2016年06月04日
L85の問題点を自分なりに考える。 その4
今回はA1からA2に更新されて一目でわかる
チャージングハンドル及び内部周辺についてです。
改修作業を担当したヘッケラー&コッホの技術者達が閉口してしまったと言われているL85A1のチャージングハンドル。
1分30秒ごろからスローモーションで排莢シーンが見れます、今にも薬莢を噛み込んでしまいそうな様子をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=M2bWh-urJiY&feature=player_detailpage
まず、L85のジャムの原因として
『なぜそんな排莢の邪魔になるところへチャージングハンドルを設置したのか?』ですよね。
では他のモデルではどうでしょう、同じようにチャージングハンドルが直接ボルトに取り付けてあるタイプは多数存在します。
代表的な物では、AKシリーズ・SIG SG550シリーズ・FN FNC等これらの銃では排莢不良の情報はほとんど聞きません。
ではなぜL85A1では取り付け位置が駄目なのか、それは
排莢される方向と排莢スピードにあります。
AKシリーズ・SIG SG550シリーズ・FN FNCシリーズをユーチューブ等の動画で確認すると、薬莢が排出される方向は
右斜め前方がほとんどです。
しかし、当のL85A1は
真横もしくは斜め後方に排出されています。しかも弱い・・・。
そして排莢される角度も通常は
斜め上方ですが、ほぼ水平に排出されています。
そのため、チャージングハンドルの取り付け位置は他とそんなに変わらないはずなのに、薬莢が飛び出す方向の関係で排出された薬莢がちょうどチャージングハンドルとぶつかりやすくなってしまい、結果的に邪魔になっているのです。(紹介した動画の開始約1分ぐらいに右前方方向に薬莢が排出されているシーンが確認できますが、これは一度排出された薬莢が見事にチャージングハンドルにぶつかり、前方へ弾き飛ばされたためです。)
なので・・・・
排莢される角度が悪くスピードが遅いためにチャージングハンドルに当たってしまい結果ジャムが発生する。
が正しいと思われます。
この事をL85の基礎となったAR-18は知っていたと思います。それはAR-18のチャージングハンドルを見てください。
実に不思議な形をしています、ただ引くだけのハンドルがクランクしています。
その昔、JACというメーカーから発売していたAR-18のこのチャージングハンドルを見てなぜこんな形になっているのか、不思議でしかたなかったのですが、今になってなんとなくわかった気がします。
たぶんAR-18のチャージングハンドルを他と同じようにツマミ状にすると、排莢された薬莢がチャージングハンドルにぶつかってしまうためにあのようなクランク状しなければならなかったのでしょう。あの回転するわけでもないクランク状のチャージングハンドルは、そうでなければ説明がつきません。
そういった背景もヘッケラー&コッホは理解していたのかわかりませんが、皆さん御存じのとおりチャージングハンドルをこのように改修します。
形状は全然違うように見えますが、チャージングハンドルを真横にするのではなく、上に逃がしているのは同じ事です。
この改良によって、
排出された薬莢がチャージングハンドルに当たって薬室内に戻る事を極力無くしています。
さらに内部の改修点を上げればきりがないほどに改修された訳ですが、ここらでそろそろまとめに入りたいと思います。
たしかに私も一時『駄目な奴だな』とレッテルを張って見ていましたが、冷静に考えて見てみるとやはり風評被害的な要素がたくさんあり、自分自身がちゃんと理解するために記事にしたのです。
たしかにA1の時代は多くの作動不良に悩まされました、一時期はロイヤルマリーンですらカナダからC7を購入して使用していたほどです、その写真が公開され『自国の部隊にすら見放された』とばかりにさらに駄目銃としてのレッテルを貼られる原因になってしまいました。
しかし実のところC7の使用はL85A1の改修がきちんと完了するまでの繋ぎとして使っていた物で、実はロイヤルマリーンではちゃんとL85A2を使用する事が決まっていたようです。
そして世間で言われている
『A1からA2に改修されたとしてもやっと他と同レベルになったぐらい。』
と解説されていますが、何がどういう風にどれぐらいのレベルになったのか、他国とはどこ?
ハッキリとした答えがありません。(第三者に任せるみたいな・・・)
かの有名なM16も初期の頃は色々な問題に直面しました、内部構造の変更、弾薬問題等次々に改良され現在に至っています。現在市場に出回っているアサルトライフルが初期の頃から改修された事が無い物を探す方が不可能です。
L85の重量
を問題にする発言も多いです、確かにスチールプレスでレシーバーを制作されていて重い部類に入るとは思いますが、以下のデータをご覧ください。以下本体のみの重量です。
L85A1 3.82㎏
FA-MAS 3.8㎏
ステアーAUG 3.6㎏(スコープ含む)
M16A2 3.53㎏
HK416 3.74㎏(20インチバレル仕様は4.10㎏)
確かに同時期に登場したブルパップタイプのアサルトライフルの中では数値的に見れば一番重いですが、FA-MASとの差0.02㎏・・・・・・・・・・・・・・・・
これってそんなに上げ足取るほどの数値ですかね・・・・・・・・
(; ̄ー ̄)...?
外側が樹脂のFA-MASに比べてフルスチールのL85がほとんど同じ数値である事を考えても、結構優秀な方では・・・・・・・・・
『SUSATサイトを取り付ければさらに重くなるぞ!』という意見が聞こえてきますが、AUGは別としてもFA-MASやM16A2は元々光学サイトを取り付けていません、両社とも光学サイトと取り付けたらやはりそんなに変わらなくなります。
実はこの記事を書くきっかけとなったL85のについての解説を読んだのですが、当初自分もこの解説になんとなく納得してしまったので、書き込まれた方を責める気は全くございません。むしろ自分が良い歳のおっさんになり時代背景をなんとなく理解していくと見えてきた史実があります。
その中で自分の大好きなL85という物を少しでもお伝えできればと思っております。
以下その解説を掲載いたします。(全く悪気はございません)m(_ _;)m
『銃に関して言うと、イギリスは作り方を全く理解していません。WW2も結構旧式銃やステンなどの間に合わせマシンガンを使用していた国です。戦後はFALなどの外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い中で、何だこれはというものを作ってしまったんです。』
『イギリスは作り方を全く理解していません・・・・・・』
※イギリスにあるエンフィールド造兵廠は1804年に創設された国営ライフル工場であり、リー・エンフィールドライフルは1895年から1958年までの60余年間にわたりイギリス軍正式小銃にあり1958年にL1A1に制式小銃の座を譲ったがその後もイギリス軍に一時期採用されたブルパップライフルEM-2等開発しており、大変歴史のある造兵廠です。作り方を知らない訳ではありません。
たび重なる小銃弾の変更に翻弄され続け、NATO新正式弾が決定してから、それを利用した新型のブルパップ小銃の開発を急がされ、途中無理やり使用するマガジンをNATO標準に変更させられる事態を乗り越え何とか完成させたのが、
L85(SA80)です!!
苦労したんです・・・・・・・
(/ヘ ̄、)グスン
『WW2も結構旧式銃やステンなどの間に合わせマシンガンを使用していた国です。』
※WW2時代イギリス軍はダンケルクの戦いにおいて民間の漁船やヨット、はしけを含む、あらゆる船舶を総動員した撤退作戦(ダイナモ作戦)を行い連合軍のほとんどを脱出させる事に成功。
しかしこの時、数十万の兵士がほぼ丸腰で帰還することとなり、イギリス軍は深刻な兵器不足に見舞われたため、旧式だろうが簡易兵器だろうがそんな贅沢を言っている場合ではなかったのです。戦う事すら奇跡的な状況だったのです。
昔から苦労してたのです・・・・・・・
(/ヘ ̄、)グスン
『戦後はFALなどの外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い中で、何だこれはというものを作ってしまったんです。』
何だこれはというものを作ってしまったんです。・・・・・・・これに関しては返す言葉もございません。
m(_ _;)m ゴメン!!
