2016年05月27日
L85の問題点を自分なりに考える。その2
前回の最後に試作検証段階の写真を載せましたが、自分で見ても分かりにくいので、もう少しましな図面を見つけたので載せておきます。
矢印の部分がマガジンキャッチです。レバータイプが使用されていますね。
さて、前回アメリカさんがあっさり小口径高速弾を自国の正式採用弾にしてしまってからは、『やっぱり小口径の方がいいんじゃん!ずっと前から言ってるのにさ!!』と思っていたのか分かりませんが、7.62ミリ弾をごり押しされていた各国がずっと根に持っていた事は明らかで、この後NATOの新正式弾をもう一度決めるという某都知事も真っ青な暴挙にでます。
<( ̄口 ̄||)>!!!オーノー!!!
しかし、この機会を『ぜひ我らが開発した新小銃弾をNATO標準弾に!!!』とばかりに各国が独自の小銃弾を開発していきます。
((o(▽ ̄*)oワクワクo(* ̄▽)o))
もちろん我がイギリス軍も新小銃弾を開発、【4.85x49mm弾】という現在の5.56ミリよりも小さな口径を採用していました。
イギリス軍は当初EM-2採用時に使用した【.280インチ(7mm)口径】をさらに6ミリにして開発していましたが、当時の西ドイツの研究でさらに小さい口径が良いとの結果を受け、口径を【5ミリ】に変更しました。
5ミリ口径を採用したのになぜ【4.85x49mm弾】なのかというと、実は『銃身の山径に弾薬の口径をあわせるという指示』により表記が変更されただけで実は弾頭は5ミリのままでした。
試験結果も良好で当時アメリカがM16で使用していた、【.223レミントン弾】よりも良好な結果を出していたので、イギリスの方々は『きっと、きっと我が新小銃弾がNATO標準弾となるであろう!』と考えて大量に生産し、また新ブルパップ小銃の開発も【4.85x49mm弾】でイケイケゴーゴー!!とばかりに急ピッチで開発しておりました。
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
その結果!
『FNハースタル社のSS109弾が最も良好な能力を持つという結論・・・・・・・・・・・・・』
( ゚ ρ ゚ )チーン・・・・・・
・・・・・・・・・・そりゃぁ良い子もグレますわな・・・・・・・・・・・
しかーーーし!それでも!!我らが悲願!ブルパップ小銃だけは何としてでも装備してやる!!と新型小銃を無理くり新NATO弾へ改修していきます。
さあ!ここで噂のマガジン問題が出てきます。
NATOは本当はワルシャワ条約機構のAKシリーズのように統一した小銃の採用を目指していたが、もちろん各国の猛烈な反発にあい、それならせめてマガジンだけでもとM16で使用していたマガジンを【STANAG マガジン】としてNATO正式採用、これがL85の悪夢の始まりです。
ガーン!( ̄□ ̄;)!!
最初の図面にもあるように試作の段階ではマガジンキャッチはレバー式でマガジンの後方にありました。
これなら小脇にかかえた時にマガジンキャッチを押してしまうなんて事はありません。
なら、なぜそうなったのか・・・・・・・・
以下私の想像(空想)です。
『NATO新弾薬がSS109で決定したそうだ・・・・・・・』
『えっ? それじゃあ大量に生産した我らが【4.85x49mm弾】弾は!?』
『全部破棄・・・・・・・・・・・』
『( ̄Д ̄;) ガーン・・・・・・・・じゃあ試作小銃はどうするんですか・・・・・・・・』
『何を言っておるのだ、弾が違う物になっただけで小銃は問題ない!』
『そうですか、では使用弾薬を変更して再設計ですね、気持ちを切り替えてもうひと踏ん張りいきますか!』
『・・・・・・・・・・・・あのね、でもね、非常に言いにくいのですが、聞いてくれる・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・なんですか(;¬_¬) 』
『NATOが標準マガジンを決めました、【STANAG マガジン】と言います』
ρ( ̄∇ ̄o) こんなの
『で?これをどうしろと?(;¬_¬)』
『新小銃に使ってください!m(_ _;)m ゴメン!!』
『は?・・・・・・・・』
本当はどんなやり取りがあったのかなど私には分かりませんが、まぁこんなところじゃないかと思います。
時系列で言ってもこんな感じで間違いないと思われます。
L85ブルパップ小銃はNATOの新正式弾薬が決定した後に設計が始まったのでは無く、それよりずっと以前からイギリス軍はブルパップ小銃を自国に装備させようと頑張っていたのです。
それなのにアメリカの横やりやNATOの近所づきあいのために右に左に翻弄されまくった結果、あのような形に落ち着いたのであります。
(*TーT)人(TーT*)
当然、どうやってマガジンを取り付けようかと検証したんだろうと思います。
とりあえずM16のマガジンキャッチをそのまま移植してみよう・・・・・・・・・
先ずマガジンをつかんで右側にあるマガジンキャッチのボタンに指を”~~~~~~~~~~無理!!
