2016年04月11日
光学機器の話、独断ですし偏見です( ̄^ ̄)
昔はスコープと言えばスナイパーが装備する物で、一般の歩兵に装備させてもすぐに壊れてしまうために世間的には「男は黙って、アイアンサイト!」って時代が長く続いていました。
しかしステアーAUGやL85シリーズが照準線の短さ故にスコープを標準装備させてからというもの、Trijicon ACOGに代表されるコンバットスコープの登場で、一般歩兵にも広く浸透していく事になりました。
写真に特に意味はありません。(^_^;)L85だから載せました。
しかし最近では、戦場のみならず射撃競技・ハンティングといった色々なユーザーのニーズに対応すべく、さまざまなタイプのスコープ.が登場してきました。
今回の記事では私が所有したことのある本物のスコープをお座敷シューターの目線のみでご紹介したいと思います!
決して自慢話ではございません!なぜなら!今から紹介するこの子達はもう全員いないのですから(T.T)みんなごめんよ~
しかし紹介するなどと大口を叩いていましたが、肝心の trijicon ACOG系は所持していません(T.T)
今からご紹介するのは trijicon TA11とLEUPOLD MK6そしてELCAN SPECTOR DRです。
まずはtrijicon TA11
これはACOGの4倍ではなく3倍のタイプになります。海兵隊がM27で使用している物とはまた別物ですσ(^_^;
まずTA11の特徴として、視界が明るい!何度のぞいても視界が明るい!ACOG系がどうかは分かりませんが裸眼でみるよりキレイに見えます。
そして、ACOG系ではアイレリーフが短いと言われていますが、TA11は適度にあり、ゴーグルを使っても苦もなく使えます。
明るいと言っているそばから暗い画像ですいません、写真がこれしか残ってないので(^_^;)
そしてスコープ上部にある集光チューブでレティクルを発光させていますが、これがなかなかいい感じでして、周囲の光が強ければ自然とレティクルの発光も強くなり、薄暗いと当然弱くなってくれるので違和感が全くありません。
ダイヤルで調整したり自動調光の物は野外から建物内に入った時にレティクルの発光が強すぎたりしますがTA11ではそれが全くありません、すごく使いやすいです!
次にLEUPOLD MK6です。
こちらはいわゆるショートスコープで1~6倍の可変タイプ。
タクトレや3ガンマッチ等で良く見かけます。
これは中古で購入した物で、使用感バリバリで結構傷だらけでしたが使用には問題ありません、流石はLEUPOLDですね。
MK6の特徴は1倍~6倍に任意に変えることができるので1倍にするとドットサイトの様に、6倍にして精密射撃ができる事にあります。
また1~6倍に変化させるとレティクルの大きさもそれに合わせて変更されます。
6倍(画像が暗くてすいません(^_^;))
1倍
6倍の時は視力検査の様なマークが見えていましたが、1倍にするとマークが小さくなってまるでドットの様に見えます。
そのような事から「1倍の時にはドットサイトの様に使用できます。」と言うメーカー側の説明も納得できます。
しかし実際に使用してみて分かる事ですが、たとえ1倍にしても正確には1倍には見えません(^_^;)
数字的には1倍であっても元々レンズ(凸レンズ)を使用しているためまるで魚眼レンズの様になってしまいます。
なのでメーカー側の「ドットサイトの様に…」を鵜呑みにすると「なんか違う…( ・_・;)」となります、私がそうでした。(^_^;)
しかしそれ以外のところはやはり圧巻!!としか言いようがなく、倍率を上げると同時に大きくなっていくレティクルやチューブ径34ミリが生み出す広い視野!対象物が遠くても近くてもピントがずれる様なことは一切ない!本当にすばらしいスコープです。
そして最後にELCAN SPECTER DRです。
アメリカ軍の特殊部隊の画像などではバンバン載っていますし、レプリカも沢山出ているので説明など要らないとは思います。
こいつの一番の特徴はなんといっても1倍~4倍をレバー一つで切り替え出来ることですね。
実際に使用してみて思うのは、1倍に切り替えた時に本当にドットサイトの様に使用出来ることです!