しかし外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い
はいこれは完全な間違い
自国で新小銃弾を開発するが、政治的な決定により変更変更を余儀なくされ、仕方なく他国の小銃を使用していたにすぎません。
ノウハウに関してはかなりの蓄積があるはずです。
でなければEM-2など完成も出来なかったでしょう。
完成させたEM-2ではチャージングハンドルはボルトに直接なんて事はしていません、FA-MASのようにガスピストン周辺に取り付けてあります。前にも書きましたが、当時マガジンキャッチはマガジンの後方にありました。
この事実から考えても銃の製造、運用に関して全くの知らない人たちが作ったとは到底考えられないのです。
※イギリス軍は第二次世界大戦後、ブルパップタイプライフルが歩兵にとって最良の小銃であるとの思いから、自国で新弾薬・新小銃の開発を行うも、NATO(北大西洋条約機構)の政治的な決定により妨害され、仕方なくFAL L1A1をライセンス生産して正式化としていました。しかしその裏ではブルパップに対する気持ちは薄れる事は無かった。
そんな時、新たにNATO新正式弾を決めるというチャンスに恵まれ独自に開発していた新弾薬をトライアルに提出するも敗北・・・・
新小銃も試作していたが使用弾薬のみならず、マガジンまでNATO標準に変更しなければいけない状況に・・・
他国が次々と新型ブルパップ小銃を採用していくなか、大した時間をかける事もできないまま正式小銃にしてしまった。
こんな感じかなと勝手に想像してしまいます。
新弾薬まで製造していながらNATOの政治的決定に2度も振り回されそれでもブルパップ小銃を採用したいという焦りから詰めの甘い物が出来てしまったのでしょう。(どっちにしてもイギリスの責任ではあるのですが・・・。)
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
そして現在のL85A2ですが、ユーチューブ等で動画を確認していても、排莢に関して弱々しいといった印象はほとんどなく、しっかりと作動しているのが確認できます。
未だに作動不良オンパレードの駄目銃のレッテルを貼られていますが、他と比べて見ても大して違いは見当たらず、今のこの評価は現実よりもかなり低い評価だと思います。
でなければ、ロイヤルマリーンもすぐに使用をやめて、せっかくC7を持っているのですからそれを使いだすでしょう。
長々と書きましたが、現在使用されているL85A2は他国のアサルトライフルと比べてもそれほど劣る事は無い、ちゃんとしたライフルであるという事です。
頑張れL85、頑張れイギリス!!く( ̄Д ̄)ノガンバレーーー♪
おまけの動画です、イギリス軍がCOB訓練にL85A2UGLとL129A1シャープシューターを使っているのですが、L85A2の左右のスイッチングが特徴的で面白かったのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=X7XTXdLf3_o&feature=player_detailpage
少しでもL85に対しての評価がマシになる事を祈っております。
ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!
チャージングハンドル及び内部周辺についてです。
改修作業を担当したヘッケラー&コッホの技術者達が閉口してしまったと言われているL85A1のチャージングハンドル。
1分30秒ごろからスローモーションで排莢シーンが見れます、今にも薬莢を噛み込んでしまいそうな様子をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=M2bWh-urJiY&feature=player_detailpage
まず、L85のジャムの原因として
『なぜそんな排莢の邪魔になるところへチャージングハンドルを設置したのか?』ですよね。
では他のモデルではどうでしょう、同じようにチャージングハンドルが直接ボルトに取り付けてあるタイプは多数存在します。
代表的な物では、AKシリーズ・SIG SG550シリーズ・FN FNC等これらの銃では排莢不良の情報はほとんど聞きません。
ではなぜL85A1では取り付け位置が駄目なのか、それは
排莢される方向と排莢スピードにあります。
AKシリーズ・SIG SG550シリーズ・FN FNCシリーズをユーチューブ等の動画で確認すると、薬莢が排出される方向は
右斜め前方がほとんどです。
しかし、当のL85A1は
真横もしくは斜め後方に排出されています。しかも弱い・・・。
そして排莢される角度も通常は
斜め上方ですが、ほぼ水平に排出されています。
そのため、チャージングハンドルの取り付け位置は他とそんなに変わらないはずなのに、薬莢が飛び出す方向の関係で排出された薬莢がちょうどチャージングハンドルとぶつかりやすくなってしまい、結果的に邪魔になっているのです。(紹介した動画の開始約1分ぐらいに右前方方向に薬莢が排出されているシーンが確認できますが、これは一度排出された薬莢が見事にチャージングハンドルにぶつかり、前方へ弾き飛ばされたためです。)
なので・・・・
排莢される角度が悪くスピードが遅いためにチャージングハンドルに当たってしまい結果ジャムが発生する。
が正しいと思われます。
この事をL85の基礎となったAR-18は知っていたと思います。それはAR-18のチャージングハンドルを見てください。
実に不思議な形をしています、ただ引くだけのハンドルがクランクしています。
その昔、JACというメーカーから発売していたAR-18のこのチャージングハンドルを見てなぜこんな形になっているのか、不思議でしかたなかったのですが、今になってなんとなくわかった気がします。
たぶんAR-18のチャージングハンドルを他と同じようにツマミ状にすると、排莢された薬莢がチャージングハンドルにぶつかってしまうためにあのようなクランク状しなければならなかったのでしょう。あの回転するわけでもないクランク状のチャージングハンドルは、そうでなければ説明がつきません。
そういった背景もヘッケラー&コッホは理解していたのかわかりませんが、皆さん御存じのとおりチャージングハンドルをこのように改修します。
形状は全然違うように見えますが、チャージングハンドルを真横にするのではなく、上に逃がしているのは同じ事です。
この改良によって、
排出された薬莢がチャージングハンドルに当たって薬室内に戻る事を極力無くしています。
さらに内部の改修点を上げればきりがないほどに改修された訳ですが、ここらでそろそろまとめに入りたいと思います。
たしかに私も一時『駄目な奴だな』とレッテルを張って見ていましたが、冷静に考えて見てみるとやはり風評被害的な要素がたくさんあり、自分自身がちゃんと理解するために記事にしたのです。
たしかにA1の時代は多くの作動不良に悩まされました、一時期はロイヤルマリーンですらカナダからC7を購入して使用していたほどです、その写真が公開され『自国の部隊にすら見放された』とばかりにさらに駄目銃としてのレッテルを貼られる原因になってしまいました。
しかし実のところC7の使用はL85A1の改修がきちんと完了するまでの繋ぎとして使っていた物で、実はロイヤルマリーンではちゃんとL85A2を使用する事が決まっていたようです。
そして世間で言われている
『A1からA2に改修されたとしてもやっと他と同レベルになったぐらい。』
と解説されていますが、何がどういう風にどれぐらいのレベルになったのか、他国とはどこ?
ハッキリとした答えがありません。(第三者に任せるみたいな・・・)
かの有名なM16も初期の頃は色々な問題に直面しました、内部構造の変更、弾薬問題等次々に改良され現在に至っています。現在市場に出回っているアサルトライフルが初期の頃から改修された事が無い物を探す方が不可能です。
L85の重量
を問題にする発言も多いです、確かにスチールプレスでレシーバーを制作されていて重い部類に入るとは思いますが、以下のデータをご覧ください。以下本体のみの重量です。
L85A1 3.82㎏
FA-MAS 3.8㎏
ステアーAUG 3.6㎏(スコープ含む)
M16A2 3.53㎏
HK416 3.74㎏(20インチバレル仕様は4.10㎏)
確かに同時期に登場したブルパップタイプのアサルトライフルの中では数値的に見れば一番重いですが、FA-MASとの差0.02㎏・・・・・・・・・・・・・・・・
これってそんなに上げ足取るほどの数値ですかね・・・・・・・・
(; ̄ー ̄)...?
外側が樹脂のFA-MASに比べてフルスチールのL85がほとんど同じ数値である事を考えても、結構優秀な方では・・・・・・・・・
『SUSATサイトを取り付ければさらに重くなるぞ!』という意見が聞こえてきますが、AUGは別としてもFA-MASやM16A2は元々光学サイトを取り付けていません、両社とも光学サイトと取り付けたらやはりそんなに変わらなくなります。
実はこの記事を書くきっかけとなったL85のについての解説を読んだのですが、当初自分もこの解説になんとなく納得してしまったので、書き込まれた方を責める気は全くございません。むしろ自分が良い歳のおっさんになり時代背景をなんとなく理解していくと見えてきた史実があります。
その中で自分の大好きなL85という物を少しでもお伝えできればと思っております。
以下その解説を掲載いたします。(全く悪気はございません)m(_ _;)m
『銃に関して言うと、イギリスは作り方を全く理解していません。WW2も結構旧式銃やステンなどの間に合わせマシンガンを使用していた国です。戦後はFALなどの外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い中で、何だこれはというものを作ってしまったんです。』
『イギリスは作り方を全く理解していません・・・・・・』
※イギリスにあるエンフィールド造兵廠は1804年に創設された国営ライフル工場であり、リー・エンフィールドライフルは1895年から1958年までの60余年間にわたりイギリス軍正式小銃にあり1958年にL1A1に制式小銃の座を譲ったがその後もイギリス軍に一時期採用されたブルパップライフルEM-2等開発しており、大変歴史のある造兵廠です。作り方を知らない訳ではありません。
たび重なる小銃弾の変更に翻弄され続け、NATO新正式弾が決定してから、それを利用した新型のブルパップ小銃の開発を急がされ、途中無理やり使用するマガジンをNATO標準に変更させられる事態を乗り越え何とか完成させたのが、
L85(SA80)です!!
苦労したんです・・・・・・・
(/ヘ ̄、)グスン
『WW2も結構旧式銃やステンなどの間に合わせマシンガンを使用していた国です。』
※WW2時代イギリス軍はダンケルクの戦いにおいて民間の漁船やヨット、はしけを含む、あらゆる船舶を総動員した撤退作戦(ダイナモ作戦)を行い連合軍のほとんどを脱出させる事に成功。
しかしこの時、数十万の兵士がほぼ丸腰で帰還することとなり、イギリス軍は深刻な兵器不足に見舞われたため、旧式だろうが簡易兵器だろうがそんな贅沢を言っている場合ではなかったのです。戦う事すら奇跡的な状況だったのです。
昔から苦労してたのです・・・・・・・
(/ヘ ̄、)グスン
『戦後はFALなどの外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い中で、何だこれはというものを作ってしまったんです。』
何だこれはというものを作ってしまったんです。・・・・・・・これに関しては返す言葉もございません。
m(_ _;)m ゴメン!!