とてもじゃないけどマガジンの脱着ができません!
\(*`∧´)/ ムッキー!!
ならば左側でボタンを押すようにすれば、なんとかマガジンをつかんだ手の親指で押さえる事ができる・・・・・・・・・
よしこれでいこう、しょうがないこのマガジンはNATOの標準STAGマガジン、どうやっても使わないとNATO各国の笑い物になる・・・・・・・
ほら見てみろ、よその国だってちゃんとやっているぞ、オーストリアのステアーAUG、フランスのFA・MAS各国ちゃんと勝手にマガジンを作って・・・・・・・・・・・
は?; ̄ロ ̄)!!
うちだけ(イギリス軍だけ)?
(〇o〇;)
もう今さら後には引けないイギリス軍でした・・・・・
続く。
矢印の部分がマガジンキャッチです。レバータイプが使用されていますね。
さて、前回アメリカさんがあっさり小口径高速弾を自国の正式採用弾にしてしまってからは、『やっぱり小口径の方がいいんじゃん!ずっと前から言ってるのにさ!!』と思っていたのか分かりませんが、7.62ミリ弾をごり押しされていた各国がずっと根に持っていた事は明らかで、この後NATOの新正式弾をもう一度決めるという某都知事も真っ青な暴挙にでます。
<( ̄口 ̄||)>!!!オーノー!!!
しかし、この機会を『ぜひ我らが開発した新小銃弾をNATO標準弾に!!!』とばかりに各国が独自の小銃弾を開発していきます。
((o(▽ ̄*)oワクワクo(* ̄▽)o))
もちろん我がイギリス軍も新小銃弾を開発、【4.85x49mm弾】という現在の5.56ミリよりも小さな口径を採用していました。
イギリス軍は当初EM-2採用時に使用した【.280インチ(7mm)口径】をさらに6ミリにして開発していましたが、当時の西ドイツの研究でさらに小さい口径が良いとの結果を受け、口径を【5ミリ】に変更しました。
5ミリ口径を採用したのになぜ【4.85x49mm弾】なのかというと、実は『銃身の山径に弾薬の口径をあわせるという指示』により表記が変更されただけで実は弾頭は5ミリのままでした。
試験結果も良好で当時アメリカがM16で使用していた、【.223レミントン弾】よりも良好な結果を出していたので、イギリスの方々は『きっと、きっと我が新小銃弾がNATO標準弾となるであろう!』と考えて大量に生産し、また新ブルパップ小銃の開発も【4.85x49mm弾】でイケイケゴーゴー!!とばかりに急ピッチで開発しておりました。
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
その結果!