両目を開けてサイティングしてみても左右の視覚的ずれが全く起こらずキレイに見えます!
これは本当に気持ちいいです(≧▽≦)
そして4倍に切り替えるとにょきっと出てくるレンズですがこんな構造なのにレティクルのズレが全く起きないすばらしいスコープ!
レティクルの大きさは1倍4倍共に同じです。
しかしながら欠点としては他に比べて重量がある、覗くと少し暗いかなということですかね。
以上の事から自分なりの独断と偏見ですが、
視界の明るさで言えば
trijicon TA11>LEUPOLD MK6>ELCAN SPECTOR DR
重量の軽い順番は
LEUPOLD MK6>trijicon TA11>ELCAN SPECTOR DR
こんな感じですσ(^_^;
ただし、視野が明るい暗いと言ってもELCAN SPECTOR DRですら裸眼よりずっとキレイに見えますし、重量の問題も、まあELCANは重いですが(・・;)trijiconとLEUPOLDはそんなに大差はありません。
後は使用環境によって使えるスコープが限られてくるはずなので、ミリタリーのようにレーザーやらライトやら色々取付する場合はどうしても全長の短い方を選択するしかないでしょうし、射撃競技のように制約がない場合はその限りでは無いと思います。
しかしELCAN SPECTOR DR は写真にもありますが、せっかく1倍の切り替えがあるのに上部にミニドットが乗っています。
戦場で様々に変化する状況に、いちいちレバーなんぞ切り替えていられない為だと思いますが、それならいっそのことイギリス軍のように4倍固定にミニドットを乗せた方が良いのでは?
っと思ったりするのですがどうなんでしょう(^_^;)
色々好き勝手に書きましたがあくまでもお座敷シューターの感想ですσ(^_^;
今はもういないスコープ達の思い出です(T^T)
長々とありがとうございました。m(_ _)m
しかしステアーAUGやL85シリーズが照準線の短さ故にスコープを標準装備させてからというもの、Trijicon ACOGに代表されるコンバットスコープの登場で、一般歩兵にも広く浸透していく事になりました。
写真に特に意味はありません。(^_^;)L85だから載せました。
しかし最近では、戦場のみならず射撃競技・ハンティングといった色々なユーザーのニーズに対応すべく、さまざまなタイプのスコープ.が登場してきました。
今回の記事では私が所有したことのある本物のスコープをお座敷シューターの目線のみでご紹介したいと思います!
決して自慢話ではございません!なぜなら!今から紹介するこの子達はもう全員いないのですから(T.T)みんなごめんよ~
しかし紹介するなどと大口を叩いていましたが、肝心の trijicon ACOG系は所持していません(T.T)
今からご紹介するのは trijicon TA11とLEUPOLD MK6そしてELCAN SPECTOR DRです。
まずはtrijicon TA11
これはACOGの4倍ではなく3倍のタイプになります。海兵隊がM27で使用している物とはまた別物ですσ(^_^;
まずTA11の特徴として、視界が明るい!何度のぞいても視界が明るい!ACOG系がどうかは分かりませんが裸眼でみるよりキレイに見えます。
そして、ACOG系ではアイレリーフが短いと言われていますが、TA11は適度にあり、ゴーグルを使っても苦もなく使えます。
明るいと言っているそばから暗い画像ですいません、写真がこれしか残ってないので(^_^;)
そしてスコープ上部にある集光チューブでレティクルを発光させていますが、これがなかなかいい感じでして、周囲の光が強ければ自然とレティクルの発光も強くなり、薄暗いと当然弱くなってくれるので違和感が全くありません。
ダイヤルで調整したり自動調光の物は野外から建物内に入った時にレティクルの発光が強すぎたりしますがTA11ではそれが全くありません、すごく使いやすいです!