しかし外国製の銃ばかり使用していたので、銃に関するノウハウも無い
はいこれは完全な間違い
自国で新小銃弾を開発するが、政治的な決定により変更変更を余儀なくされ、仕方なく他国の小銃を使用していたにすぎません。
ノウハウに関してはかなりの蓄積があるはずです。
でなければEM-2など完成も出来なかったでしょう。
完成させたEM-2ではチャージングハンドルはボルトに直接なんて事はしていません、FA-MASのようにガスピストン周辺に取り付けてあります。前にも書きましたが、当時マガジンキャッチはマガジンの後方にありました。
この事実から考えても銃の製造、運用に関して全くの知らない人たちが作ったとは到底考えられないのです。
※イギリス軍は第二次世界大戦後、ブルパップタイプライフルが歩兵にとって最良の小銃であるとの思いから、自国で新弾薬・新小銃の開発を行うも、NATO(北大西洋条約機構)の政治的な決定により妨害され、仕方なくFAL L1A1をライセンス生産して正式化としていました。しかしその裏ではブルパップに対する気持ちは薄れる事は無かった。
そんな時、新たにNATO新正式弾を決めるというチャンスに恵まれ独自に開発していた新弾薬をトライアルに提出するも敗北・・・・
新小銃も試作していたが使用弾薬のみならず、マガジンまでNATO標準に変更しなければいけない状況に・・・
他国が次々と新型ブルパップ小銃を採用していくなか、大した時間をかける事もできないまま正式小銃にしてしまった。
こんな感じかなと勝手に想像してしまいます。
新弾薬まで製造していながらNATOの政治的決定に2度も振り回されそれでもブルパップ小銃を採用したいという焦りから詰めの甘い物が出来てしまったのでしょう。(どっちにしてもイギリスの責任ではあるのですが・・・。)
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
そして現在のL85A2ですが、ユーチューブ等で動画を確認していても、排莢に関して弱々しいといった印象はほとんどなく、しっかりと作動しているのが確認できます。
未だに作動不良オンパレードの駄目銃のレッテルを貼られていますが、他と比べて見ても大して違いは見当たらず、今のこの評価は現実よりもかなり低い評価だと思います。
でなければ、ロイヤルマリーンもすぐに使用をやめて、せっかくC7を持っているのですからそれを使いだすでしょう。
長々と書きましたが、現在使用されているL85A2は他国のアサルトライフルと比べてもそれほど劣る事は無い、ちゃんとしたライフルであるという事です。
頑張れL85、頑張れイギリス!!く( ̄Д ̄)ノガンバレーーー♪
おまけの動画です、イギリス軍がCOB訓練にL85A2UGLとL129A1シャープシューターを使っているのですが、L85A2の左右のスイッチングが特徴的で面白かったのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=X7XTXdLf3_o&feature=player_detailpage
少しでもL85に対しての評価がマシになる事を祈っております。
ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!
2016年05月31日
L85の問題点を自分なりに考える。 その3
前回は悲劇の元凶、【STAGマガジン】とそのために無理くり取り付けた【マガジンキャッチ】につてお話しました。
ついでと言ってはなんですが、マガジンキャッチの改良も度々行われていますので、御紹介したいと思います。
先ずはL85A1初期に付いていたマガジンキャッチの形状です。
ただ単にシーソー型の物が取り付けられていました、これに対しては『よくもまあこれでOKが出たな・・・・』という感想しかありません。
こんな位置にマガジンキャッチを取り付けなければいけなかったのはしょうがないとして、採用前の試験中に一度は問題が発生しただろう・・・・・
そんな訳でA1の途中ですぐに改良されます。
取付位置を変更するとなると大変な改良が必要です、マガジンキャッチの位置は変更できない・・・・・・・・・
もうどうせ押してしまうならマガジンキャッチの中央付近に肉盛りして、装備で押さえてしまっても無理やりマガジンが解放されないようにしてやろう!!
よし!これで少しはましになったか・・・・・・
(; ̄ー ̄A
しかし、やはりそれでもマガジンが落ちる・・・・・・・・・・・・・・・
(T_T)
ならばトドメとばかりに周囲をガードで囲いました
※ネット検索していると『マガジンキャッチのスプリングご強くしてある』とあります。
これは間違ってはいないのですがL85を使った事もないような方々には『おいおいそんなんで大丈夫かい?』と誤解を招いています。
正しくは、
【マガジンキャッチの形状を変更し、なおかつ周辺にガードを取り付けた事でマガジンの脱落を極力防止している】
が正しいと思います。
ここまでやってやっとマガジンキャッチの問題はだいぶましになってきたようです。ヾ(;´▽`A``アセアセ
次に行きましょう。
次の問題は史上最低のマガジンです。
|||(-_-;)||||||どよ~ん
実はL85の作動不良の大半がこのマガジンが原因だったといわれています。
マガジンの底がプラでRGのマークがあります。
L85に使用するためにイギリスで作った物ですが、これがとんでもなく問題児!!
M16のマガジンをそのまま使用していれば少しはマシだったと思いますが、イギリスさんは独自に、もしかしたら見よう見まねで制作してしまったのかも知れません。
なぜそう思ったかというと、以下の写真をご覧ください。
お分かりになる方は分かると思いますが左から L85用・F2000用・P90用・FA-MAS用です。(シカゴレジメンタス様のブログより)
シカゴレジメンタス様のブログに各マガジンのスプリングを比較した写真がありました。マガジンの長さに対してスプリングの長さが一番短いのがL85用です。
普通に考えてもスプリングの長さが足りないと弾の上がりが悪くなり、それだけでジャムの発生率は飛躍的に上がります。
(T-T*)…
戦場で戦っている兵士の方々は、マガジンに番号を振って変形や故障の時には弾上りがわるくなるので、すぐに交換します。
なのに!L85用マガジンは、新品の状態で弾上りが悪い!!これでは当然ジャムります!!!
これもネットで検索すると『現場の兵士は装弾数を28発に抑えていたがそれでも作動不良は解消せず』とあります。
しかし、28発で抑えようとスプリングが弱いのにそんな事をしても何の解決にもなっていません。
スプリングが弱く弾上りが悪いマガジンを使用すれば、機関部に噛み込んで最悪の場合再起不能にまで破損してしまいます。
L85の作動不良に興味のある方は以下の動画を一度は見た事があるでしょう。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vyCkhp1Q-ws
L85がどれだけポンコツなのかを示すための代表的な動画ですが、みなさんちょっと落ち着いてみてください。
ノルウェー軍の兵士であろう人がL85のマガジンを何度も差し直しているのが分かると思います、モデルガンを扱った事があれば分かると思いますが、マガジンにフルロードした場合、ボルトをホールドオープンさせておかないとマガジンが入ってくれません。
この兵士のL85は明らかにマガジンをフルロードにしているのに、ボルトは閉鎖状態で一生懸命入れようとしています。
マガジンがしっかり入っていないのにボルトを引いても弾は薬室に送られていないので当然射撃できません。
これは明らかに兵士側のミスですが、まるでL85のマガジンキャッチが悪いようにしか見えません。
(まぁその後射撃中にやっぱりジャムしているのですが、それはチャージングハンドルのような感じです。そのあたりはまた後日解説します。)
そんな史上最低のマガジンを使用していたので、改修を依頼されたヘッケラー&コッホはマガジンを自社製のスチールで制作した、とても丈夫な新型マガジンに交換させます。
同社のHK416等にも使用されましたね。
実際、これでジャムの発生率はかなり低くなっているそうです。
しかし、このH&K製スチールマガジンは価格が結構高いらしく、最近はMAGPULのE-MAGばかりが支給されていますね。
そんな中画像を探していると、新発見が!
おや?マガジン上部になにやらマークがあります。
ユニオンジャックじゃないですか!!
どうやら、L85用に支給されているE-MAGにはイギリスのマークが入れられているのですねぇ。
very d(*⌒▽⌒*)b good
手持ちのE-MAGに入れてみたいですが、どこかいいところないですかねぇ・・・・・
(; ̄ー ̄A ・・・
ついでと言ってはなんですが、マガジンキャッチの改良も度々行われていますので、御紹介したいと思います。
先ずはL85A1初期に付いていたマガジンキャッチの形状です。
ただ単にシーソー型の物が取り付けられていました、これに対しては『よくもまあこれでOKが出たな・・・・』という感想しかありません。
こんな位置にマガジンキャッチを取り付けなければいけなかったのはしょうがないとして、採用前の試験中に一度は問題が発生しただろう・・・・・
そんな訳でA1の途中ですぐに改良されます。
取付位置を変更するとなると大変な改良が必要です、マガジンキャッチの位置は変更できない・・・・・・・・・
もうどうせ押してしまうならマガジンキャッチの中央付近に肉盛りして、装備で押さえてしまっても無理やりマガジンが解放されないようにしてやろう!!
