった物は後日ヤフオク、もしくはX(旧Twitter)で物販として出すつもりですので、もしよろしければ買ってやってくださいm(_ _)m







これらが出品予定です、
まぁヤフオク出品だと少し値が上がるんですけどね……(^_^;)






おまけ

出店ブースがとなりだったgarage ogawa .comさんが販売されていた珍しい寒冷地用のフリーズドライのレーション、寒冷地だとエネルギーの消費が激しいので他ののレーションよりも量が多いそうです。
フリーズドライなので食べるときはお湯を注いで食べるそうです。



軽量なので災害時に良さそう…
美味しかったら追加で買わせてみらおうかな(^ー^)




  


Posted by 裸の男爵  at 12:01Comments(0)イベント関係

2024年03月29日

ArmaLite AR-18 GBB(ガスブロ)化計画その⑤

ショットショージャパン2024春が来週に迫っているのに準備が進まない裸の男爵でございます!



今回はボルト周辺のお話をしようかと考えていましたが、その前にアッパーレシーバーとバレル基部についてお話いたします~

出来るだけコストを抑えようとストックやハンドガードから先のパーツを旧JACの物を利用しようと考えて設計を進めています。

しかしJACのAR-18を所持していた方々が経験し、各人様々なな方法で対処されてきたあの問題!
そう!

【バレルぐらぐらすんねん問題!!】

JACの物はAR-18やその後のFAL L1A1 やM16シリーズに至るまで早いうちからバレルの根本がぐらぐらする為に、インナーバレルが上手く動いてくれず発射出来なくなる事例が多々ありました(^^;


(画像はハイパー道楽さんの画像を加工してあります、すいません(;´д`))


AR-18のガスブロ化で再利用しようと考えたのはバレルの根本から先のパーツ。


(出先で良い画像がなくて適当に画像を加工しています…汚くてすいません……)

これらを再利用出来ように設計するのですが、JACのようにバレルがぐらぐらするのは絶対に避けたい!どうするか……




これをがっちり固定しようとすると上下左右からネジを入れてしまいたいのですが…………
しかし実物はバレルの根本を溶接してある状態なので、そこにネジの頭が見えるとかなり不細工になってしまいまう………(´ε`;)

ふと、まだ分解していなかった東京マルイ89式のアッパーレシーバーが転がっていたので、バレル基部がどうなっているのか分解して確認……

『やっぱり東京マルイってすげぇ( ̄□ ̄;)!!』

なんでこんなこと思い付くんじゃ!
魔物じゃ!やはりあそこには魔物がおる(; ̄Д ̄)


衝撃的な発見から気がつけば図面が出来上がっていました!こんな感じです!



赤線のように段差を設けて



前方からネジを入れてがっちりと固定する!
この方法だと外側には一切ネジが見えずに固定出来ます!すげぇよマルイさん( ̄□ ̄;)!!



これでハンドガードから先のパーツを安心して組み込む事が出来るようになりました!
やっぱりかなわんなぁマルイさんには…(;ω;`*)

後は採寸した89式小銃のインナーバレル及びチャンバーを図面に入れましたので、以後それらにあわせてボルト周辺を設計しなくては……まだまだ先は長いなぁ(;´д`)




こんな感じです………(✕印は旧図面の89式のハンマーユニットです……)




  


Posted by 裸の男爵  at 11:21Comments(0)AR-18