2018年09月01日

HK417軽量ハンドガード!







はい、つい最近まで高熱を出して寝込んでいました、裸の男爵でございます。

年を取ってから高熱を出すとこんなにも苦しいものなのかとビックリいたしました・・・・・・・
(´Д`)ハァ…




話をHK417軽量ハンドガードに戻します(;^ω^)

このハンドガードを制作したのは前回の記事でもコメントを入れていただいておりますヒューイ様から軽量なハンドガードを作れないかとのご依頼をいただいた事から始まりました。

当方、イギリス軍が好きでL85A3ハンドガードキットなんて物を作っていますが、こう見えても(どう見えて?)7.62㎜のライフルが結構好きで、ブログなんて始めようとも思いもしなかった学生時代にコクサイM16ユニットを内蔵させたFAL L1A1を作ってみたり


現用装備として採用されたL129A1を作ってみたり


一時期はVFCのHK417を購入していた時期もありました。まぁVFCはすぐに手放してしまったのですが・・・・・・
だっていくら7.62㎜のライフルだといってもHK417の分厚さはとても扱いにくかったんですもの(;^_^A




しかし本場ラスベガスのショットショーで見た”HK417A2”


このハンドガードなら薄くて扱いやすいだろうなぁ・・・・なんて思っていただけで実際はそれほど欲しくもなかったのですが、メールでヒューイ様から軽量ハンドガードの制作依頼を受け取ってからは段々とHK417A2ハンドガードの存在が気になって気になって(゜.゜)
ただ単にHK417のレールハンドガードを樹脂で作るよりもこっちの方がさらに軽量化できそうだなぁ(゜_゜)


ヤフオク、で何かないかな~

おっ、ボロボロの東京マルイ HK417が出てるぞ・・・・・・
しかもVFCのハンドガードとショートバレルで12インチ仕様にしてある・・・・・
ボロいけど本体の採寸さえ出来れば良いよね・・・・・・・
ポッチとな。



東京マルイ HK417が届いたら試射もせずに早速計測して図面を制作。こんな感じでできました。



上部レールの前方部分にピカティニーレールの溝がないのは、この部分に実物のHK417A2では折り畳み式のフロントサイトが入っていたので、それを再現するかそれともレールの溝を先端まで作るか迷っていた為です。

図面が出来上がったので早速DMM.makeへ発注して出来上がった試作品がこれです。



いつもは例え図面上で問題が無くても物が出来上がったら問題が発覚する場合が多いのですが、今回は珍しく一発できれいに取り付けできました!おおー俺ってスゲー!!

ついつい嬉しくなってブログに載せがてら、ご依頼主のヒューイ様に報告、こんなのできましたー(*´∀`*)


すると早速『それ、ください!』

おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)ーありがとうございます!
それでは発注から一週間でDMM.makeから物が届きまして、それから塗装さぎょう・・・
『それください、今あるやつください』
えっ、これですか!?
『はい、それです』
試作品ですよ!いいんですか!?
『はい良いんです』
ありがとうございますー!(人''▽`)

なんて男前な人なんだ!
早速、ハンドガードの最終調整と簡単な塗装を施して送らせていただきましたー!


そしてヒューイ様が独自にカスタムされたHK417がこれです!





かっこええ( *´艸`)
あっ、このハンドガードってサイレンサーが奥まで入るんだー
自分で設計しといて全然気づきませんでした(;^_^A




早速ゲームで使用していただきましたが、樹脂で出来ていても強度はしっかりしており、全く問題ないとの事でしたー!
樹脂(ナイロン)で作っているので、自分でも簡単に曲がったりしないだろうかと心配になりましたが、東京マルイのスタンダードM4などのフレームに使われている樹脂(ABS?)よりも遥かに強いので安心してゲームでも使用できます。



そして細かな放熱穴の位置を調整したり、ヒューイ様の意見で上部のレールの溝を先端まで伸ばした仕様を早速作ってみまして。





調子に乗ってヒューイ様に報告したら、なんと!

『それもく・だ・さ・い』

ひえー(;^ω^)


ありがとうございます!

写真を撮るのも忘れて、塗装して送らせていただきましたー!


次回のゲームで使っていただけるそうで、こちらとしても楽しみにしております、よろしくお願いいたしますm(__)m










最後におまけと言うか、次回予告です。

実はHK417がらみでもう一つ気になっていた物がございましてそれはこれです!







アメリカ陸軍で採用決定の情報が流れてからも全く配備が進んでいないのですが、2019年度の予算に計上されたようなので、本格的に導入されるのは年が明けてからになるようですね
そして実は試作品はもう出来上がっております。
ハンドガードはM-LOK仕様なのでM-LOKアクセサリーが装着出来るように設計いたしました、実際にPTSのM-LOKレイルが装着できる事を確認済みです。後はもう少し細かい所を変更するだけでM110A1が再現できると思います。






興味のある方はこのブログ左側にあるオーナーへメッセージでご連絡ください。

ちなみにHK417A2ハンドガードは塗装も含めて¥21,500(送料着払)
M110A1ハンドガードは予価¥28,000(送料着払)となりそうです。







  


Posted by 裸の男爵  at 00:43Comments(2)HK417