よし!これで少しはましになったか・・・・・・
(; ̄ー ̄A
しかし、やはりそれでもマガジンが落ちる・・・・・・・・・・・・・・・
(T_T)
ならばトドメとばかりに周囲をガードで囲いました
※ネット検索していると『マガジンキャッチのスプリングご強くしてある』とあります。
これは間違ってはいないのですがL85を使った事もないような方々には『おいおいそんなんで大丈夫かい?』と誤解を招いています。
正しくは、
【マガジンキャッチの形状を変更し、なおかつ周辺にガードを取り付けた事でマガジンの脱落を極力防止している】
が正しいと思います。
ここまでやってやっとマガジンキャッチの問題はだいぶましになってきたようです。ヾ(;´▽`A``アセアセ
次に行きましょう。
次の問題は史上最低のマガジンです。
|||(-_-;)||||||どよ~ん
実はL85の作動不良の大半がこのマガジンが原因だったといわれています。
マガジンの底がプラでRGのマークがあります。
L85に使用するためにイギリスで作った物ですが、これがとんでもなく問題児!!
M16のマガジンをそのまま使用していれば少しはマシだったと思いますが、イギリスさんは独自に、もしかしたら見よう見まねで制作してしまったのかも知れません。
なぜそう思ったかというと、以下の写真をご覧ください。
お分かりになる方は分かると思いますが左から L85用・F2000用・P90用・FA-MAS用です。(シカゴレジメンタス様のブログより)
シカゴレジメンタス様のブログに各マガジンのスプリングを比較した写真がありました。マガジンの長さに対してスプリングの長さが一番短いのがL85用です。
普通に考えてもスプリングの長さが足りないと弾の上がりが悪くなり、それだけでジャムの発生率は飛躍的に上がります。
(T-T*)…
戦場で戦っている兵士の方々は、マガジンに番号を振って変形や故障の時には弾上りがわるくなるので、すぐに交換します。
なのに!L85用マガジンは、新品の状態で弾上りが悪い!!これでは当然ジャムります!!!
これもネットで検索すると『現場の兵士は装弾数を28発に抑えていたがそれでも作動不良は解消せず』とあります。
しかし、28発で抑えようとスプリングが弱いのにそんな事をしても何の解決にもなっていません。
スプリングが弱く弾上りが悪いマガジンを使用すれば、機関部に噛み込んで最悪の場合再起不能にまで破損してしまいます。
L85の作動不良に興味のある方は以下の動画を一度は見た事があるでしょう。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vyCkhp1Q-ws
L85がどれだけポンコツなのかを示すための代表的な動画ですが、みなさんちょっと落ち着いてみてください。
ノルウェー軍の兵士であろう人がL85のマガジンを何度も差し直しているのが分かると思います、モデルガンを扱った事があれば分かると思いますが、マガジンにフルロードした場合、ボルトをホールドオープンさせておかないとマガジンが入ってくれません。
この兵士のL85は明らかにマガジンをフルロードにしているのに、ボルトは閉鎖状態で一生懸命入れようとしています。
マガジンがしっかり入っていないのにボルトを引いても弾は薬室に送られていないので当然射撃できません。
これは明らかに兵士側のミスですが、まるでL85のマガジンキャッチが悪いようにしか見えません。
(まぁその後射撃中にやっぱりジャムしているのですが、それはチャージングハンドルのような感じです。そのあたりはまた後日解説します。)
そんな史上最低のマガジンを使用していたので、改修を依頼されたヘッケラー&コッホはマガジンを自社製のスチールで制作した、とても丈夫な新型マガジンに交換させます。
同社のHK416等にも使用されましたね。
実際、これでジャムの発生率はかなり低くなっているそうです。
しかし、このH&K製スチールマガジンは価格が結構高いらしく、最近はMAGPULのE-MAGばかりが支給されていますね。
そんな中画像を探していると、新発見が!
おや?マガジン上部になにやらマークがあります。
ユニオンジャックじゃないですか!!
どうやら、L85用に支給されているE-MAGにはイギリスのマークが入れられているのですねぇ。
very d(*⌒▽⌒*)b good
手持ちのE-MAGに入れてみたいですが、どこかいいところないですかねぇ・・・・・
(; ̄ー ̄A ・・・
2016年05月27日
L85の問題点を自分なりに考える。その2
前回の最後に試作検証段階の写真を載せましたが、自分で見ても分かりにくいので、もう少しましな図面を見つけたので載せておきます。
矢印の部分がマガジンキャッチです。レバータイプが使用されていますね。
さて、前回アメリカさんがあっさり小口径高速弾を自国の正式採用弾にしてしまってからは、『やっぱり小口径の方がいいんじゃん!ずっと前から言ってるのにさ!!』と思っていたのか分かりませんが、7.62ミリ弾をごり押しされていた各国がずっと根に持っていた事は明らかで、この後NATOの新正式弾をもう一度決めるという某都知事も真っ青な暴挙にでます。
<( ̄口 ̄||)>!!!オーノー!!!
しかし、この機会を『ぜひ我らが開発した新小銃弾をNATO標準弾に!!!』とばかりに各国が独自の小銃弾を開発していきます。
((o(▽ ̄*)oワクワクo(* ̄▽)o))
もちろん我がイギリス軍も新小銃弾を開発、【4.85x49mm弾】という現在の5.56ミリよりも小さな口径を採用していました。
イギリス軍は当初EM-2採用時に使用した【.280インチ(7mm)口径】をさらに6ミリにして開発していましたが、当時の西ドイツの研究でさらに小さい口径が良いとの結果を受け、口径を【5ミリ】に変更しました。
5ミリ口径を採用したのになぜ【4.85x49mm弾】なのかというと、実は『銃身の山径に弾薬の口径をあわせるという指示』により表記が変更されただけで実は弾頭は5ミリのままでした。
試験結果も良好で当時アメリカがM16で使用していた、【.223レミントン弾】よりも良好な結果を出していたので、イギリスの方々は『きっと、きっと我が新小銃弾がNATO標準弾となるであろう!』と考えて大量に生産し、また新ブルパップ小銃の開発も【4.85x49mm弾】でイケイケゴーゴー!!とばかりに急ピッチで開発しておりました。
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
その結果!
『FNハースタル社のSS109弾が最も良好な能力を持つという結論・・・・・・・・・・・・・』
( ゚ ρ ゚ )チーン・・・・・・
・・・・・・・・・・そりゃぁ良い子もグレますわな・・・・・・・・・・・
しかーーーし!それでも!!我らが悲願!ブルパップ小銃だけは何としてでも装備してやる!!と新型小銃を無理くり新NATO弾へ改修していきます。
さあ!ここで噂のマガジン問題が出てきます。
NATOは本当はワルシャワ条約機構のAKシリーズのように統一した小銃の採用を目指していたが、もちろん各国の猛烈な反発にあい、それならせめてマガジンだけでもとM16で使用していたマガジンを【STANAG マガジン】としてNATO正式採用、これがL85の悪夢の始まりです。
ガーン!( ̄□ ̄;)!!
最初の図面にもあるように試作の段階ではマガジンキャッチはレバー式でマガジンの後方にありました。
これなら小脇にかかえた時にマガジンキャッチを押してしまうなんて事はありません。
なら、なぜそうなったのか・・・・・・・・
以下私の想像(空想)です。
『NATO新弾薬がSS109で決定したそうだ・・・・・・・』
『えっ? それじゃあ大量に生産した我らが【4.85x49mm弾】弾は!?』
『全部破棄・・・・・・・・・・・』
『( ̄Д ̄;) ガーン・・・・・・・・じゃあ試作小銃はどうするんですか・・・・・・・・』
『何を言っておるのだ、弾が違う物になっただけで小銃は問題ない!』
『そうですか、では使用弾薬を変更して再設計ですね、気持ちを切り替えてもうひと踏ん張りいきますか!』
『・・・・・・・・・・・・あのね、でもね、非常に言いにくいのですが、聞いてくれる・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・なんですか(;¬_¬) 』
『NATOが標準マガジンを決めました、【STANAG マガジン】と言います』
ρ( ̄∇ ̄o) こんなの
『で?これをどうしろと?(;¬_¬)』
『新小銃に使ってください!m(_ _;)m ゴメン!!』
『は?・・・・・・・・』
本当はどんなやり取りがあったのかなど私には分かりませんが、まぁこんなところじゃないかと思います。
時系列で言ってもこんな感じで間違いないと思われます。
L85ブルパップ小銃はNATOの新正式弾薬が決定した後に設計が始まったのでは無く、それよりずっと以前からイギリス軍はブルパップ小銃を自国に装備させようと頑張っていたのです。
それなのにアメリカの横やりやNATOの近所づきあいのために右に左に翻弄されまくった結果、あのような形に落ち着いたのであります。
(*TーT)人(TーT*)
当然、どうやってマガジンを取り付けようかと検証したんだろうと思います。
とりあえずM16のマガジンキャッチをそのまま移植してみよう・・・・・・・・・
先ずマガジンをつかんで右側にあるマガジンキャッチのボタンに指を”~~~~~~~~~~無理!!