次にLEUPOLD MK6です。
こちらはいわゆるショートスコープで1~6倍の可変タイプ。
タクトレや3ガンマッチ等で良く見かけます。
これは中古で購入した物で、使用感バリバリで結構傷だらけでしたが使用には問題ありません、流石はLEUPOLDですね。
MK6の特徴は1倍~6倍に任意に変えることができるので1倍にするとドットサイトの様に、6倍にして精密射撃ができる事にあります。
また1~6倍に変化させるとレティクルの大きさもそれに合わせて変更されます。
6倍(画像が暗くてすいません(^_^;))
1倍
6倍の時は視力検査の様なマークが見えていましたが、1倍にするとマークが小さくなってまるでドットの様に見えます。
そのような事から「1倍の時にはドットサイトの様に使用できます。」と言うメーカー側の説明も納得できます。
しかし実際に使用してみて分かる事ですが、たとえ1倍にしても正確には1倍には見えません(^_^;)
数字的には1倍であっても元々レンズ(凸レンズ)を使用しているためまるで魚眼レンズの様になってしまいます。
なのでメーカー側の「ドットサイトの様に…」を鵜呑みにすると「なんか違う…( ・_・;)」となります、私がそうでした。(^_^;)
しかしそれ以外のところはやはり圧巻!!としか言いようがなく、倍率を上げると同時に大きくなっていくレティクルやチューブ径34ミリが生み出す広い視野!対象物が遠くても近くてもピントがずれる様なことは一切ない!本当にすばらしいスコープです。
そして最後にELCAN SPECTER DRです。
アメリカ軍の特殊部隊の画像などではバンバン載っていますし、レプリカも沢山出ているので説明など要らないとは思います。
こいつの一番の特徴はなんといっても1倍~4倍をレバー一つで切り替え出来ることですね。
実際に使用してみて思うのは、1倍に切り替えた時に本当にドットサイトの様に使用出来ることです!
両目を開けてサイティングしてみても左右の視覚的ずれが全く起こらずキレイに見えます!
これは本当に気持ちいいです(≧▽≦)
そして4倍に切り替えるとにょきっと出てくるレンズですがこんな構造なのにレティクルのズレが全く起きないすばらしいスコープ!
レティクルの大きさは1倍4倍共に同じです。
しかしながら欠点としては他に比べて重量がある、覗くと少し暗いかなということですかね。
以上の事から自分なりの独断と偏見ですが、
視界の明るさで言えば
trijicon TA11>LEUPOLD MK6>ELCAN SPECTOR DR
重量の軽い順番は
LEUPOLD MK6>trijicon TA11>ELCAN SPECTOR DR
こんな感じですσ(^_^;
ただし、視野が明るい暗いと言ってもELCAN SPECTOR DRですら裸眼よりずっとキレイに見えますし、重量の問題も、まあELCANは重いですが(・・;)trijiconとLEUPOLDはそんなに大差はありません。
後は使用環境によって使えるスコープが限られてくるはずなので、ミリタリーのようにレーザーやらライトやら色々取付する場合はどうしても全長の短い方を選択するしかないでしょうし、射撃競技のように制約がない場合はその限りでは無いと思います。
しかしELCAN SPECTOR DR は写真にもありますが、せっかく1倍の切り替えがあるのに上部にミニドットが乗っています。
戦場で様々に変化する状況に、いちいちレバーなんぞ切り替えていられない為だと思いますが、それならいっそのことイギリス軍のように4倍固定にミニドットを乗せた方が良いのでは?
っと思ったりするのですがどうなんでしょう(^_^;)
色々好き勝手に書きましたがあくまでもお座敷シューターの感想ですσ(^_^;
今はもういないスコープ達の思い出です(T^T)
長々とありがとうございました。m(_ _)m
イギリス軍の新しい照準機 SmartShooter SMASH
Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その三 完成。
Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その二
Trijicon TA648(6倍)を3Dプリントで作る その一
新型 Specter DR レプリカ
Specter OS4 を作ろう 2本目完成です!
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