『FNハースタル社のSS109弾が最も良好な能力を持つという結論・・・・・・・・・・・・・』
( ゚ ρ ゚ )チーン・・・・・・
・・・・・・・・・・そりゃぁ良い子もグレますわな・・・・・・・・・・・
しかーーーし!それでも!!我らが悲願!ブルパップ小銃だけは何としてでも装備してやる!!と新型小銃を無理くり新NATO弾へ改修していきます。
さあ!ここで噂のマガジン問題が出てきます。
NATOは本当はワルシャワ条約機構のAKシリーズのように統一した小銃の採用を目指していたが、もちろん各国の猛烈な反発にあい、それならせめてマガジンだけでもとM16で使用していたマガジンを【STANAG マガジン】としてNATO正式採用、これがL85の悪夢の始まりです。
ガーン!( ̄□ ̄;)!!
最初の図面にもあるように試作の段階ではマガジンキャッチはレバー式でマガジンの後方にありました。
これなら小脇にかかえた時にマガジンキャッチを押してしまうなんて事はありません。
なら、なぜそうなったのか・・・・・・・・
以下私の想像(空想)です。
『NATO新弾薬がSS109で決定したそうだ・・・・・・・』
『えっ? それじゃあ大量に生産した我らが【4.85x49mm弾】弾は!?』
『全部破棄・・・・・・・・・・・』
『( ̄Д ̄;) ガーン・・・・・・・・じゃあ試作小銃はどうするんですか・・・・・・・・』
『何を言っておるのだ、弾が違う物になっただけで小銃は問題ない!』
『そうですか、では使用弾薬を変更して再設計ですね、気持ちを切り替えてもうひと踏ん張りいきますか!』
『・・・・・・・・・・・・あのね、でもね、非常に言いにくいのですが、聞いてくれる・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・なんですか(;¬_¬) 』
『NATOが標準マガジンを決めました、【STANAG マガジン】と言います』
ρ( ̄∇ ̄o) こんなの
『で?これをどうしろと?(;¬_¬)』
『新小銃に使ってください!m(_ _;)m ゴメン!!』
『は?・・・・・・・・』
本当はどんなやり取りがあったのかなど私には分かりませんが、まぁこんなところじゃないかと思います。
時系列で言ってもこんな感じで間違いないと思われます。
L85ブルパップ小銃はNATOの新正式弾薬が決定した後に設計が始まったのでは無く、それよりずっと以前からイギリス軍はブルパップ小銃を自国に装備させようと頑張っていたのです。
それなのにアメリカの横やりやNATOの近所づきあいのために右に左に翻弄されまくった結果、あのような形に落ち着いたのであります。
(*TーT)人(TーT*)
当然、どうやってマガジンを取り付けようかと検証したんだろうと思います。
とりあえずM16のマガジンキャッチをそのまま移植してみよう・・・・・・・・・
先ずマガジンをつかんで右側にあるマガジンキャッチのボタンに指を”~~~~~~~~~~無理!!
とてもじゃないけどマガジンの脱着ができません!
\(*`∧´)/ ムッキー!!
ならば左側でボタンを押すようにすれば、なんとかマガジンをつかんだ手の親指で押さえる事ができる・・・・・・・・・
よしこれでいこう、しょうがないこのマガジンはNATOの標準STAGマガジン、どうやっても使わないとNATO各国の笑い物になる・・・・・・・
ほら見てみろ、よその国だってちゃんとやっているぞ、オーストリアのステアーAUG、フランスのFA・MAS各国ちゃんと勝手にマガジンを作って・・・・・・・・・・・
は?; ̄ロ ̄)!!
うちだけ(イギリス軍だけ)?
(〇o〇;)
もう今さら後には引けないイギリス軍でした・・・・・
続く。
L85(SA80) L123UGL グレネードランチャー制作
G&G L85 を調整する前に必ず確認して欲しい事
G&G L85 ETU ピストン位置の件
L85(SA80)ETUに内蔵可能なバッテリーの巻
L85A3 UGL 装備型・・・・あれ?
西側装備祭2ndに参加させていただきました。
G&G L85 を調整する前に必ず確認して欲しい事
G&G L85 ETU ピストン位置の件
L85(SA80)ETUに内蔵可能なバッテリーの巻
L85A3 UGL 装備型・・・・あれ?
西側装備祭2ndに参加させていただきました。