とてもじゃないけどマガジンの脱着ができません!
\(*`∧´)/ ムッキー!!
ならば左側でボタンを押すようにすれば、なんとかマガジンをつかんだ手の親指で押さえる事ができる・・・・・・・・・
よしこれでいこう、しょうがないこのマガジンはNATOの標準STAGマガジン、どうやっても使わないとNATO各国の笑い物になる・・・・・・・
ほら見てみろ、よその国だってちゃんとやっているぞ、オーストリアのステアーAUG、フランスのFA・MAS各国ちゃんと勝手にマガジンを作って・・・・・・・・・・・
は?; ̄ロ ̄)!!
うちだけ(イギリス軍だけ)?
(〇o〇;)
もう今さら後には引けないイギリス軍でした・・・・・
続く。
矢印の部分がマガジンキャッチです。レバータイプが使用されていますね。
さて、前回アメリカさんがあっさり小口径高速弾を自国の正式採用弾にしてしまってからは、『やっぱり小口径の方がいいんじゃん!ずっと前から言ってるのにさ!!』と思っていたのか分かりませんが、7.62ミリ弾をごり押しされていた各国がずっと根に持っていた事は明らかで、この後NATOの新正式弾をもう一度決めるという某都知事も真っ青な暴挙にでます。
<( ̄口 ̄||)>!!!オーノー!!!
しかし、この機会を『ぜひ我らが開発した新小銃弾をNATO標準弾に!!!』とばかりに各国が独自の小銃弾を開発していきます。
((o(▽ ̄*)oワクワクo(* ̄▽)o))
もちろん我がイギリス軍も新小銃弾を開発、【4.85x49mm弾】という現在の5.56ミリよりも小さな口径を採用していました。
イギリス軍は当初EM-2採用時に使用した【.280インチ(7mm)口径】をさらに6ミリにして開発していましたが、当時の西ドイツの研究でさらに小さい口径が良いとの結果を受け、口径を【5ミリ】に変更しました。
5ミリ口径を採用したのになぜ【4.85x49mm弾】なのかというと、実は『銃身の山径に弾薬の口径をあわせるという指示』により表記が変更されただけで実は弾頭は5ミリのままでした。
試験結果も良好で当時アメリカがM16で使用していた、【.223レミントン弾】よりも良好な結果を出していたので、イギリスの方々は『きっと、きっと我が新小銃弾がNATO標準弾となるであろう!』と考えて大量に生産し、また新ブルパップ小銃の開発も【4.85x49mm弾】でイケイケゴーゴー!!とばかりに急ピッチで開発しておりました。
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
その結果!
『FNハースタル社のSS109弾が最も良好な能力を持つという結論・・・・・・・・・・・・・』
( ゚ ρ ゚ )チーン・・・・・・
・・・・・・・・・・そりゃぁ良い子もグレますわな・・・・・・・・・・・
しかーーーし!それでも!!我らが悲願!ブルパップ小銃だけは何としてでも装備してやる!!と新型小銃を無理くり新NATO弾へ改修していきます。
さあ!ここで噂のマガジン問題が出てきます。
NATOは本当はワルシャワ条約機構のAKシリーズのように統一した小銃の採用を目指していたが、もちろん各国の猛烈な反発にあい、それならせめてマガジンだけでもとM16で使用していたマガジンを【STANAG マガジン】としてNATO正式採用、これがL85の悪夢の始まりです。
ガーン!( ̄□ ̄;)!!
最初の図面にもあるように試作の段階ではマガジンキャッチはレバー式でマガジンの後方にありました。
これなら小脇にかかえた時にマガジンキャッチを押してしまうなんて事はありません。
なら、なぜそうなったのか・・・・・・・・
以下私の想像(空想)です。
『NATO新弾薬がSS109で決定したそうだ・・・・・・・』
『えっ? それじゃあ大量に生産した我らが【4.85x49mm弾】弾は!?』
『全部破棄・・・・・・・・・・・』
『( ̄Д ̄;) ガーン・・・・・・・・じゃあ試作小銃はどうするんですか・・・・・・・・』
『何を言っておるのだ、弾が違う物になっただけで小銃は問題ない!』
『そうですか、では使用弾薬を変更して再設計ですね、気持ちを切り替えてもうひと踏ん張りいきますか!』
『・・・・・・・・・・・・あのね、でもね、非常に言いにくいのですが、聞いてくれる・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・なんですか(;¬_¬) 』
『NATOが標準マガジンを決めました、【STANAG マガジン】と言います』
ρ( ̄∇ ̄o) こんなの
『で?これをどうしろと?(;¬_¬)』
『新小銃に使ってください!m(_ _;)m ゴメン!!』
『は?・・・・・・・・』
本当はどんなやり取りがあったのかなど私には分かりませんが、まぁこんなところじゃないかと思います。
時系列で言ってもこんな感じで間違いないと思われます。
L85ブルパップ小銃はNATOの新正式弾薬が決定した後に設計が始まったのでは無く、それよりずっと以前からイギリス軍はブルパップ小銃を自国に装備させようと頑張っていたのです。
それなのにアメリカの横やりやNATOの近所づきあいのために右に左に翻弄されまくった結果、あのような形に落ち着いたのであります。
(*TーT)人(TーT*)
当然、どうやってマガジンを取り付けようかと検証したんだろうと思います。
とりあえずM16のマガジンキャッチをそのまま移植してみよう・・・・・・・・・
先ずマガジンをつかんで右側にあるマガジンキャッチのボタンに指を”~~~~~~~~~~無理!!
とてもじゃないけどマガジンの脱着ができません!
\(*`∧´)/ ムッキー!!
ならば左側でボタンを押すようにすれば、なんとかマガジンをつかんだ手の親指で押さえる事ができる・・・・・・・・・
よしこれでいこう、しょうがないこのマガジンはNATOの標準STAGマガジン、どうやっても使わないとNATO各国の笑い物になる・・・・・・・
ほら見てみろ、よその国だってちゃんとやっているぞ、オーストリアのステアーAUG、フランスのFA・MAS各国ちゃんと勝手にマガジンを作って・・・・・・・・・・・
は?; ̄ロ ̄)!!
うちだけ(イギリス軍だけ)?
(〇o〇;)
もう今さら後には引けないイギリス軍でした・・・・・
続く。
2016年05月26日
L85の問題点を自分なりに考える。
L85
世間では重いすぐに動かないまったく融通が利かない(右利き専用)など駄目銃の代表として有名になってしまいました
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!
『この子の何がいけないの! ちょっと落ち着いて他と比べてください!! そんなに悪い子じゃないのよ!!!』
と私の心にだれかが叫んでいるようで、時々夜中にうなされます。
(/TДT)/あうぅ・・・・
なぜL85が生まれたのか、この子をよく理解するために簡単ではありますが、歴史から確認していきましょう。
(といってもすでに詳しい解説はウィキペディアの方でされていますので本当に簡単にザックリとします。個人的解釈・偏見が入ります。)
まず、第二次世界大戦後間もなくイギリス軍は戦訓により新型の.280インチ(7mm)口径の中間威力弾の設計を行い、エンフィールド造兵廠(RSAF)で、4つの新型小銃設計案が検討されました。
その内2つの試作銃が製造され(3案と4案は図面の段階で却下された)結果第2案のEM-2が1951年4月25日にNo9 .280口径自動小銃(Rifle, Automatic, Calibre .280, Number 9)の制式名称で英陸軍に採用されました。
こちらがEM-1
こちらが正式採用 EM-2です。
NATOが結成されたのは1949年、その後アメリカさんのごり押しともいわれる7.62ミリNATO弾の正式決定がありましたので、その以前にイギリス軍はブルパップ小銃を正式採用していた事になります。スゲェ( ̄□ ̄;)!!
イギリス軍は【新型の.280インチ(7mm)口径の中間威力弾】と【ブルパップ小銃 EM-2】を採用した事にそりゃぁ喜んだと同時に誇りに思った事でしょう。
(= ̄▽ ̄=)V
しかし、なんと言う事でしょう!
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
当時のウィンストン・チャーチルがNATOの近所付き合いの方が大事
との考えから、EM-2と新弾薬の採用を白紙撤回!!(新国立競技場みたい)
完全に闇に葬られました・・・・・・・・・…( ̄。 ̄;)
その時に採用されたのがあのFAL L1A1です。
イギリス軍にとってはそりゃぁもうハラワタ煮えくりかえるような思いだった事でしょう。
∑( ̄皿 ̄;; ムッキー!!
しぶしぶフルサイズのFALを使用していましたが、そんな時にあの強引な決定をさせたアメリカがあっさりと小口径弾に変更!
(~--)/なんでやねん!
