2017年07月17日

〇E製 ブローニングハイパワー 改装その7 完成!


(こちらの画像は実銃です。)



いやー長いことかかっていましたが・・・・・

やっと完成いたしました!
〇E製 ブローニングハイパワー MK-Ⅲ!!


ヾ(≧∇≦*)/やったー



それでは今回の加工箇所をご説明したいと思います。



①スライド上面のカット及び加工
②前後サイトの取り付け
③スパーハンマーの取り付け
④セイフティの移植
⑤MK-Ⅲグリップパネルの取り付け



①スライド上面のカット及び加工

〇Eのスライドにはミリタリータイプからタンジェントサイトを取り外して、出てきた穴を埋めて完成だぜ!!

・・・・・・・と簡単に考えていたのですが、ここで思わぬ障害が発生。
ミリタリータイプのスライドって左側側面後方が盛り上がっているんですね・・・・・・


このようにタンジェントサイトの支点部分から盛り上がっています・・・・反対側はそんなことはないのですが・・・・・

これは予想外でした(’・ω・`)

と言うか単なる自分の確認不足ですが・・・・・・
(´・ω・`;)めんどくさいなぁ


とにかく、タンジェントサイトを取り外した場所に大きな開口部があるので、そこにアルミの板を張り付けて、



あとはせっせこせっせこ削りたおして何とかMK-Ⅲに見えるところまでもっていきました。
過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その2








更にスライドの右側の加工は



①シアレバーのカバー部分を埋めて、外付けのエキストラクターの再現。
②エジェクションポートの拡大
③分解用のスライドのヘコミをパテで埋めてフラットにする。


こんな感じにできました。
(9`・ω・)9ヨッシャ!

過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その4


これで一番加工のめんどくさい部分が完成しました。


②前後サイトの取り付け

加工の順番が前後しておりますが、気にせずにいきましょう!

タナカのハイパワーから前後のサイトを外して移植しました。

取り付け位置をタナカのMK-Ⅲとにらめっこしながら、加工して取り付けました。



過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その3




次に③スパーハンマーの取り付け

過去にもご紹介しましたが、タナカ製と〇E製は微妙に、でも結構違いがあってマガジンを入れ替えて使用することはできません。
過去の記事
ブローニングハイパワー タナカと〇Eの違い


ハンマーユニットを入れ替えてしまおうかと考えたのですが、タナカ製のハンマーユニットでは〇E製のマガジンバルブをしっかりと開放するだけのストロークが足りません。またブローバックユニットのガスルート周辺の形状の違いからタナカのマガジンを入れてもマガジンをロックしてくれません。
なのでここはタナカのスパーハンマーを加工して〇Eに取り付けました。



過去の記事
〇E製 ブローニングハイパワー 改装その6





④セイフティの移植





これはタナカ製MK-Ⅲを取り外してそのまま移植できました。
ただし一つだけ注意点といいましょうか、セイフティには切り替え時にクリック感をだすため(というか簡単に動いてしまわないように)プランジャーが入っています。
このプランジャーの先端部分の太さが違って、タナカ製の方が若干太いいためにしっかりとしたクリック感が得られません。
プランジャーのみタナカと〇Eを入れ替えようかと考えたのですが、なんと〇Eのプランジャーの径が若干太いため入れ替えることができません!
しかたがないので、タナカのMK-Ⅲの方のプランジャー先端部分を細く削って対処いたしました。


こんな感じです。

また、スパーハンマーを移植した時にハンマーのノッチの部分が深いためにトリガーがすんごく重くなってしまったので、







ノッチの部分に薄いアルミ板を接着してノッチを浅く加工し、トリガーをある程度軽くしました。


⑤MK-Ⅲグリップパネルの取り付け

これもタナカ製のグリップパネルを取り付けていますが、取り付けた時にガタツキがありました、寸法や形状はほとんど変わりないと思ったのですが、もしかするとグリップスクリューの位置が若干違うのかも?

これはグリップパネルの内側にアルミテープを張り付けて対処しました。



以上でブローニングハイパワー MK-Ⅲの完成です!
















何とか完成しましたが、ブローニングハイパワーを使用するにあたって、やはり気になる点が、バレル周辺の
HOPユニットの構造

この部分の改良はブログの大先輩であるKafu'様が記事にされていましたBrowning Hi-Power (TANAKA)をゲームで使えるようにする(1)
でご紹介されていましたので、それを参考に自分のブローニングハイパワーも何とかできればいいなぁと思っています。
実際にできるかどうかはわかりませんが(^_^;)















最後のおまけのハイパワー

以前の記事〇E製 ブローニングハイパワー 改装その5にておまけのハイパワーに対してハンガリーのコピー製品ではないでしょうかとコメントをいただきました。
その後すごいタイミングで先日発売の GUN Purofessionals 2017年8月号にハンガリーのFEG(Fegyvr- es Gepgyar)と言うメーカーが製造しているハイパワーのコピーの写真が載っていて驚きました。

コメントをいただきました、とーりすがり様の情報が間違いなかった事が確認できました!
貴重な情報をありがとうございます!本当に勉強させていただきました。
ありがとうございます(*^▽^*)
以下 ブローニングハイパワーのコピーである FEG P9の画像です。




これもコメントにありましたハイパワー+S&W M59のようなダブルアクション化モデル
の画像も見つけました。

ブローニングハイパワーは欧州では本当にいろいろな国が使用していたのですね。
( ̄□ ̄;)!!すげえぜハイパワー