つじつまを合わせるように、NATOの弾薬を7.62ミリと5.56ミリのダブルスタンダードにしてしまいます。
オイオイ・・ (;´д`)ノ
しかしこれをブルパップ小銃の復活の機会ととらえたのか、イギリス軍は動きます。
これがL85へとつながっていくのですね。
これはL85になる前の試作検証段階の物です。
画像が粗いですがよーくご覧ください。
使用弾薬が異なるのでマガジンが若干大きいですが、それよりもマガジンキャッチの位置!ほら!マガジンの後ろにレバーで付いています。
あの悪名高きマガジンキャッチが!!!なんと言う事でしょう!!!
そうです、最初からあんな訳のわからない位置には無かったのです!
ちょっとおしゃれに小銃を小脇に抱えたら装備品でマガジンキャッチをプッシュ!
マガジンリリース!!
とはならない設計だったのです!どういう経緯であの位置に来たのでしょう・・・・・・・・・
なんとなく理由はわかりますがそれは次回に・・・・
続く・・・。
世間では重いすぐに動かないまったく融通が利かない(右利き専用)など駄目銃の代表として有名になってしまいました
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!
『この子の何がいけないの! ちょっと落ち着いて他と比べてください!! そんなに悪い子じゃないのよ!!!』
と私の心にだれかが叫んでいるようで、時々夜中にうなされます。
(/TДT)/あうぅ・・・・
なぜL85が生まれたのか、この子をよく理解するために簡単ではありますが、歴史から確認していきましょう。
(といってもすでに詳しい解説はウィキペディアの方でされていますので本当に簡単にザックリとします。個人的解釈・偏見が入ります。)
まず、第二次世界大戦後間もなくイギリス軍は戦訓により新型の.280インチ(7mm)口径の中間威力弾の設計を行い、エンフィールド造兵廠(RSAF)で、4つの新型小銃設計案が検討されました。
その内2つの試作銃が製造され(3案と4案は図面の段階で却下された)結果第2案のEM-2が1951年4月25日にNo9 .280口径自動小銃(Rifle, Automatic, Calibre .280, Number 9)の制式名称で英陸軍に採用されました。
こちらがEM-1
こちらが正式採用 EM-2です。
NATOが結成されたのは1949年、その後アメリカさんのごり押しともいわれる7.62ミリNATO弾の正式決定がありましたので、その以前にイギリス軍はブルパップ小銃を正式採用していた事になります。スゲェ( ̄□ ̄;)!!
イギリス軍は【新型の.280インチ(7mm)口径の中間威力弾】と【ブルパップ小銃 EM-2】を採用した事にそりゃぁ喜んだと同時に誇りに思った事でしょう。
(= ̄▽ ̄=)V
しかし、なんと言う事でしょう!
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
当時のウィンストン・チャーチルがNATOの近所付き合いの方が大事
との考えから、EM-2と新弾薬の採用を白紙撤回!!(新国立競技場みたい)
完全に闇に葬られました・・・・・・・・・…( ̄。 ̄;)
その時に採用されたのがあのFAL L1A1です。
イギリス軍にとってはそりゃぁもうハラワタ煮えくりかえるような思いだった事でしょう。
∑( ̄皿 ̄;; ムッキー!!
しぶしぶフルサイズのFALを使用していましたが、そんな時にあの強引な決定をさせたアメリカがあっさりと小口径弾に変更!
(~--)/なんでやねん!
つじつまを合わせるように、NATOの弾薬を7.62ミリと5.56ミリのダブルスタンダードにしてしまいます。
オイオイ・・ (;´д`)ノ
しかしこれをブルパップ小銃の復活の機会ととらえたのか、イギリス軍は動きます。
これがL85へとつながっていくのですね。
これはL85になる前の試作検証段階の物です。
画像が粗いですがよーくご覧ください。
使用弾薬が異なるのでマガジンが若干大きいですが、それよりもマガジンキャッチの位置!ほら!マガジンの後ろにレバーで付いています。
あの悪名高きマガジンキャッチが!!!なんと言う事でしょう!!!
そうです、最初からあんな訳のわからない位置には無かったのです!
ちょっとおしゃれに小銃を小脇に抱えたら装備品でマガジンキャッチをプッシュ!
マガジンリリース!!
とはならない設計だったのです!どういう経緯であの位置に来たのでしょう・・・・・・・・・
なんとなく理由はわかりますがそれは次回に・・・・
続く・・・。
2016年04月04日
L85A2 UGL 製作記 その9 装着完了です゜
何とか人様に出しても何とか恥ずかしくない程度になりました。
(^_^;)
前日は久しぶりの徹夜作業でもうフラフラです(@_@)
こんな感じになりました。
まずはアクセサリーレール
何を使って制作しようか考えていましたが、やっぱり他の方の資料を参考にして制作しましょう(´▽`)ノ
参考資料は毎度おなじみKafu'様のブログ記事にもありました、ウィーバー規格のマウント………………………………………
家にはそんな都合の良い物ないなぁ……( ̄。 ̄;)どうしようか…………………………………(。・・)あっ…………………………
押し入れに東京マルイM4の割れたアッパーがあった……………………
これって確かレール部分が金属だったよね……………………
( ̄∇ ̄)これでいいや。
バラバラにして必要部分を残してカット。
後は適当にパテでとりあえずの形を出して、穴位置決めて、土台部分にはホームセンターで買ったサンデーシートを重ねて出来上がり。(*゜▽゜)ノ
アクセサリーレール装着完了いたしました。
次はプレッシャースイッチのプレート部分です。
もうこれは資料の写真を見ながら余った材料で作りました。
完成してからもう少し厚みを出した方が良かったかと思いましたが、形は悪くないのでそのまま装着します。ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
次にグレネードサイトです。
これは東京マルイのグレネードサイトが使えるのでこれを装着します。
実物のハンドガードに合わせて見ると、ほぼ問題ないのですが東京マルイのグレネードサイト固定用の足の幅が2ミリほど広いため、このままでは浮き上がってしまいます。
なので両足の外側を1ミリ削って入るようにしました。
最後にスリング金具の取付です。
G&GのL85シリーズはほぼ無加工で、実物ハンドガードやレールハンドガードを取付できます。この時スリング金具はG&Gの物をそのまま使用して問題ないところを見ると実物のスリング金具もたいした差はないと思いますが、実物のグレネードランチャー用ハンドガードの穴はそれより小さいため、通常沈み込んで固定されなければならないのに、浮き上がってしまいます。
しかし資料を確認すると、しっかりと奥まで入り込んでなおかつ放熱穴に引っ掛ける形で固定してあるので、同じようにするためにスリング金具側を加工します。
加工には部品庫にあったMMCのL85用を使いました(^_^;)
約2ミリ削って放熱穴にかかるように、またMMCのスリング金具の穴は5ミリG&Gは6ミリなので6ミリに加工。
しかしG&Gのボルトは長さが足りなかったため、市販の六角穴付きボルトに交換して無事に装着しました。( ̄。 ̄;)
これでようやく人前に出しても恥ずかしくない程度にできたと思います(´ー`)
まだまだ再現できていない箇所があるのは分かっているのですが、今はこれが限界です。(つд`)
またさらに加工した部分ができればさらに記事にしていきますので、そのときはお付き合いいただけましたら幸いです。
2016年03月25日
L85A2 UGL 製作記 その8
3月は仕事とプライベート両方がとてつもなく忙しいです(;´Д`)
基本の脳味噌が ヘ(゚∀゚ヘ) な自分なのですが、世間様からはどう見てもいい歳とったのおっさんなので、仕方なく大人の責任って奴をしなくてはなりません(^_^;)
昔は嫁とよくゝ( ゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノ アヒャヒャヒャって感じだったので、本当は子供達ともそうしたいのですが、そうなると自宅がどんどん荒廃していくため嫁と二人してギリギリ頑張っています。
さてやっとこさ前回の続きです。σ(^_^;
今回は、実物ハンドガードを買った時に付属していなかった上部のフタとサイドのロック部分です。
素材は何かの強化樹脂だと思いますが、全然わかりません(;´Д`)
ホームセンター行ってサンデーシート買ったり他の物探してみたり………しかしなかなか良い物がなくて、どうしたものかと考えていましたところヤフオクで落札した中古のエンドミルの束に張り付けてあったプラの板がとてもいい感じ!(・∀・)イイヨイイヨー
ホームセンターで売っている素材は表面がけっこうツルツルしているのですが、こっちは片側の表面がザラザラしていて、実物ハンドガードに近い感じ、若干黒いですが他の素材を探している時間も無いのでこれで作ります。
まず傷を付けたくない表面にマスキングテープを貼付まして、実物ハンドガード上部の形に合わせて形をだします。
現物合わせで実物ハンドガード上部に合うように形を整えたら、支点となるシャフトが通る部分を実物ハンドガードに重ねながら、余った破材をブロックのように重ねて形を整形します。
同時進行でロック部分も加工します。
同じようにだいたいの形を切り出してから、ハンドガードのラインに合わせて、くの字にハンダゴテの熱で曲げます。
またシャフトが通る部分を同じく破材を使って作ります。
実物ハンドガードを見てみると、上部及びサイドのロック部分にまるでM4のダストカバーのシャフトと同じようにシャフトが通っていますが、固定方法はEリングなどではなく、別の細いピンを打ち込んで抜けないようにしているみたいです。
実物ハンドガード後端部分に見える小さな穴がそれです。
シャフトの直径は約3ミリほどなので適当に真鍮のシャフトを突っ込みながら肉付け、ヤスリ等で成形していきました。
どうにか形にもなりました、一応開閉もします、ロックもかかります、ロック部分にはスプリングも入っています、しかしフタは今のところ90度までの開閉しか出来ません、フタには開く用のスプリングは入っていません、おいおい考えます。
しかしこれで一番の難所であったフタの部分が終わりました!(*⌒▽⌒*)
後はアクセサリーレールとグレネードサイトですね、次回完結したいと思います、完結できるかな………できたらいいな……( ゚ε゚;)ムムッ
基本の脳味噌が ヘ(゚∀゚ヘ) な自分なのですが、世間様からはどう見てもいい歳とったのおっさんなので、仕方なく大人の責任って奴をしなくてはなりません(^_^;)
昔は嫁とよくゝ( ゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノ アヒャヒャヒャって感じだったので、本当は子供達ともそうしたいのですが、そうなると自宅がどんどん荒廃していくため嫁と二人してギリギリ頑張っています。
さてやっとこさ前回の続きです。σ(^_^;
今回は、実物ハンドガードを買った時に付属していなかった上部のフタとサイドのロック部分です。
素材は何かの強化樹脂だと思いますが、全然わかりません(;´Д`)
ホームセンター行ってサンデーシート買ったり他の物探してみたり………しかしなかなか良い物がなくて、どうしたものかと考えていましたところヤフオクで落札した中古のエンドミルの束に張り付けてあったプラの板がとてもいい感じ!(・∀・)イイヨイイヨー
ホームセンターで売っている素材は表面がけっこうツルツルしているのですが、こっちは片側の表面がザラザラしていて、実物ハンドガードに近い感じ、若干黒いですが他の素材を探している時間も無いのでこれで作ります。
まず傷を付けたくない表面にマスキングテープを貼付まして、実物ハンドガード上部の形に合わせて形をだします。
現物合わせで実物ハンドガード上部に合うように形を整えたら、支点となるシャフトが通る部分を実物ハンドガードに重ねながら、余った破材をブロックのように重ねて形を整形します。
同時進行でロック部分も加工します。
同じようにだいたいの形を切り出してから、ハンドガードのラインに合わせて、くの字にハンダゴテの熱で曲げます。
またシャフトが通る部分を同じく破材を使って作ります。
実物ハンドガードを見てみると、上部及びサイドのロック部分にまるでM4のダストカバーのシャフトと同じようにシャフトが通っていますが、固定方法はEリングなどではなく、別の細いピンを打ち込んで抜けないようにしているみたいです。
実物ハンドガード後端部分に見える小さな穴がそれです。
シャフトの直径は約3ミリほどなので適当に真鍮のシャフトを突っ込みながら肉付け、ヤスリ等で成形していきました。
どうにか形にもなりました、一応開閉もします、ロックもかかります、ロック部分にはスプリングも入っています、しかしフタは今のところ90度までの開閉しか出来ません、フタには開く用のスプリングは入っていません、おいおい考えます。
しかしこれで一番の難所であったフタの部分が終わりました!(*⌒▽⌒*)
後はアクセサリーレールとグレネードサイトですね、次回完結したいと思います、完結できるかな………できたらいいな……( ゚ε゚;)ムムッ
2016年03月18日
L85A2 UGL 製作記 その7
今回はグレネードランチャー上部の開閉式のフタについてです。
このフタはL85シリーズのメンテナンス時にガスピストンをメンテナンスする時に使用します、このフタはグレネードランチャーのみならず初期型からダニエルディフェンスのレイルハンドガードに変わっても必ず開閉する部分です。
エアーソフトガンの場合ガスピストン部分は、あくまでも飾りですので、開閉しなくても良いのですが出来るなら開閉させたいので、どうやってフタを開閉出来るようにするか考えて見ます。
っと、その前に実物のハンドガードとSTAR/ARESグレネードランチャーを比較をしてみたいと思います。
まずは簡単に両者を並べた写真です。
わかりづらいですが、L85に装着されている方が私が延長加工した物で、下に置いてあるのがSTAR/ARES製です。
写真だけでは大きさの違いが実感しづらいですね………
私も今回並べてみて「ん?そんなに大きさ変わらない?」と思いました。
しかし手に持ってみるとやっぱりSTAR/ARESは大きい(・_・;)
ゴツい!っと言った表現がぴったりなほど。
わかりづらいですが両方を比べるとSTAR/ARESは横幅も太い!
まさに3Dで拡大コピーした用な感じです!
そりゃ重い訳だ
アチャー(ノ▽`;)
延長加工したグレネードランチャーです
STAR/ARESです。
この2つの写真はグレネードランチャーの後端部分の比較のために撮影したのですが、セイフティレバーの奥に見えるフレームの厚みを見ていただくとSTAR/ARESの方がけっこう分厚いのがわかると思います。(STAR/ARES側が画像切れかかっていてすいません(>_<))
実物ハンドガードの後端部分です。
STAR/ARESの後端部分です。
実物は斜めに下がっていますが、STAR/ARESはまっすぐです。
実物ハンドガードのフタのロック部分です。
STAR/ARES製です。
目立った違いは無い用に思いますが、放熱穴が若干違いますね。
実物ハンドガード上部からの写真です。
同じくSTAR/ARESです。
実物ハンドガードの方にはなにやらフタを閉めた時にズレないためでしょうか、突起が入る穴があります。
それにやっぱり開口部が実物よりSTAR/ARESは広くて全体的に大きいです。
一応、自分で加工したグレネードランチャーを自分で再確認する意味を込めての今回の記事でした。
次回はフタの部分とロックの部分の製作に入ります。
2016年03月15日
L85A2 UGL 製作記 その6
ずいぶん時間が空いてしまいました(^_^;
これからは子供の行事が目白押しで目が回りそうです(;´Д`)
さて、前回はグレネードランチャーの後端部分
がなんとか一応形になりましたので、同時に進めていたガスブロックの固定部分を作っていきました………………………
そしてこうなりました!
ほんとーに、すいません適当です(°°;)
いろいろ考えたんですよ、アルミの板をガスブロックに挟み込んで穴を開けて………
いやいやアルミブロックを削りだして……………
そんな時にねチラッと見えたんです。
アイツがね………
な・の・で
使っちゃいました!いつもお世話になっている金属用パテをエイヤ!
いや、一番負荷がかかりそうな部分にこれはまずいだろう…………………………………………(;´Д`)
夜中に作業時間しているので頭が8割寝ています、もう考える余裕もありません。(-_-)zzz
とにかく付けば良いやヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
強度は後で考えよう(・ω・)
ここまでできましたので一度取り付けて見ます。
G&G L85のバレルとできるだけ平行になっているか確認しつつグレネードランチャーを装着!
うん、なんとか形になりました、後は周辺のアクセサリー関係とガスピストンのフタの製作にかかります。(^_^;
2016年03月07日
L85A2 UGL 製作記 その5
前回の記事から少し間が空きました(^_^;)
なかなか製作の時間がとれなくて滞りぎみです。
でも家族の用事をしていて時間がなくなってしまっているのでそれはそれでしょうがないです。
少しでも趣味に時間をもらっている自分はまだ幸せな方で、乳飲み子を抱えた嫁は趣味はおろか睡眠時間さえまともにとっていない状況です、それでも製作の時間をつくってあげたいと言ってくれる嫁に感謝感謝です(o_ _)o
本題に入ります。(^_^;)
前回なんとかフレームとバレルの延長が終わりましたので次はG&GのL85A2に装着出来るように考えます。
実物のL85A2UGLの取り付け方法は見たことも無いのでSTAR/ARESのグレネードランチャーやKafu'様の記事等を参考に作業を進めていきたいと思います。
まずは確認作業です。
STAR/ARESのグレネードランチャーやその他の写真を見ても固定方法としてはガスブロックにあるハンドガード取り付け用ホール、フレームとハンドガードの付け根部分で固定されていると考えて間違いなさそうです。
後はどうやってその位置で固定出来るか? そして新たに造形しなくてはならない部分を再確認します。
Kafu'様のブログを読まれた方ならご存じかと思いますが、実物の写真ではグレネードランチャーの下側・後端部分が下から上に向かって斜めになっています。この部分は新たに作る必要があります。
Kafu'様のブログの写真をよく見るとグレネードランチャーのカバーの奥に見えるフレーム部分から斜めになっている後端部分はキレイに一体型となっています。それから考えるにグレネードランチャーをフレーム側へ引っかける部分の補強のための肉盛りなのかなぁと思います。
て言うかそう勝手に判断しまして形を作ります。
まずはマイクロフライスで加工しただけのグレネードランチャーの後端部分です。
長さは短く形状も全然違います。
とりあえず延長したフレームに実物グレネードカバーを取付ないとハッキリとした位置がでないので固定するための加工をします。
前後左右に計4箇所のカバー固定用と思われる穴があるので、これを使ってフレームに取り付けます。
まずフレーム上部のビス穴がくる位置にL型のアルミを取り付けてネジ山を切ります。
作業中の写真を取り忘れていますので、塗装してあったり無かったり、汚くてすいません(>_<)
そして仮のビスで固定します。
ガスブロックにボルトを通して仮で固定した上で後端部分のサイズを決定します。
これで後端部分を何ミリ延長するか決めます。
そして出来ました!(・ω・)
いや本当は3回~4回ほど作り直ししています
σ(^◇^;)
形を出すのにホームセンターで売っていた粘土状の金属用パテを使いました、粘土状なので立体の物を作りやすくまた硬化が早いので重宝します。
しかしいざ作業を開始すると、形が悪かったり、ズレていたりして結局作り直しする事に…………。
(;´Д`)
疲れました。
続く………
なかなか製作の時間がとれなくて滞りぎみです。
でも家族の用事をしていて時間がなくなってしまっているのでそれはそれでしょうがないです。
少しでも趣味に時間をもらっている自分はまだ幸せな方で、乳飲み子を抱えた嫁は趣味はおろか睡眠時間さえまともにとっていない状況です、それでも製作の時間をつくってあげたいと言ってくれる嫁に感謝感謝です(o_ _)o
本題に入ります。(^_^;)
前回なんとかフレームとバレルの延長が終わりましたので次はG&GのL85A2に装着出来るように考えます。
実物のL85A2UGLの取り付け方法は見たことも無いのでSTAR/ARESのグレネードランチャーやKafu'様の記事等を参考に作業を進めていきたいと思います。
まずは確認作業です。
STAR/ARESのグレネードランチャーやその他の写真を見ても固定方法としてはガスブロックにあるハンドガード取り付け用ホール、フレームとハンドガードの付け根部分で固定されていると考えて間違いなさそうです。
後はどうやってその位置で固定出来るか? そして新たに造形しなくてはならない部分を再確認します。
Kafu'様のブログを読まれた方ならご存じかと思いますが、実物の写真ではグレネードランチャーの下側・後端部分が下から上に向かって斜めになっています。この部分は新たに作る必要があります。
Kafu'様のブログの写真をよく見るとグレネードランチャーのカバーの奥に見えるフレーム部分から斜めになっている後端部分はキレイに一体型となっています。それから考えるにグレネードランチャーをフレーム側へ引っかける部分の補強のための肉盛りなのかなぁと思います。
て言うかそう勝手に判断しまして形を作ります。
まずはマイクロフライスで加工しただけのグレネードランチャーの後端部分です。
長さは短く形状も全然違います。
とりあえず延長したフレームに実物グレネードカバーを取付ないとハッキリとした位置がでないので固定するための加工をします。
前後左右に計4箇所のカバー固定用と思われる穴があるので、これを使ってフレームに取り付けます。
まずフレーム上部のビス穴がくる位置にL型のアルミを取り付けてネジ山を切ります。
作業中の写真を取り忘れていますので、塗装してあったり無かったり、汚くてすいません(>_<)
そして仮のビスで固定します。
ガスブロックにボルトを通して仮で固定した上で後端部分のサイズを決定します。
これで後端部分を何ミリ延長するか決めます。
そして出来ました!(・ω・)
いや本当は3回~4回ほど作り直ししています
σ(^◇^;)
形を出すのにホームセンターで売っていた粘土状の金属用パテを使いました、粘土状なので立体の物を作りやすくまた硬化が早いので重宝します。
しかしいざ作業を開始すると、形が悪かったり、ズレていたりして結局作り直しする事に…………。
(;´Д`)
疲れました。
続く………
2016年03月02日
L85A2 UGL 製作記 その4
グレネードランチャーの延長加工をして、どれぐらい長くなったかをノーマルの物と比較します。
仮でサフェーサーを吹いてあります。
だいたい中央部分で約42ミリ、ほど延長しました。
さて前回予告していましたバレルの延長加工です。
モスカートを使用するタイプなら単にバレルを延長すれば良いのですが、東京マルイのM320は構造上インナーバレルが入っているので少しでも寸法を間違えると気密が取れなくなりガス漏れが発生してしまいます。
ただでさえ貧弱な飛距離がさらに悪化したり発射不能なんて事に………
一応CADで寸法をとって確認はしていますが、悲しい事に旋盤を持っていないのでどうする事も出来ないと判断、どこか知り合いのところにでも外注しようと考えたのですが……………………
しかーし!今回のバレル延長加工、実は2箇所必要なのです!
L85A2UGLやG36グレネードランチャーと比べるとM320は中央部分の短縮だけではなく先端部分まで短縮してあります( ̄。 ̄;)
kafu'様ブログより。L85 UGLです。
拾い物のM320画像です。
先端部分がL85UGLより短いです。
バレルの中央だけでなく先端部分も延長してなおかつインナーバレルの位置を適切な位置へ…………
トイガン知らない方に説明しても理解していただけるかどうか…………
そこで以前にトレポンバレルの製作でお世話になったナギサプロジェクトさんへメールにて御相談させていただきました。
ナギサプロジェクトさんのブログです。http://nagisap.blog17.fc2.com
2~3回のメールでのやりとり後にバレルと延長加工したフレームと、ヤフオクで予備の為に手に入れたノーマルのM320を同封して発送。
で出来上がったのがこの状態です!
またナギサプロジェクトさんのブログでは2015/11/13に記載していただいております。
しかしさすがですね(≧▽≦)良い仕事されます!
実は今回の依頼でもう一つお願いしました。それは………
こいつです! 実物HKグレネードバレルのフタ!
これもヤフオクで手に入れたのですが、マルイのM320に取り付けてビックリ、すっかすかです
(ノ▽`)アチャー
今回どうせ延長するならカバーをちゃんと装着出来るようにしたいのでそれもナギサプロジェクトさんへお願いしました。
しっかり装着出来ました(≧▽≦)ありがとうございます!さすがです!
これでグレネードランチャーのフレームとバレルの延長加工が出来ました、後はどうやってL85A2と合体するか、それと周辺のアクセサリー達、グレネードサイト・オプションレール・右側プレッシャースイッチの台・実物グレネードカバーの上部フタ・そのフタのロック……………いつ完成するやら( ̄。 ̄;)
仮でサフェーサーを吹いてあります。
だいたい中央部分で約42ミリ、ほど延長しました。
さて前回予告していましたバレルの延長加工です。
モスカートを使用するタイプなら単にバレルを延長すれば良いのですが、東京マルイのM320は構造上インナーバレルが入っているので少しでも寸法を間違えると気密が取れなくなりガス漏れが発生してしまいます。
ただでさえ貧弱な飛距離がさらに悪化したり発射不能なんて事に………
一応CADで寸法をとって確認はしていますが、悲しい事に旋盤を持っていないのでどうする事も出来ないと判断、どこか知り合いのところにでも外注しようと考えたのですが……………………
しかーし!今回のバレル延長加工、実は2箇所必要なのです!
L85A2UGLやG36グレネードランチャーと比べるとM320は中央部分の短縮だけではなく先端部分まで短縮してあります( ̄。 ̄;)
kafu'様ブログより。L85 UGLです。
拾い物のM320画像です。
先端部分がL85UGLより短いです。
バレルの中央だけでなく先端部分も延長してなおかつインナーバレルの位置を適切な位置へ…………
トイガン知らない方に説明しても理解していただけるかどうか…………
そこで以前にトレポンバレルの製作でお世話になったナギサプロジェクトさんへメールにて御相談させていただきました。
ナギサプロジェクトさんのブログです。http://nagisap.blog17.fc2.com
2~3回のメールでのやりとり後にバレルと延長加工したフレームと、ヤフオクで予備の為に手に入れたノーマルのM320を同封して発送。
で出来上がったのがこの状態です!
またナギサプロジェクトさんのブログでは2015/11/13に記載していただいております。
しかしさすがですね(≧▽≦)良い仕事されます!
実は今回の依頼でもう一つお願いしました。それは………
こいつです! 実物HKグレネードバレルのフタ!
これもヤフオクで手に入れたのですが、マルイのM320に取り付けてビックリ、すっかすかです
(ノ▽`)アチャー
今回どうせ延長するならカバーをちゃんと装着出来るようにしたいのでそれもナギサプロジェクトさんへお願いしました。
しっかり装着出来ました(≧▽≦)ありがとうございます!さすがです!
これでグレネードランチャーのフレームとバレルの延長加工が出来ました、後はどうやってL85A2と合体するか、それと周辺のアクセサリー達、グレネードサイト・オプションレール・右側プレッシャースイッチの台・実物グレネードカバーの上部フタ・そのフタのロック……………いつ完成するやら( ̄。 ̄;)